涙・涙の最終運行…
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- 旅行時期:2020/04(約6年前)
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by ケロケロマニアさん(男性)
札幌 クチコミ:1062件
今回は、80余年にわたる札沼線の最後の雄姿を見ようと、コロナ禍の緊急事態宣言が発令される中で、控えめにラストランの風景に立ち会わせて頂きました。
実は当初のラストラン予定は令和2年の5月6日だったのですが、それが新型コロナウイルス感染拡大を受けて一旦は4月24日に前倒しになり、更に、既に7都府県に発令されていた緊急事態宣言が北海道にも拡大されたことを受けて、4月16日の夜、突然に翌日を以ての運行休止が発表されるに到りました。
こうした急展開だったために、多くの鉄道ファンの方々はラストランに立ち会うことが出来なかったかと思われ、最終運行時には勿論沢山の人が詰めかけていましたが、全体的に見ると駅前スペースの人混みも割とゆとりがあり、記念切符購入や最終列車運行前の行列等を除くと、混雑は思ったほどではないかな、という感じでした。
出発数分前には、沢山の報道陣に囲まれながら、新十津川町長がご挨拶され、色々な思いをお話しされていましたが、やはり急に決まってしまった最終運行に対しては、少々やるせない思いがあるような口調に感じられました。
そして、地元の方が用意した「蛍の光」のBGMに乗せて最終列車が出発。私はこの時点でどっと涙が溢れてきて、最後は左手で動画を、右手で思いっきり車内の方々に手を振って、最後の瞬間を見送らせて頂きました。
本当は最後も少しだけでも乗車しようかな、とも思ったのですが、やはりご時世的に混雑した列車内に乗り込むことは憚られたので、最終列車に関しては、お見送りという立場で終わりましたが、これまでに何度も乗車してきた札沼線が、このような形で幕を閉じてしまうことに、改めて寂しさばかりが募った一日となりました。
- 施設の満足度
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5.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 乗り場へのアクセス:
- 5.0
- 車窓:
- 5.0
クチコミ投稿日:2020/04/19
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