浦頭引揚記念平和公園

建物は大きく無く、展示品も少なく（皆さん持って行ったので）、パネルを見ると悲惨さが分かりました。

入館してすぐに当時...  続きを読むの様子をVTRで鑑賞し感激し、屋外の展示物を見ました。滞在時間は30分~45分、入場無料、駐車場ありです。

ここは1945年に終戦を迎え東アジアから引き揚げる港に指定され、延べ139万人以上がここから日本に上陸し、衛生検査などを受けしばらく滞在し、近くの駅まで歩いて行き、出身地に帰って行ったそうです。

海の向こうからの移動で船が移動手段であらゆる船が動員され、帆船の日本丸や米軍の多くの船も参加したようです。139万人なので何百回と往復したと推測します。
兵隊さんや一般人や子供まで、途中亡くなった人や遺骨で上陸したそうです。
浦頭ではまだ上陸したばかりで元の家に帰るのも大変だったと思います。
当時は日本に10ケ所位このような引き揚げ者を受け入れる港があったようです。

今、日本人が海外に住んでいるのは分かっているだけで150万人を越えます、同じように「引き揚げ」が無いことを祈ります。  閉じる

投稿日:2023/05/29

太平洋戦争の終結に伴い、海外から約629万人の日本人が引き揚げ、その浦頭には約139.6万人の方が上陸されました。公園内に...  続きを読むは無料で見られる資料館があり、少し離れたところに引き揚げ第一歩の地もあります。当時の時代背景がよくわかるし、もっと多くの方に行ってほしい場所です。  閉じる

投稿日:2023/03/03

戦後　海外にいた約６２９万人のうち、ここ佐世保の浦頭港に引揚げてきたのは約１４０万人だそうです。その方たちは、祖国の地を踏...  続きを読むむやいなや　検疫所でＤＤＴの散布を受け　さらに７キロの山道を針尾援護局まで歩かされたといいます。そこでやっと２～３日休んで南風崎の駅から故郷にむかって帰って行ったということです。もちろん　その間亡くなってしまった人も数多くいたそうです。
その浦頭検疫所跡を見下ろす丘の上にこの平和公園が造られました。公園は今はとても静かで訪れる観光客もあまりいません。平和の像と引揚者像が目立つくらいです。
また、敷地内には引揚記念資料館もあります。引揚者がたどった陸路をジオラマに示してありました。平和を考える良い施設なのですが・・・　  閉じる

投稿日:2013/07/12

佐世保湾の東部にある浦頭港。停泊する船の数も少ない内海の静かな港ですが、終戦後間もなくは、外地からの１４０万人もの引き揚げ...  続きを読む者が祖国の地を踏んだ、歴史的な港なのです。海沿いの小高くなった場所は、浦頭引揚記念平和公園として整備され、平和の像が立っており、資料館もありました。引き揚げ船から降りた人たちは、栄養失調などで疲労困憊の中で検疫所でＤＤＴの散布を受けた後、７キロ離れた場所にある佐世保引揚援護局まで徒歩で向かいました。力尽き亡くなった方もいたそうです。引き揚げといえば舞鶴のことをイメージしますが、佐世保も重要な引き揚げ場所だったんですねえ。ところで、佐世保引揚援護局の跡地に現在あるのは、何とハウステンボスなんです。

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投稿日:2012/11/16