旧円覚寺放生橋

円覚寺は戦災で木造建築は全て焼失してしまいましたが、被害を受けながらも唯一残されたのがこちらの放生橋です。15世紀末、室町...  続きを読む時代末の頃の築造ですので、非常に貴重な橋で、現在でも重要文化財（戦前は他の木造建築と併せて国宝扱い）となっています。

門が閉ざされているので、正面の近距離からは門の隙間から覗くと、縦長の欄干部分しか望めませんが、向かって右手の少し獣道のようになっている踏み跡を辿って高台に出ると、橋の様子が横から眺められるようになっています。

カメラのズーム機能などを使って、この橋の装飾部分などをより注目されると、当時の装飾技術の高さに目を奪われるほど、素晴らしい作品となっていますので、是非細部に注目してご覧になってみて下さい。  閉じる

投稿日:2023/12/22

首里城の北側にかつては円覚寺がありました。鎌倉の円覚寺を模した寺院で、かつては国宝にもなっている仏殿があったのですが、沖縄...  続きを読む戦で焼失してしまいました。その沖縄戦の被害を免れて現在も残っているのが、こちらの放生橋です。
日本の時代区分で言うと室町時代に造られた石橋で、現在は国の重要文化財にも指定されています。
円覚寺跡の敷地内、門のすぐ先にあります。ただ、門は閉ざされているので近づくことはできず、その門の隙間から見ることができました。また、石垣の横のほうへとまわると、少し離れますが、橋の全体を見ることもできました。
国の重要文化財という貴重なものですが、あまりアピールはされておらず、穴場のようになっている見どころでした。  閉じる

投稿日:2024/03/06

首里城へ向かう途中、県立芸術大学とその先の旧円覚寺総門があります。総門脇奥へ行くと円覚寺境内中央に架けられた池と石橋を見る...  続きを読むことができます。正面からは入れず、脇道は足元が悪いですが何とか見えます。橋は、琉球石灰岩や輝緑岩（玄武岩に緑がかったようなもの）でできているそうです。  閉じる

投稿日:2023/05/18

琉球王家の尚真王が鎌倉の円覚寺を模して1494年に建立した円覚寺は王家の菩提寺でしたが沖縄戦によりすべて焼失してしまい、方...  続きを読む生橋も損壊を受けたものの修復されていますが閉ざされたままの総門の内側にあるため、横から覗きこんで遠目にしか見ることができません。
当然この距離からは見ることができませんでしたが親柱の柱頭には沖縄の石材彫刻の最高傑作といわれていている蓮座の上に子づれの獅子の彫刻があるそうです。  閉じる

投稿日:2023/04/03