男体山登拝2017 ②この日が来た！

2017/08/18 - 2017/08/19

初めての男体山登拝！
朝から登れるよう、日光に前泊して挑みました。

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朝7時。
くもり。でも空は明るい。

昨日のゲリラ豪雨が嘘のように穏やかな朝。
山の天気なので、まだ分からないけど。
ただただ、ありがとうございます。


日光から中禅寺湖畔まで45分くらい。
二荒山神社中宮祠の登山者用駐車場へ向かう。

エリア 日光(栃木)

8:00 登拝門
山の予報では、午前中A、午後からB。
本日、登拝させて頂くことに決めました。


御守りを頂いて、いざ出発です。
よろしくお願いいたします。

8:08 一合目
最初の階段ですでに息切れ。。

今さらですがわたくし、普段山登りしません。
奥の院にご挨拶に行きたかったのです。

8:40 三合目
まだ余裕があります。
が、どんどん抜かされて行きます。

夏休みなので混雑を予想していましたが、
天候のせいか駐車場もガラガラでした。

登り4時間程度とのことなので、
ファミリー向きではないからかな？


マイペースでいいから一歩ずつ着実に。
でも午後からまた雨が降りそうなので、
少し早めに行かなくては。

9:08 平和な道終わり。

ここからまたハードな山道に変わります。
うーん、暗い。。

9:50 六合目
ゴロゴロ石が多く、かなりハードな道のりでした。
足がガクガクしてる。

疲労というよりは、心拍数がすぐ上がる感じ。
まだ半分登ってないのに。


水分補給をしながら、おにぎりや飴を食べる。
ヘトヘトな自分の他に、冷静な司令官として
コントロールする自分もいるから不思議。
よし、ここで糖分を投入だ！とかね。

体とココロを励まし、誤魔化しながら。
でも、アミノバイタルスポーツは効くと思う！

10:45
鳥居をくぐるたび、神界に近づく感じ。
空気が張りつめてキーンとしていく。

でも感じる余裕も無いくらい、すごい汗と、
聞こえるのは自分のハァハァという声。

み、みえた！

10:55 八合目 滝尾神社
やっと、やっとここまで来ました。

ここまでの道のりは、ほぼ岩登りでした。
軍手をして、両手両足でよじ登りの連続。
きつい。キツすぎる。。

それでもお天気に恵まれここまで来れたこと。
感謝が込み上げます。

11:40
急に景色が変わり、木が無くなっていく。
ここからガレ場が続きますが、もう膝が・・。
足場はザクザクだし、1段1段が私には高い。
下山が不安になるほどの疲労感が襲って来ました。

山頂はまだまだ見えず。。


しかし、ずっとそうですが、本当に良く登山道が
整備されているのですよ！驚くほど！！

体一つでこれほど辛い道のりなのに、
資材を運んで力仕事をして下さった方々！！！
大変なご苦労だったと思います。

私のような素人でもここまで来る事が出来ました。
心より感謝いたします。

11:50
雲が途切れて、中禅寺湖が見えました！
晴れていたら絶景なんだろうなぁ。

12:00 山頂 二荒山神社 奥の院
やっと、やっと着きました！！
ジャスト4時間。
正直、何度も心が折れそうになりました。

お社の前が屋根になっていて、
着いた瞬間、ザァァーっと勢い良く雨が。

この一週間、毎日予報を見てはため息をつき、
行けるのか、行けないのか。
それでもここに来たかった。
手を合わせて、感謝と疲労。言葉にならない。


おにぎりを食べながら雨宿りしました。
スタート時点はおそらく気温20℃ほど。
山頂は体感で13℃くらいでしょうか。
雨具を着ても、汗で体が冷えて来ました。

遠くで雷も鳴っています。
見計らって下山しなくては。

13:00 下山開始
小降りになったし体力もチャージ出来たので、
ここからは気合いです。

この時間でも、まだ登ってくる人がいました。
そして私もですが、ひとりの方が多かったです。

岩登りした道のりは、今度は岩下り。
これがまぁ延々と続く続く。
もう足に力が入らなくなってきているので、
気をぬくと滑って怪我をしそうです。

慎重に。慎重に。


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15:30 登山門到着
下りはなかなかハイペースだったと思いますが、
それでも2時間半かかりました。
長かった。

お礼のご挨拶をして奥の院の御朱印を頂き、
感無量で車に戻ると、また本降りの雨。
本当にありがとうございました。


この日、東京に戻りました。
温泉に入ってもう一泊したかったよーーー！！




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登山は素人ですが、装備は大切だと思っています。
靴や靴下はもちろん登山用のものだし、
雨具もお高めの素材のほうが蒸れません。
お金はかかりますが、ダンゼン体の負担が減ります。
当然筋肉痛も軽減されます。
何より私のようなヘタレが登拝出来たのは、
装備の助けがあってこそです。

山へ行きたいと思った同じ素人の方。
自然への畏れを忘れず、驕らず、
どうか装備を充分に揃えてから挑んでください。
今回の男体山でも、かなり軽装の方を見かけました。
素人の私が言うのもあつかましいのですが、
ほんとここ大事ーー！！