ちょっと題名が個人的ですいません。
こちらは思い出の覚え書きも含めて。
誕生日ということで主人が用意してくれた食事...
続きを読む。今日は娘はおばあちゃんに預けてまいりました。
8月の初め。
夜はこの辺りは涼しい風が吹きぬけます。
住宅地にいきなり現れる旅館のようなお店。
入り口から人が立っており、お待ちしておりました、とのこと。
期待大!
入ると右に左に小上がりがあり、女中さん的な人が三つ指ついていらっしゃいませと。
一体何人のスタッフを挨拶に当ててるんだろうか。とにかくみんなに迎えられてる感半端ない。
靴を脱いで二階へ。階段を上がってもなんとも贅沢な造り。個室までのアプローチが、調度品やら絵やらでちょっとした美術館のよう。。素敵~!
さてお部屋は、誕生日ということで、置物もめでたいの鯛が飾られておりました。
着物を着たスタッフさんが淑やかに挨拶され、お食事スタート。
よろこぶ、の昆布茶をいただた後は、このお店特製の日本酒をお神酒で。
授乳しているのであまり飲めないけれど、舐めるくらいならいっか、、、ということで久々の日本酒。
これがまぁ、まぁ、まぁ、おいし~!
日本酒、本当に美味しいねぇ。
なんでサケって日本でしか作られてないのかねぇ。こんな美味しいのにね。
お酒とともに来た最初の一品、雲丹と海老ちゃん。上にぷるんとしたお出汁の煮こごりのようなものが。
うわーーー
溶ける~!
雲丹~!一番好きな魚介類、雲丹~!
雲丹の潮の香りとさっぱりとした冷たいお出汁が、あうわぁ~
次にお赤飯、奈良漬け、鯛の盛り合わせ。
この奈良漬けがまた、美味しいこと!
薄~くきってあるのに、存在感が丸出し!めでたい席にお赤飯。ありがとざんす!
椀物はうなぎ。
出汁ー!!!和食はやはり出汁が命でしょうか。
椀物はこういう料亭に食べに来ると一番楽しみなお料理です。
瓜で結びが作られていて、こちらもとても縁起よし。大根と人参で紅白。
めでたいめでたい!
そしてこれ!
鱧です。
鱧の湯引きから油通ししたものなどに、いろいろなソースが掛かっている。
梅肉も一種類ではなく、ナマの梅だったり。
いろんな組み合わせで食べて見てくださいと言われるけれど、
ソースがたくさんあって、ほんとに迷う。。。
見るも鮮やか、食べてよし。
器が変わっていて、とてもカラフル。
この器をみてこの料理を創作されたのだとか。
こちらの代表料理だということです。
とうもろこしの冷製スープもはっとする美味しさ。八寸も美しい。
全部とてもあっさりしていて、もたれない。
鮎は主人はこれまで食べた鮎の中で一番うまいと言っていました。
伝統的で、肉みたいな邪道なものは和食にはでてきていませんでした。
旬の魚と野菜をふんだんに使い、かつ食べたことのない組み合わせで
アッと驚くばかり。
本当に美味しい料理の数々で、雰囲気も最高。
このお店は何度でも可能であればきたいです。
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投稿日:2017/03/01