不便になっただけでなく、北海道と北東北の人の移動を妨害する存在。ボイコットしましょう

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旅行時期：2017/02（約9年前）

by OE-343さん（非公開）

七飯・江差クチコミ：2件

不便になっただけでなく、北海道と北東北の人の移動を妨害する存在。ボイコットしましょう。最近、東洋経済に記事が載っていました。http://toyokeizai.net/articles/-/162036 この記事では、「新幹線とフェリーの棲み分け」がタイトルに書かれています。値段で分けられるとこの記事の著者は考えているようですが、実はそうではありません。車で行く人とそうでない人で分けられるのです。フェリーの青森側に行くバスはねぶたん号しかありませんから、使える時間は限られています。つまり、それに車を載せる人か、あるいは青森港まで車で行ける人が主なフェリーの客になるわけです。そして、今まで往復6,000円で乗っていた人に、片道6,000円払えと言う新幹線は、きっと誰も受け入れないでしょう。以前この区間に高速フェリーが運転されていた頃、地元のメディアは大騒ぎして、あたかもトンネルなど存在しないかのように高速フェリーを持ち上げていました。しかしながら、片道5,000円と言う高い運賃から、人だけで乗る人は往復5500円(当時、企画乗車券)の列車に、車を載せる人はもっと安く運べる普通フェリーに回って高速フェリーは失敗しました。それと同じような状況になる可能性が高いのがこの新幹線なのです。そして当時と違って 6,000円で往復できる列車もありません。代わりがないのです。つまり、どうなるかと言うと、今まで非常に強い結びつきのあった北東北ー北海道、青森函館間の人の移動自体が、減っていくと言うことになるのです。函館からだったら、青森よりだったら札幌の方が良いでしょう。青森だって、今までは函館との関係は非常に強かったのですが、最近は「東北地方」などで物事を括ることが増えたことから、仙台に行く人が急にここ10年位で増えています。その傾向がさらに促進され、青森函館間の人の移動自体が減っていくのではと私は危惧します。やはり、新幹線はこの区間においては無駄なのです。青森函館間が往復6,000円に戻り、急行はまなすと寝台特急北斗星が復活するまで、皆さん、ボイコットし続けましょう。