江戸時代の蝦夷地との交易場所の遺構です。よく整備されていますが穴場の観光地
- 4.5
- 旅行時期:2016/08(約8年前)
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by Flocons-de-neigeさん(男性)
余市 クチコミ:4件
松前藩が蝦夷地のアイヌとの交易のために設置した運上屋の遺構です。運上屋としては現存する唯一のもので正確な建設時期は不明ですが、明治以降は倉庫や番屋、民家として利用されていて、昭和40年に余市町に寄贈され江戸時代末期当時の図面を参考にして運上屋当時に復元されたものです。内部の展示など大変よく整備されています。5月から11月ころまで、土日祝日はボランティアの方が内部のガイドをしてくれます。訪れる観光客も少ないのですが、北海道では明治以前の建築物は貴重でアイヌとの交易の歴史などもよくわかるのでお勧めです。車は建物の前に路駐可能です。専用の駐車場を設けるほど人が来ないのかもしれませんが。
本土の様式で建てられているため風通しのよい建物で夏は海からの風が気持ち良く吹き抜けますが、この建物ではとても冬の寒さには耐えられないようで、運上屋は冬の間は閉鎖されていたそうです。
- 施設の満足度
-
4.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- バリアフリー:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2016/09/01
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