JR二条駅から市バスで行ける映画発祥地・西陣千本
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- 旅行時期:2010/05(約16年前)
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by さすらいおじさんさん(男性)
二条・烏丸・河原町 クチコミ:96件
西陣千本周辺はかつては「東の河原町、西の千本」と呼ばれた西陣の一大歓楽街で、映画館や芝居小屋が軒を連ねていた。映画発祥地・西陣千本へはJR二条駅から市バス6・46・55・201・206系統で千本中立売バス停で下車するとバス停前一帯が映画発祥地だ。
千本座は「日本映画の父」牧野省三(まきの しょうぞう1878−1929年)が明治期から開いていた芝居小屋で、のちに映画館となった。千本中立売のバス停には映画発祥地・西陣千本の紹介の写真が掲示されていた。
西陣千本周辺は浅田次郎原作の短編小説『オリヲン座からの招待状』の舞台になった。昭和30年代の京都・西陣で映画館を守り続けた男と女の純愛の物語で2007年には三枝健起監督、宮沢りえと加瀬亮主演で映画化されている。
二条城西南櫓の下には二条城撮影所の跡を示す碑がある。1910年横田永之助((よこたえいのすけ1872−1943年)の横田商会により京都初の撮影所が開設され2年間使用された。この地で日本映画の父と言われる牧野省三(まきの しょうぞう1878−1929年)が尾上松之助(おのえ まつのすけ1875−1926年)とコンビを組み,最初の作品「忠臣蔵」を撮影した。日本映画のファンにとっては忘れられない場所だ。
- 施設の満足度
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3.5
- 施設の快適度:
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- バリアフリー:
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クチコミ投稿日:2012/02/12
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