サムライシルク:明治維新、お侍が刀を鍬に持ち替えて養蚕業を起こす
- 4.5
- 旅行時期:2019/08(約5年前)
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by HAPPINさん(非公開)
羽黒・余目 クチコミ:9件
タクシー観光での羽黒山の帰り道に運転手さんがお勧めの場所があるといって立ち寄ってくれました。
山形県鶴岡市にある日本遺産松ヶ岡開墾場。
明治黎明期の戊辰戦争で敗北した庄内藩士が刀を鍬に持ち替えて、2カ月弱の短期間で期間で約100haもの広大な原生林を開墾。
当時の国の重要な輸出品だった絹産品を養蚕から絹製品までの一貫した生産地として発展させたそうです。
古い建物が残りますが、明治初期(およそ140年前)に建てられたものが多く残っています。その内2番蚕室という建物へ。140年前に建てられた時、取り壊された鶴岡城の屋根瓦を利用したそうです。
1階展示室ではきびそ。蚕が眉を作る時に最初に吐き出す糸「きびそ」についての展示やきびそ製品を販売していました。
2階では西郷どんと菅はん」の展示が行われていて戊辰戦争で敗北した庄内藩に対する寛大な処置によってこの地では西郷隆盛が慕われていることなどしらなかったことが学べてとても興味深く見ることができました。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.5
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 展示内容:
- 5.0
クチコミ投稿日:2020/01/12
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