戦跡のありかたを考えさせられる
- 5.0
- 旅行時期:2016/09(約9年前)
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by 琉球熱さん(男性)
知念・玉城・八重瀬 クチコミ:16件
ヌヌマチガマは、第24師団山部隊の第1野戦病院として使われていた壕で、小高い丘を貫通するような造りで反対側の壕口はガラビ壕と呼ばれています。
白梅学徒隊が勤務していたことでも知られ、入口には「白梅学徒看護隊之壕」という石碑が残っています。
この戦跡が象徴的なのは、戦跡のあり方、戦跡の「今」を図らずも体現してしまった形になっていることでしょう。
従来、地元団体が平和学習のガイドを務めつつ、維持管理をしてきたのですが、自治体(八重瀬町)が整備に乗り出したタイミングで、指定管理者を決めたことに端を発します。
現在の管理者は北海道の業者で、ここの許可を得ないと入壕できません。無論有料で、かつ個人では申込みできません。
これまで活動してきた地元団体が反発したのは当然、それ以降、町と地元団体が対立しています。
せっかく貴重な戦跡が、このような形でいわくつきになってしまうことは非常に残念です。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- その他
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2016/10/06
いいね!:3票
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