少しでも節約したい方にお勧めの、長都→新千歳空港の徒歩旅

4.0
旅行時期：2018/06（約8年前）

札幌クチコミ：1062件

沢山のローカル線を絶賛廃止＆廃止検討中の瀕死状態の北の鉄道会社、JR北海道の中では、比較的乗客も多くて安定した需要がある路線といえます。

但し、この沿線でも観光客が利用している駅といえば、基本的には新千歳空港駅（は正確には千歳線の支線扱い（空港線）ですが…）と、南千歳駅位（札幌は正確には千歳線ではありません（白石まで））ですので、飛行機の時間調整などの際には、案外、途中下車されながら旅するのも楽しい路線かなと思います（JR北海道にしては他には類のない本数の多さですし…）。

今回は6月に利用しましたが、この時期は一番日の長い時期でもあり、朝早くから快適にウォーキングも楽しめますし、内地の梅雨のじめじめとした気候とは裏腹に、とても爽やかで歩いていても気持ちが良いです。

私は結構この時期に当たり前のように利用していますが、お勧めなのは、千歳市街地の北西寄りにあるJR長都駅から、千歳駅前、南千歳駅前を経由して空港まで歩く、というルートで、一本道なので迷うこともなく、距離としてもトータルで10キロはない位の距離なので、途中のお店などで休憩しながら歩いても、3時間程度では十分に歩ける距離です。

しかも、お財布重視の方にお勧めなのはその運賃。札幌から新千歳空港まで、JRで直行してしまうと、加算区間の空港支線も含めて1070円もかかってしまいますが、長都までなら740円で済みますので、約10キロのウォーキングで健康づくりを楽しめる上に、お財布的にも330円も安くなります。因みに、札幌から千歳までだと840円ですが、これは南千歳までの運賃と同じなので、個人的には、千歳で降りるなら、同じ運賃でより長距離の南千歳まで行かれること、或は100円安くするために長都で降りていかれることをお勧めしたいと思います。（まあ、１８きっぷや北海道東日本パス利用時だと、こうした全てのことを考える必要がありませんので、6月ならではの楽しみ方、ともいえるでしょう。）