鎌倉幕府の支えになった神社
- 4.0
- 旅行時期:2019/02(約6年前)
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by norisaさん(非公開)
熱海 クチコミ:7件
伊豆山神社は熱海梅園から5kmほど離れた山の中腹にあります。
この神社は全国各地に点在する伊豆山神社や伊豆神社、走湯神社(そうとうじんじゃ、はしりゆじんじゃ)などの起源となった事実上の総本社格で、1500年もの歴史を持つ神社です。
この手水舎の赤白二龍(せきびゃくにりゅう)はとても珍しいものだそうです。
これが伊豆山神社のシンボルで、赤龍は火の力、白龍は水の力を操る温泉の守護神で、夫婦和合や縁結びの象徴ともされています。
そして、ここは昭和天皇が皇太子時代にも訪れた由緒ある神社です。
しかし、何と言ってもこの神社は鎌倉幕府を開いた源頼朝ゆかりの神社だということです。
この神社の境内には源頼朝と北条政子ゆかりのパワースポットといわれる石があり、ふたりが愛を語らったといわれる「頼朝・政子腰掛け石」がそれです。
確かに源頼朝は平治の乱によって、この伊豆国に流されましたし、北条政子とともにこの伊豆山神社に深い信仰を寄せたのも確かなようです。
しかし、この石が二人が仲良く座ったかどうかは定かではありません(笑)
この神社に頻繁に祈願した源頼朝はやがて平家を滅ぼし鎌倉幕府を打ち立てますが、その後徳川幕府もこの神社を重んじ、武家の聖地としての地位を固めました。
今はひっそりとたたずみますが、武家が誓いを立てるときの起請文には、誓詞証明の社として、この社の名が必ず連ねられているほど権威のある神社でしたーー。
さて、この神社は海抜170mもの高さに位置するため眺望は抜群です。
左手手前には初島、右後方には伊豆大島が浮かぶのが見て取れます。
この神社の階段下には5,6台分の駐車場があります。
また鳥居の左を上ると上にも10台分くらいの駐車場があり、どちらも無料ですが週末や連休は混みあいますので早めの到着が無難です。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- バリアフリー:
- 1.5
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2019/03/01
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