美術作品としての歴史を考えた場合、誤解されている側面もあります
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- 旅行時期:2016/09(約9年前)
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by ケロケロマニアさん(男性)
札幌 クチコミ:1062件
北大のメインストリート南側にある、言わずと知れた観光地の一つですが、この像を美術作品として見た場合、作者に関する誤解があった、ということが意外と知られていないように感じます。実際には、田嶼碩朗という彫刻家が製作していて、実は大通の聖恩碑等も製作したことで知られているのですが、製作されたのは1926年、ということで、1943年の戦時下に貴金属回収令に基づいて撤収されてしまった、という悲しい歴史を有しています。
戦後に、札幌の教会に保存されていた田嶼氏の石膏原型を用いて再鋳造されたのが現在の像ですが、この際に監修した別の彫刻家が、この像の作者のように伝わっていた側面があって、作者に関してあまり大々的に公表されていない、という時代が続いていた訳です。
像の裏側には田嶼氏の刻銘が見られますので、こちらを是非確認して、真の作者に思いを馳せて頂くと、像も喜んでくれるかなと思います。
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4.0
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- 一人旅
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- 人混みの少なさ:
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- バリアフリー:
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- 見ごたえ:
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クチコミ投稿日:2016/09/29
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