01行き帰りにドーミーイン出雲を見学に行く（ドーミーめぐり2017その１）

2017/06/01 - 2017/06/01

２０１７年５月に２棟同時プレオープンしました、共立メンテナンスの系列、出雲大社近くの湯宿。
和風高級宿の大社の湯佳雲と、当初計画時は女性専用だったはずが普通にカジュアルタイプになった月夜のうさぎです。
プレオープン期間はお値段が安くなるってことで、平日に身動きがとれるようになったのをこれ幸いに、オープン初日に佳雲に予約を入れたものの、もうひとつの月夜のうさぎにはひとり宿泊プランがありませんでした。
そのうちに本社に問い合わせて直接交渉しようかと思ってたら、しばらくして、値段が予想より高いものの、日によって月夜のうさぎにもひとりプランが出ているのを発見。初日のおしかけは迷惑すぎるかなと思ってたこともあり、佳雲の予約も変更して６月に２連チャンすることにしました。

それからさらにしばらくして、楽天トラベルをみてたら気が付きました。
ドーミーイン出雲のページができて７月オープンになってます。
出雲の御宿の工事現場を見に行って警備のおじさんから情報もらった時は更地だったのに、予想以上に早いできあがりです。
さすがにオープンに合わせてまた御宿の宿泊を延期するのもどうかと思い抱き合わせはあきらめたものの、せっかくなので工事現場を確認しに行くことにしました。
駅そばだから助かりました。

そして、貴重な情報もいただいたのでした。

エリア 出雲市(島根)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JR特急

一人で車の長距離運転には自信がないもので、電車の旅を選択。
通常であれば、旅の出発は新山口駅か山口駅にするところですが、旅行の日程を決めた後になって、今年の5月に班替えだったボランティアガイドの当番日がようやく決定。当番初日が旅行の最終日と重なりました。
さぼれなくもないけれど、初日からはなあ。

ということで、検討の結果、旅の出発地点を旧阿東町の徳佐駅にしちゃいました。
ここなら、車を数日放置しても問題ないし、帰りの電車が14時過ぎに到着して、車で向かえば15時には香山公園につきますから。
旅行前に駅に確認に行ったら、駅の人は委託の地元の人。
「駐車場の端っこに停めとけばいいよ」と言われて当日行ったら、駐車場には車が1台もなかったのでした。
多分いっぱいになるのは、ＳＬやまぐち号の停車前後だけだろうなあ。

徳佐駅 駅

山口線の徳佐駅。
大体1時間に1本便があるかないかですが、特急も停まれば、ＳＬやまぐち号も停まります。
徳佐駅の近くにＳＬの撮影スポットがあって、そこの近くの道路は車が鈴なりになってることがあったりします。

駅の職員さんに一応車を数日停めることをお伝えして、階段渡って１つしかないホームへ。
改札口も「どうぞどうぞ」と素通りです。委託の人だから、改札はしないのかな？
だれもいないホームで列車を待ちます。

本日の切符。
毎度のＪＲ西日本の株主優待券で半額です。
優待券の期限は５月末だけど、５月中に切符を引き換えればＯＫなので、６月乗車分にも使えます。
ありがたいです。

ちなみに、切符手配時に徳佐駅に駅員さんがいるか知らなかったもので、山口駅のみどりの窓口で購入して、「あそこは委託の人しかいない」と情報を得たわけです。

スーパーおきがやってきました。
大抵２両しかない特急です。
でもって山口線は電化されてないので、電車でもないのでした。

混雑はしてないだろうと自由席にしていました。
思ってたよりは出張とおぼしき人が結構乗ってましたけど、余裕で席ゲット。
車掌さんの検札もあっさり回ってきて終了。

山口県有数の米どころの田んぼを眺め、スマホの電波がエリア外な山間部を抜け、益田あたりからは日本海を眺めながら、のんびりの列車旅です。
昨日までは真夏日だったのが、本日から午後からちょっと雨予報。
既に雲が多いのが気になりますけど、今回の旅の目的は宿を探検するの一点のみなので、雨でもまあいいか。

時間節約のためコンビニのおにぎりを持ち込んでいて、食べようとしたところで到着した浜田駅で結構人が乗車してきたもので、早く食べとけばよかったと後悔した以外は特に何事もなく、出雲市駅に到着。
本来であれば、駅目の前のバス停から出雲大社行きのバスにのるか、クマが見ている向こうにあります一畑電鉄から行くかなんですが、乗りたい宿近くのバス停に停まる便まで３０分くらいありましたので、その前に行きたいところに行きます。

出雲市駅 駅

ということで、バス停とは反対側の出口をでましたら、探すまでもなく発見。
スーパーホテルの隣に、でかでかとドーミーインが建っていました。

天然温泉 八雲の湯 ドーミーイン出雲 宿・ホテル

７月オープンと宿泊サイトに予告がでてまして、鋭意建設中のようです。
１階の窓ガラスに設計図らしきものがありますが、素人にはよくわかりません。

ちょうどお昼休み時間に入ったようで、中で食事している人もいるから迂闊に写せないなあ。

ひとまず裏手に回ってみます。
大きなタンクは温泉用ですね。
道路側に向かって連結配管があるってことは、運び湯みたいですねえ。
横にホテルの駐車場。
隣接して有料駐車場もあるので車の置き場には不自由しなさそうです。

