今年も春の訪れとともに河津桜が咲きました。
道の駅萩しーまーと横にある親水公園の敷地に植えられている早咲きの桜、河津桜が...
続きを読む今8分咲き程度です。
薄桃色の可憐な花をつけた河津桜は伊豆は河津町の早咲き桜なんです。
この桜が何故萩に有るかというと、萩市の越ケ浜出身で静岡県職員として働いておられた厚東満さんという方が
故郷への恩返しとして平成15年より萩市に寄贈されたものなのです。
厚東さんは、惜しくも平成24年1月にご逝去されましたが、その想いは今もこの河津桜に宿って毎年、ここを訪れる
人の目を楽しませ、心を和ませてくれているのです。
萩市出身の方の中には立身出世をされた方や業績を残された方が多くおられます。
その中の一握りとは言いませんが、結構な方々が何らかの寄付や寄与を萩市に対してしておられます。
私が知る中でも、教員の方で退職後億単位の寄付をされた方もおられます。
それらのお金は形を変えて誰かの役に立っています。
厚東さんが寄贈された桜は形の残る、また長きに亘って人々の心に残る思い出となっていくことでしょう。
河津桜が咲くと厚東さんの事を思い出してその美しい可憐な花を楽しむこととしましょう。
今が見頃の河津桜で萩の春を楽しみに、おいでませ萩へ、おいでませ山口へ。
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投稿日:2015/03/07