東大寺の大仏から名づけた関西鉄道大仏線遺構
- 3.5
- 旅行時期:2012/05(約14年前)
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by さすらいおじさんさん(男性)
木津・加茂 クチコミ:30件
関西鉄道大仏線(だいぶつせん)は、かつて関西鉄道の一部、加茂 - 大仏 - 奈良間の通称で大仏鉄道とも呼ばれていた。大仏線(だいぶつせん)は東大寺の大仏から名づけたとのことで1898年に加茂 -大仏間8.8キロが開業 し1899年に大仏 - 奈良間1.1キロ、全長9.9キロが開業しているが親しみやすい鉄道名をつけたものだ。 だが関西鉄道の奈良駅乗り入れで大仏駅の乗降客が奈良駅に多く移ったこと、加茂 - 大仏 - 奈良間の路線は急勾配区間があり、、明治時代の小さな蒸気機関車にとって運転は相当な困難を極め、イギリス(ナ スミス・ウイルソン社)製の新鋭機関車をもってもけん引きギリギリで石炭の消費量も多かったそうだ。そんな事情で加茂 - 大仏 -奈良間の路線は開業からわずか9年余り、1907年に廃止し、加茂 - 木津間に新線を建設して木津 -奈良間を本線に組み込んだそうだ。関西鉄道大仏線(だいぶつせん)は100年以上前に廃止されたが、加茂には田園の中に廃線の遺構が現在も残っている。
- 施設の満足度
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3.5
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2013/04/02
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