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六角獄舎跡 (三条新地牢屋敷)

名所・史跡

六角獄舎跡 (三条新地牢屋敷) 施設情報・クチコミに戻る

牢獄跡と日本初の遺体解剖の地

  • 3.5
  • 旅行時期:2015/05(約11年前)
はまちゃんさん

by はまちゃんさん(男性)

二条・烏丸・河原町 クチコミ:144件

「六角獄舎跡」は、阪急電車の大宮駅から北へ歩いて10分足らず、武信稲荷神社の南側の財団法人盟親(更生保護施設)の正門付近にその石碑があります。一見、マンションの入り口の様で、わかりにくいですが、施設入り口の外側の左手に「勤王志士平野國臣外十数名終焉之地」と、「日本近代医学発祥之地」の小さな石碑が立ち、正門を入って直ぐ左手に「殉難勤王志士忠霊塔」と「山脇東洋観臓之地」の大きな石碑が二つ並んでいるので、よく見たら判ると思います。

六角獄舎は平安時代に建設された左獄・右獄を前身とする京都の牢獄のことで、獄舎が元治元年(1864年)蛤御門の変で火勢に見舞われた祭に、獄舎に囚われていた志士・平野國臣らが幕吏に殺害されたことを示す石碑が立っています。
また、ここは宝永4年(1707年)年に、医師・山脇東洋によって死刑囚を使った日本初の遺体解剖が行われたところで、石碑には東洋の行った解剖の意義などが記されています。

石碑があるだけの地味なところですが、奥深い京都の歴史を一つ知るいい機会になりました。すぐ近くに鎮座される武信稲荷神社もあわせて観て周られればよいでしょう。

施設の満足度

3.5

利用した際の同行者:
一人旅
アクセス:
3.0
人混みの少なさ:
5.0
見ごたえ:
3.5

クチコミ投稿日:2015/07/08

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