開拓時代の生活が垣間見れます ~ 琴似屯田兵村兵屋跡
- 3.5
- 旅行時期:2019/12(約5年前)
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by 機乗の空論さん(男性)
琴似・発寒中央 クチコミ:9件
地下鉄・琴似駅から徒歩で直ぐ裏通り沿いにひっそりと佇む簡素な造りの木造家屋は「琴似屯田兵村兵屋跡」といって、明治7年に札幌に初めて屯田兵がここ琴似村に開墾入植に入った際に建てられた住居で208戸だそうです。
この兵屋は入植時の第133番兵屋が建っていた同じ場所に昭和47年に修理・修原されたもの。
外観からして板張り柾葺き屋根に煙抜きが付いた平屋建ての簡素な小屋に近い住居で、中は土間・囲炉裏・縁の無い畳敷きの和室2間・雨戸など道内の住居には見られない様式であり、トイレなどは戸外に設けられてます。
一般の入植者達(農業や酪農など)とは比べ物にはならないほど上等な造りの家屋で、屯田兵の身分やその業務によるものだったようです(屯田兵は警備と開拓にあたる兵士で部隊である)。
館内は自由に室内へ上がれるので、深々と冷える中で佇みながら明治の開拓期の厳しさを垣間見るのも如何でしょうか?…。
隙間風が入り時には吹雪いて雨戸を叩く音を聞きながら夜を過ごすのは想像以上のものだったと思いますね~。
私の遠縁に当る親戚も明治に旧島津藩から開拓に入植し山を丘を切り開いて農業をし酪農を続けて来ました。今はその孫が受け継ぎしっかりと大地に根を下ろしています。だから、当時の話しは亡くなった爺っちゃんから好く聞いて感嘆したものです。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 地下鉄・琴似駅から直ぐです!
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 誰一人として居ないです~、もっと見学に来て下さい!
- バリアフリー:
- 3.0
- 全く問題ありませんが、室内は靴を脱いで下さい
- 見ごたえ:
- 3.5
- しっかりと忠実に復元されてます
クチコミ投稿日:2020/03/14
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