医光寺雪舟庭園

雪舟作と伝わる庭園のある医光寺は、県道５４号線沿いの染羽町の一画にありました。雪舟が住職を務めているときに作庭したと伝わっ...  続きを読むているお寺です。お寺に着くと、元は七尾城の大手門だったという大きな山門に迎えられます。拝観料を納めて、本殿裏へと進むと、あらら・・・でした。定例のことでしょうが、お庭のメンテナンス中でした。作業をしている人はいませんが、作業の途中で放り出した様な状態です。せめて、その日の作業が終わったら、片付けくらいはしておいて欲しいものです。本堂をお参りしました。ご本尊は薬師如来です。展示物としては、１７５１年（寛延４年）に岩国藩絵師湯浅梅翁の作とされる大きな涅槃図がありました。また、お庭のジオラマも置かれていました。  閉じる

投稿日:2023/01/17

萬福寺の東方向、直線で５００ｍくらいのところに、益田で雪舟の作と伝わる２つの庭園のうちの１つがある医光寺がありました。医光...  続きを読む寺は、１３６３年（貞治２年）に創建された大伽藍の崇観寺の塔頭でしたが、後に、崇観寺は衰退し、その後を継ぐ形で現在まで続いています。
まずは道路近くに建つ大きな山門が目を惹きました。見上げるほどの風格のある門ですが、七尾城の大手門だったものだそうです。関ヶ原の戦い後、益田氏が須佐への転封時に下げ渡されたそうです。なお、屋根の形は後年、手が加わっているそうです。肝心の庭園ですが、１５代城主の益田兼堯（かねたか）の招きにより、雪舟は１４７９年（文明１１年）に益田にやって来ます。そして、益田滞在中に崇観寺の第５世の住職となり、塔頭に庭園を造ったとされています。現在のお庭は、１７２９年（享保１４年）に医光寺を襲った大火後に再興されたものだそうですから、元の姿がどの程度残されているかとなりますね。それはともかくとして、本堂の裏手に廻ると、あちこちに養生シートが拡がり、梯子も放置されていました。せめて、受付で一言欲しかったなとブツブツです。ここは訪れたことに満足しておきましょう。続いて、本堂に廻り、ご本尊の薬師如来像をお参りしました。境内には雪舟灰塚がありました。東光寺でなくなった雪舟は、以前に住職を務めた崇観寺で荼毘に付されたと伝わっていて、その場所がこの灰塚だということです。なお、山号は瀧蔵山で、臨済宗東福寺派のお寺さんです。
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投稿日:2022/12/26

医光寺には益田氏の居城、七尾城の大手門だったものを移築し総門としている。益田元祥の代に関ケ原の合戦で毛利は敗北し、防長2カ...  続きを読む国に転封となってしまい、益田元祥もこの地から須佐に移ることになった。


その際に医光寺に七尾城は廃城になることから、総門をこちらに移築した。益田元祥は鎌倉より栄えてきた益田家の証を少しでも残そうと七尾城からこちらに移築したのかもしれない。  閉じる

投稿日:2022/11/23

現在の益田の市街地中心部から益田川に沿って東側（上流側）へと行ったところにある寺院です。この門前までは益田駅からの路線バス...  続きを読むが多く走っており、バスでのアクセスも良いですし、レンタサイクルでも行きやすいです。
かつては崇観寺という寺院で、それが廃れ、室町時代後期になってから医光寺となって再興されました。崇観寺の時代にかの有名な雪舟が庭園を造り、それがこちらの雪舟庭園となっています。名勝となっているだけあり、見事な庭園でした。
このお寺の見どころはそれだけでなく、寺の前にある山門も見どころ。この門はかつて七尾城の大手門だったそうで、城跡の貴重な遺構となっています。大きさと同時に歴史の古さを感じる造りで、これがまた見事でした。  閉じる

投稿日:2022/11/04

　雪舟生誕600年ということでゆかりのある医光寺に初めて来ました。まず入口の総門が歴史を感じさせます。本堂で拝観料を払い、...  続きを読む御朱印もお願いしました。御城印もいただきました。雪舟庭園はよく手入れされていました。  閉じる

投稿日:2020/12/29

雪舟の庭園がとてもきれいなお寺、総門は島根県の重要文化財です。益田駅からバスで15分ほど。本数も多く訪れやすい観光地。崖と...  続きを読む池と緑が調和し、畳の縁側に座って眺めると何となく落ち着き、和の庭園美を楽しめるます。500円ほどで入れて中ではテープによる説明が放送されています。本堂も広く見る価値あり  閉じる

投稿日:2018/07/17

医光寺は益田市街の東に位置しています。大きな寺です。この寺は雪舟の作った庭園が有名ですが、この寺の総門は益田の七尾城の大手...  続きを読む門を移築したといわれています。庭園は山の傾斜を利用しつつじや桜の木々を配置し池と石の組み合わせだ鶴亀を表しています。  閉じる

投稿日:2016/05/02