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空沼岳

自然・景勝地

空沼岳 施設情報・クチコミに戻る

GPSロガーアプリを使ってスノーシューで自由自在♪

  • 4.0
  • 旅行時期:2020/03(約6年前)
しそまきりんごさん

by しそまきりんごさん(男性)

厚別・豊平・真駒内 クチコミ:281件

札幌近郊にある札幌市民にお馴染みの山で、中腹に万計沼、真簾沼などの美しい沼をたたえる標高1251mの登山に手頃な山です。
冬は深雪に覆われ、夏とは全く異なる一面銀世界の美しい光景が待っています。
特に、樹氷が日に輝く様子は最高で、恵庭岳、支笏湖、樽前山、羊蹄山、朝里岳など道央の山並みを一望する景色と相まって、素晴らしい光景が広がっています。

札幌近郊だけに、車でアクセスしやすく、公共交通機関でも地下鉄南北線真駒内駅から終点の空沼二股までバスが出ています(夏場は2km弱ほど延長して空沼登山口まで)。
冬は深雪に包まれますが、夏に来ていたり、事前に地形図を読み込んだりしていれば、踏み跡もはっきりしていて、迷うことはないでしょう。
特に、登山口から万計小屋のある万計沼までは、よく踏み固められていて、訪れた3月の時点では、スノーシューを着けなくてもツボ足で十分に歩くことができました。
なお、夏は足元が比較的濡れやすい沢沿いの道という印象がありますが、冬道は沢から少し距離をとっていて、特に万計沼に出る直前の、あの、沢沿いの森の中から一挙に景色が広がる感動的なポイントは高巻きして迂回してしまうので、通ることはありません。

万計小屋から先は、やや雪が深くなり、スノーシューが必要でした。
なお、万計小屋から先は、真簾沼からそれて、山頂へとショートカットするなど、冬場は登山者の裁量で、めいめいが夏道とは異なるコースをとるようになります。
山頂は見えているので、切れ落ちた北側の斜面を避けるように、西側もしくは南側の程よいところから上がるとよいでしょう。
また、踏み跡を見失ったとしても、スマホにGPS地図アプリを入れておいて、あらかじめ等高線入りの地図をダウンロードしておけば、電波の届かないオフライン環境でもGPSで現在位置を等高線の地図上に示せば、10数メートル単位で正確な自分の位置を把握することができます。
雪崩の危険性もあるので、斜度のきつい場所は避けましたが、多少の斜度であれば、夏場では考えられないような場所を力押しで自由自在に歩くことができました。
ただし、頂上付近の山稜には雪庇ができていたので、踏みぬいて雪崩の藻屑にならないためには、空中を歩いていることにならないよう、木の枝が見える、雪庇の端から距離をとった位置取りを心がけましょう。
さすがに吹雪いて視界がなくなると不安になるので、美しい景色も見えなくなることから、訪れるなら天気の良い日がおススメです。
GPS地図に更に自分の軌跡が残せるロガーの付いたアプリであれば、復路においても自信をもって寄り道ができたり、後に旅の記録として残せたりするなど、心強い山行の味方となります。

施設の満足度

4.0

利用した際の同行者:
一人旅
アクセス:
2.0
景観:
4.5
人混みの少なさ:
4.5
バリアフリー:
1.0

クチコミ投稿日:2020/04/05

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