うろうろしてたら工事の作業員さんが通りかかったもので、「これ、いつできるんですか？」としれっと尋ねたら、「今月末に引き渡しです」とのこと。
オープンが７月となると、引き渡してからの準備が大変だろうなあ。

本来の宿泊のお宿近くを停まるバスの時間もあるので、引き返します。
このあたりのデザインマンホールはおろちですね。

バスで、お宿に移動です。
出雲市駅前のバス停は始発ではないようなので、整理券を取るのは必須です。

ん～、大社付近のバス停位置図に最寄りバス停「みせん広場前」が入ってないなあ。
マイナー便とはいえ、同じ経路の歴史博物館前は入ってるんですけど。
料金が４９０円なのは事前に一畑バスのサイトで確認していますけど、料金で判断すると電鉄大社駅より大社に近いようです。

出雲ドームのそばを通るマイナーな路線を使って、

出雲ドーム 名所・史跡

目的地のみせん広場前に到着。
結構乗ってたけど、降りたのは自分だけ。

バス停目の前なので探すまでもなく、今夜のお宿発見。
２０１７年５月にプレオープンした、月夜のうさぎです。

隣接してもう一つのお宿は、いにしえの宿佳雲。
２日目のお宿です。
２つのお宿だけど、中では繋がってたりします。
この造りは、草津温泉の季の庭と木の葉のパターンだなあ。
草津は旦那と一緒だったので、旅の行程上１泊しかできずに木の葉だけになっちゃいましたが、今回はひとりかつ平日宿泊なので１泊ずつ泊まるという荒技となったのでした。
ひとり宿泊だとプレオープンのお得価格でも割高ですが、旦那が自分の分の優待券を譲ってくれたもので（神宮球場観戦用に残しておいたら仕事の都合で有効期限までに行けそうになくなったって事情もありますが）、浮いた分がお宿へのお土産に回せました。

１泊ずつお宿探検で迷惑をかけつつ、最終日。
当初予定は帰りは正門前からバスだったんですが、お土産で荷物は増え、特別拝観ツアー等々で歩きまわりすぎて足が痛くなり、事前に確認した正門前のバス停もそこそこ距離があったもので、当初予定のバスより１時間半早いけど、往きと同じ路線のみせん広場前から乗れるバスを使うことにしました。

出雲市駅までバスで移動し、

前回の旅でチェック済みだった、駅のコインロッカーに荷物をぶち込みます。
宿からタクシーでわりと便のあるバス停に移動するより、コインロッカー使ったほうが経済的だし改札通る直前まで荷物持たなくていいという計算です。
行ってみたら、小さいロッカーは３００円とお安くてラッキーでした。

ちなみにこのコインロッカーは割と駅の端の方にありまして、横の道から裏に回るとスーパーホテルのすぐそばに出ることができます。

ひとまず、初日と同様にバス停と反対の出口にでます。
来るたびにごあいさつしている、駅で遊んでいる子たちに再会して、

再びホテルウォッチング。
ちょうど木でスーパーホテルが隠れちゃってます。
ここのスーパーホテル、大昔に宿泊しています。
http://4travel.jp/travelogue/10010382
２００４年だから１３年前。ずいぶんたったものです。

土曜日だけど、本日も作業中です。
外回りの床面張りでしょうねえ。

広々としてますが、こっち側は食事処になるようです。

というのは、１階に厨房があると教えていただいたから。
下関に大社のお宿にこちらと、いつも警備員さんは貴重な情報源です。

多分感じから大浴場は最上階かなあ、と推測してたら当たり。
露天風呂やサウナもあると教えていただけました。
右が女性用で、駅側が男性用らしいです。

で、大社のお宿に泊まってきたと話したら警備員さんも興味津々だったもので、写真で情報提供したのでした。
なんでも、建設会社の社長さんが既に宿泊されてるそうです。
そういえば、月夜のうさぎでの見学ツアーのときに、案内人さんが大社の宿を建設した会社がドーミーイン出雲も担当してると聞いたような。

お湯は運び湯？ってお尋ねしたら、やっぱりそのようです。
すぐ近くのらんぷの湯がなくなって跡地を使うのかと思ってたと言ったら、らんぷの湯はわりと最近にリニューアルされてるそうです。
ということで、見に行きます。

たしかに昔スーパーホテルに泊まった時と足湯は違ってますね。
かなり鉄分が多いようで濃い色です。

入浴はお宿でさんざんやってるし、そんなに時間もとれないけれど、お手軽料金のマッサージがあります。
入浴しなくても利用できるとあったので突入。
２階で灯りがらんぷという雰囲気のある中でやってもらったのでした。
ちなみに、上に張り付けた旅行記確認したところ、前回来たときもマッサージやってましたが、見るまですっかり忘れてました。

ついでに食事もと思ったけれど、１２時からということで断念。

らんぷの湯のお隣のレストランも時間が合わず、結局お手軽に駅構内のお蕎麦やさん。

やっぱり割子そば中心です。

てんぷら割子にしました。
味はまあそれなりでした。

出雲市駅で再びスーパーおきに乗車。
向こうのホームにはやくもも来てました。

団体ツアーがあったためか、珍しく３両編成だったスーパーおきでほとんど寝てたら、山口に戻ってきました。
帰りは晴天。
田植が終わった田園地帯を走ります。

徳佐駅到着。
やっぱり利用者は私一人だったのでした。

と、最初に行き帰りが終わっちゃいましたが、宿の探検記は次回以降へと続きます。