角館は戦国時代から江戸時代まで戸沢氏・葦名氏・佐竹北家と移り変わり、葦名氏時代にほぼ現在の町割りが造られたようです。
江...
続きを読む戸時代は仙北郡の政治経済の中心地でありましたが、明治に入り地域行政の中心が大曲に移行したため廃れていったようです。
転機は昭和51年に「重要伝統的建造物群保存地区」として選定されたことにより、多くの観光客が来るようになりました。
車でこられる方は川沿いの駐車場(1日500円)をご利用ください。武家屋敷街まですぐです。
武家屋敷通りは黒塀の屋敷が連なり、その屋敷ごとに枝垂れ桜や紅葉が植えられ、四季折々の景観を楽しませてくれます。
年間200万人を越える観光客の多くは枝垂れ桜の時期に来られるそうですが、角館を愛する文人たちは冬の雪景色を勧めるようです。
ちょっと面白いことですが、現存している武家屋敷は江戸時代は中級から下級武士の屋敷だけの様です。
お殿様や上級武士は明治維新後、いち早く没落してしまったようです。
現在、お殿様のお屋敷後は宗教団体の教会、家老職の屋敷跡は駐車場になっていました。
小京都の名にふさわしいとても素晴らしい町並みです。どの季節に行かれても感激すること間違いないと思います。
閉じる
投稿日:2014/06/12