2022年7月、夫婦二人で沖永良部島でケイビング(鍾乳洞探検)を愉しんできました。
ケイビングガイドを依頼したのは沖永...
続きを読む良部ケイビング協会で、リムストーンケイブ、大蛇洞、水連洞、銀水洞を4日間でケイビングし、ガイドは濱本さんでした。
ガイド協会さんではケイビング時での写真を撮ってくださるということで、本当にたくさんの写真、そして動画も撮っていただき、記憶と共に素晴らしい思い出となりました。
7月のケイビングで、申し込んだのは2月末。
夏は混み合うと聞いていたので早めに申し込み、無事に希望の日程と時間枠で予約が取れました。
今回のケイビングでの一番の目的は銀水洞でしたが、銀水洞狙いの場合は島を訪れる時期に注意が必要です。
雨量の少ない年は地下水が少なくなり銀水洞へのルートが危険となるため、銀水洞へのケイビングは中止となります。
2022年も3月から6月末まで銀水洞ケイビングは中止されていて6月末の調査の結果、水量回復が確認され再開となりました。
ケイビングは4洞全てお勧めですが、個人的には足のつかないプールが連続する水連洞が一番難易度が高く感じました。
それぞれの洞窟の特徴を挙げておきます。
・リムストーンケイブ:初心者向けで、ストローからカーテンまでのいろんな鍾乳石を楽しめる。小学生連れのファミリー旅にお勧め。リムプールも中には入れるし、ケイビングのダイジェスト版洞窟的な感じ。簡単すぎる感もある。
・大蛇洞:蛇の体内を歩くような細いルートと天井からぶら下がる鋭い鍾乳石は絶景。腰をかがめる体制も多く、体を駆使する。
・水連洞:足がつかないプールを鍾乳石に捕まりながら移動していく洞窟。細い穴をくぐり抜けるので胴周囲が大きい人は不可。終点にあるプールには滝が有り、プールで泳ぐことも可能。探検心刺激型。
・銀水洞:最後の絶景は必見。入洞直後から腹ばい匍匐前進が続く。洞窟内の川が外部の河川水と繋がっているため小さな飛ぶ虫が多く、コンタクトの方は注意必要。途中、ヘルメットを外し、仰向けとなり水に浮きながら移動するところもあるが深さはないので水連洞程怖くはない。
各洞窟のケイビング所要時間は2-5時間ですが、鍾乳石を見学したり説明を聞いたりする時間をしっかりととるので、実際に歩く(匍匐前進する)距離はたいしたことなく、山歩きを普通にする方ならば、歩くのはたったこれだけ?と拍子抜けするほど距離は短いです。
ケイビングには技術や体力は大して必要なく、必要なのは冒険心と鍾乳石を守る心です。
ケイビングの時間帯はできれば朝一番がお勧めです。
その理由はリムプールの水の濁り。
特にリムストーンケイブは午後になると少し水に濁りが出るようです。
私たちは午後に入洞しましたが、確かに少し濁っていました。(だけど、それでも十分にキレイです)
また、水連洞は洞窟の本体に到達するまでのアプローチの景色において朝の光がとっても美しいので、ここは見逃さないでほしい部分。
ともかく4洞窟のケイビング、とっても楽しいアクティビティでなので(費用はお一人様10万超えますが・・・)、お勧めです。
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投稿日:2022/07/23