伊原第三外科壕跡

ひめゆり平和祈念資料館敷地内にある戦争遺跡です。碑銘は「沖縄陸軍病院第3外科壕跡」とあります。現在は、壕の上にひめゆりの塔...  続きを読むの納骨慰霊碑が建っています。もともと敵の空襲を防ぐために掘られた壕ですが、効果はあまりなかったようで被害がかなり出たそうです。悲しい歴史を繰り返さないためにも無くしてはいけない戦争遺跡です。  閉じる

投稿日:2023/01/02

沖縄陸軍病院第三外科勤務の職員やひめゆり学徒隊が南部撤退後に避難した壕で、ひめゆりの塔のすぐ脇にあります。多くの生徒や教師...  続きを読むがここで亡くなりました。深さ14ｍあり当時はハシゴで昇り降りしていたそうです。塔そのものよりも実感がわくかもしれません。  閉じる

投稿日:2021/07/02

第２次世界大戦の際、陸軍野戦病院壕として、使われていたガマに米軍が爆弾を投下し、中にいた医師・看護師・患者が亡くなった慰霊...  続きを読むのために建てられた塔です。沖縄戦の悲惨さを知るため、日本人として歴史を学ぶためにここへ来るべきだと思いました。  閉じる

投稿日:2022/09/11

ひめゆりの塔の左側にポッカリと大きな口を開けた穴があります。
ここが伊原第三外科壕跡。
ひめゆり学徒の方達が朝も夜もな...  続きを読むく怪我人や伝染病患者の世話をしていた壕。
動けない患者でいっぱいだったと。
今で言う病棟のような役割を果たしていた場所です。
空に向かって大きく開く壕。
出入りの方法や雨の日はどうするのか大変気になりました。
沖縄戦時は梅雨時だったはずなので。
それよりも何よりも敵の手榴弾や爆撃や火炎放射器の攻撃から逃れられない構造だと思いました。
実際に大きな被害を受けたそうです。   閉じる

投稿日:2019/03/28

ひめゆりの塔の横、犠牲者のお名前の書かれた碑の前に、穴が開いているのが見えそれが
伊原第三外科壕の跡です。

自然洞...  続きを読む窟で、軍医、看護婦、ひめゆり学徒たちが南部への撤退後に避難した場所です。このガマ（洞窟）に入った約100名のうち80名が1945年6月19日の米軍攻撃によって亡くなりました。
入口だけでは人がそれほど入れるように見えませんが、横に説明もありますのでぜひご覧になって下さい。
  閉じる

投稿日:2019/02/11

ひめゆりの塔の前にぽっかりと口を開けたガマがあります。沖縄陸軍病院伊原第三外科壕跡、長期に渡り石灰岩が浸食されたことにより...  続きを読むできたドリーネであり、間口も広く全長も長い大きなものです。

昭和20（1945）年6月初旬、南風原の陸軍病院を撤退したひめゆり学徒をはじめとする病院スタッフと患者は、付近一帯の壕やガマに別れて入ることになりました。ひめゆり学徒が入ったとされる壕では一番大きなものであり、どこの壕に入るかをじゃんけんで決めたという逸話も残っています。

6月19日早朝、伊原第三外科壕に黄燐弾が撃ち込まれ、壕内では勿論やっと脱出した場所で銃撃を受け、多くの犠牲者を出しました。僅かばかりの生存者は他の壕へと脱出するも安住の地に非ず、陸から攻め寄る米兵に押される形で荒崎海岸へと到着するも、海に見えるは米艦艇が所狭しと待ち構えている景色を見た学徒と教員は、絶望感からある者は自決、ある者は銃撃を受け蕾のまま人生を終えました。

伊原第三外科壕というよりひめゆりの塔と言った方が知られている現実から十把一からげにされている現状をうかがい知ることができます。確かにひめゆり学徒から最も多い犠牲者を出した場所であることは間違いないのですが、その際にともに斃れた戦没者については同一敷地内に慰霊碑がは残っているにも関わらず話題とならないことに疑問を感じました。

謂れがあるから同一敷地内に設けられているのであり、そのことに触れないことは、結局史実を話していないように思えてなりません。多くの人々が訪れる場所ではありますが、本当の事実を知っている方がどれ位おられるのかといつも思う伊原第三外科壕跡です。  閉じる

投稿日:2016/08/23