ある意味”怪我の功名”で、ゆったりと楽しめた2020年8月のくしろ湿原ノロッコ号

4.5
旅行時期：2020/08（約5年前）

釧路クチコミ：55件

2020年8月、今回は久し振りに、夏の湿原ノロッコ号に往復乗車してみました。2020年は釧路湿原のラムサール条約登録40周年記念の年でもあり、実はこの年最初の運行日だった7月18日には、この日限定のちょっと変わったデザインの乗車証明書が配られたそうで、本当はこれにも乗りに行きたかったのですが、行くことが出来なかった分のリベンジの意味合いで、混雑を覚悟で翌月のノロッコに乗車してみたのですが…。

この時期は、まだまだコロナ禍が全国的に続いている中（北海道は少し落ち着いていた時期）で、勿論、ここ近年の主役であった外国人観光客の姿は全く見られず、自由席もいつもなら立ち客が出るのが当たり前のシーズンだったのですが、皆さん座られてゆったりと過ごすことが出来る程の乗客数でした。

私は釧路から塘路まで、ノロッコ２号とノロッコ１号で往復乗車しましたが、札幌方面からのおおぞら1号が接続する前者に関しては、やはりお客さんは多くて、指定席はほぼ満席（勿論、この年はソーシャルディスタンス確保のため、指定席数も少なくしての販売）でしたが、後者に関しては、意外と往復乗車される方は少ないようで、一応指定席を取っていたのですが、かなりゆったりと過ごすことが出来ました。

因みに、私は更に、後続のノロッコ４号へも今度は自由席利用で乗車したのですが、この列車に関してはまた満席状態で、自由席もかなり混雑していました。

私の乗車体験を踏まえると、どちらかといえばこの観光列車は、釧路→塘路は混み合う傾向がありますので、空いている状態で楽しみたい方には、塘路→釧路間での利用をお勧めしたいです。因みに、2020年に関しては、乗車証明書のデザインが上りと下りとで異なっていますので、両方欲しい方は、双方の向きでそれぞれ乗車されることをお勧め致します。