初めてのヴェルサイユ宮殿（初ヨーロッパ！フランス旅行４）

2010/07/28 - 2010/08/02

恒例の夏の母娘で行く海外旅行。
初めてのヨーロッパ旅行、フランスの記録です。

第４弾は絢爛豪華なヴェルサイユ宮殿です！
その美しさ、豪華さに圧倒されました。

エリア パリ(フランス)

ヴェルサイユ宮殿の前に訪れたのがフォーンテーヌブロー城です。
中世から近代まで、歴代国王が居住した城館で世界遺産にもなっています。

フランスで最も大きな宮殿だそうです。
大きすぎておそらく全体像はヘリからじゃないと撮れないくらいだと思います。

ここからヴェルサイユ宮殿までは、現地在住の日本人ガイドさんがとてもわかりやすく説明をしてくださいました。

フォーンテーヌブロー城は歴代国王がそれぞれの時代に改築をした結果がいまの姿になっているとのこと。
各部屋は当時の最高の作り手が作ったものの、それぞれの個性が強すぎて、統一感ななくなってしまったんだとか。
それがヴェルサイユ宮殿との決定的な差のだそうです。

かつての王族の狩猟地だった広大なフォンテーヌブローの森に囲まれています。

1814年、フォンテーヌブロー条約によってナポレオンが皇帝位を退くことのなった際に、この階段で兵たちに最後の挨拶を行ったあと、エルベ島へ旅立ったのだそうです。

フォンテーヌブロー宮殿のハイライト、フランソワ1世の回廊です。
どこまでも続く美しい回廊でした。

このような細部まで美しい彫刻に囲まれたと壁画がいくつもありました。

ヴェルサイユ宮殿近くで、ランチです。

デザートのこのエクレアが美味しかったです。

いよいよヴェルサイユ宮殿です！
晴天に恵まれ、大勢の観光客で賑わっていました。

門が見えてきました。敷地が広い！

黄金の飾り。何かの紋章かな？

最初の門を入ったものの、入口までがさらに遠かったです。

光り輝く門が見えてきました。いよいよ中に入ります。

建物に入る前に広大な噴水庭園へ行きました。

噴水庭園の建設には宮殿の建設よりも多くの労力を費やされたのだとか。
宮殿建設の25,000人に対し、噴水庭園には36,000人が投入されたそうです。
規模感がすごい。

庭園側から見た宮殿です。全体像は大きすぎて撮りきれません。横に広がっています。

全体像です。

まずは礼拝堂です。
正面の奥に見えるのがパイプオルガンです。

ゴールドの扉。

こちらはヘラクレスの間の天井画です。
フランソワ・ルモワンヌによって描かれてた｢ヘラクレスの栄光｣というタイトルの絵だそうです。
壁一面に描かれています。
ルイ14世時代の最高傑作との呼び声高いそうです。

｢シモン家の宴｣というタイトルの絵です。

お次は豊饒の間の壁画です。
この部屋はルイ14世の「好奇心または珍重の小部屋｣とも呼ばれていたそうです。
ルイ16世の時代には遊戯の間になったそうです。

ヴィーナスの間です。

ヴィーナスの間の天井画です。

ディアナの間です。
夜は居室、ビリヤードの間として利用されていたそうです。

天井画です。

角のこの青い飾りが印象的でした。

マルスの間の天井画です。
マルスは惑星の火星を表すと同時に戦争の神でもあります。

メルクリウスの間の天井画です。メルクリウスの間は寝室です。

重厚な時計。

アポロンの間です。
最も豪華な部屋といわれています。

戦争の間の彫刻です。
「敵を足下に踏み敷く馬上のルイ14世」の姿でコワズヴォクスの傑作だそうです。

さていよいよ待ちに待った鏡の間です！

窓の外には広大な噴水庭園が広がっています。

鏡の間の鏡！

鏡の間を抜けて、王の寝室です。

閣議の間です。

続いて平和の間です。

続いてマリーアントワネットの寝室です。
とてもかわいい部屋でした。

この部屋が一番、私の大好きな漫画ヴェル薔薇の世界でした！

アントワネットが使用していたという宝石箱です。

続いて貴族の間です。

この絵には悲しい物語があります。

マリーアントワネットと子供たちが描かれています。
乳母車の中に、赤ちゃんがいません。描き終わる前に亡くなり、消すことになったそうです。

貴族の間は王妃との謁見にも使用されていたそうです。

壁画の修復がされていました。
ペタペタと貼られいてるのは日本の和紙なんだそうです。

こちらも修復中。修復に和紙が使用されているなんて初めて知りました。

ナポレオンの戴冠式です。

最後にパチリ。

お読みいただきありがとうございました。

フランス旅行記第５弾はパリの街歩きです。