さっぽろ雪まつり

祭り・イベント

2019年、平成最後のさっぽろ雪まつりは第70回の節目でもありました

4.0
旅行時期：2019/02（約5年前）

札幌クチコミ：1058件

北海道一、というか、全国レベルで見ても、冬の最大のイベントといえるさっぽろ雪まつりですので、今更語るまでもないことだと思いますが、今回は2019年2月、平成最後の雪まつりが節目の第70回を迎えることもあって、第60回を迎えた旭川の冬まつりと連続して見物してみることにしました。（尚、さっぽろ雪まつりは三つの会場が設定されていますが、ここでは一番メインの大通会場のことに限って記させて頂きます。）

全体の印象としては、ここ数年でますます商売じみた雰囲気が強まっているなという感じで、遂に今回は、市民雪像を大雪像が並ぶ中心的なエリア（4丁目～7丁目位まで）で一つも見かけることはなく、ますます市民の感情とは裏腹に、”外貨稼ぎ”イベントの色合いが強くなっている風で、まあそりゃこれなら、市民の雪まつりへの足はますます遠のくわな、と、半ば冷めた目で眺めていました。

まあ、大雪像のクオリティに関しては流石に素晴らしいものばかりなので、一見の価値はありましたし、9丁目以西の市民雪像が並ぶエリアに関しては、昔ながらの風情もまだまだ感じられました。しかし、このエリアですら、胡散臭いぼったくり飲食店が増えたなと感じますし、そのうち、市民雪像自体がなくなってしまうのでは、と、寂しい気持ちになったのも事実です。

観光客視点からは、まあ札幌の雪まつりに関しては寒くても逃げ込むことのできる場所が多いですし、お金さえあればすぐに買い食いできるような環境のお祭りは、利便性は高いかと思いますので、是非、”外貨”を沢山落として、北海道経済を援助して下さいますよう、一道民としてお願い申し上げたいと思います。