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龍が生きるための大切な「水飲み場」だった神泉苑

  • 4.0
  • 旅行時期:2010/05(約14年前)
さすらいおじさんさん

by さすらいおじさんさん(男性)

二条・烏丸・河原町 クチコミ:96件

神泉苑(しんせんえん)は、東寺真言宗の寺院で二条城の南にあり794年風水に基いて築かれた平安京の大内裏に接して造営された禁苑(天皇のための庭園)だった。
雨を呼ぶ龍の伝説が残っている神泉苑は「御池(おいけ)通り」の名前の由来の地とされ、桓武天皇お気に入りの庭だったとされる。
風水によると山脈からのエネルギー「気」は、平安京を目指して「龍穴:りゅうけつ」に向かい、この軸線に神泉苑が配置され「龍口水:りゅうこうすい」と呼ぶ水が湧き出ていた。龍が活動するには水を飲む所が必要で、なくなれば龍は逃げ「気」はなくなってしまうそうだ。神泉苑は龍が生きるための大切な「水飲み場」だったわけだ。
863年には都に疫病が流行り、神泉苑で御霊会が行われた。869年には神泉苑の南端に鉾を立てて祇園社から神輿を出し、現在の祇園祭の元になったと言われている。
また、伝承では源義経(みなもと の よしつね1159−1189年)と静御前(しずかごぜん、生没年不詳)が出会った場と言われる。
現在は京都の歴史遺産の中ではあまり目立たないが794年の平安京遷都の際から神泉苑は龍によって都の「気」を保つ龍口水が湧き出す重要な役割を持った庭園だった。
日本の旅 関西を歩く 京都、風水で築かれた平安京の龍の「水飲み場」だった神泉苑:http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10481026/
神泉苑---http://www.shinsenen.org/access.html

(写真は神泉苑の光景)

施設の満足度

4.0

利用した際の同行者:
家族旅行
アクセス:
3.5
阪急四条大宮駅より徒歩10分 ・JR二条駅より徒歩10分 ・JR京都駅→地下鉄→地下鉄東西線「二条城前駅」下車徒歩2分
人混みの少なさ:
3.5
バリアフリー:
2.5
見ごたえ:
4.0

クチコミ投稿日:2010/12/22

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