2017/05/02 - 2017/05/06
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antabaさん
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春休みの伊勢詣に引き続き、このGWは熊野詣をすることにした。行くと決めたらとことん熊野の山を堪能しようと、いにしえの習わしに則って三山をお参りした後は大雲取越・小雲取越を歩いて再び本宮を訪れることにした。熊野古道の中でも最大の難所と言われている大雲取越は那智大社に隣接する青岸渡寺脇にある登山口から小口の集落までの道のり14.5キロ。そして小雲取越は小口から本宮町請川までの13キロ。合計27.5キロの古道歩き。
5月5日(金)
小口~小雲取越~請川~川湯温泉
宿泊 山水館みどりや
5月6日(土)
川湯温泉~熊野本宮大社~潮岬~
紀勢自動車道 すさみ南IC~阪和自動車道~近畿動車道~第二京阪自動車道~京滋バイパス~名神~東名~新東名~首都高速 初台南IC
5月7日(日)午前3時帰宅
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 3.0
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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旅行4日目の朝。小口自然の家で朝ごはん。自家製の梅干しがすっっっぱい!!
小口自然の家 宿・ホテル
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元中学校を改装して作った宿泊施設。都会の生徒数の多い学校に通っていた私としては懐かしさは感じないけれど、素朴で可愛らしい建物だった。おやじさんが手を振って見送ってくれた。
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いつまでもね。
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天気予報では曇りのち雨の予報だったが、思いがけず良い天気。そして暑い!
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小口から小雲取越へのアプローチが結構わかりずらいのだった。
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ここの坂道を上っていくのが正解なのだが。
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誰がこんな裏っ側通るなんて思うんだよーーー
他のハイカーが戻ってこなかったので、こわごわ進んでいく。 -
この道も民家の裏だからね。
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左のフラットな方じゃなくて、階段を上がる。
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小口トンネルの上を通ることになる。
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お地蔵さんに無事を祈る。
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小口自然の家から1キロ。小和瀬渡し場跡に到着。休憩スペースの東屋、トイレがあるので身支度するのに丁度よい。
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昔は船で渡っていたのですね、この赤木川を。
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今は橋を渡ります。
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8:50、さあ、ここが小雲取越登り口。
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すみれちゃん!
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すっかり夏の暑さ。
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最初の急登り!
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坂の途中にある小雲取越最初の道標30。
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尾切地蔵さんに今日の無事をお祈りする。
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晴れやかな石段。
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日当たりが良く、展望の良い道。
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北方面が見渡せる。
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暑いのでちょいちょい水分補給のため休憩する。
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道端にあった水たまりにオタマジャクシ、ギッシリ(>_<)
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杉木立を下る。
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見上げるとこんな感じ。なので昨日の雨を結構凌げたんだな。
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石垣は茶屋の目印。
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10:18桜茶屋跡に到着。
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その昔、小和瀬からの急坂を上ってくる参詣者を確認してから、茶屋の主人が餅をつきはじめ、餅がつきあがったころ参詣者が到着すると言われていたんだと。
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イチオシ
小雲取越最大の難所らしいけれど、昨日の大雲取越に比べたら何てことはないのだった。で、遠くに見えるのが大雲取山。小口の集落も見える。
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桜茶屋は明治の終わりまであったらしい。
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桜峠にむけての急登り。
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木のアーチをくぐっていく。
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山つつじがきれい。
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これは何の木の花かな。
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小雲取越は後半やたらと爬虫類に遭遇した。写真は分かり辛いけれど隠れて顔を覗かせているトカゲ。
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石堂茶屋跡を過ぎて11:40賽の河原地蔵通過。本宮方面からの人、数組とこの辺りですれ違った。
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小雲取越の道標は53まで。そろそろ半分。
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皇太子はこちらまでいらしていたのですね~
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さ、熊野古道から少し外れるが林道を下ってトイレのある場所で昼ごはんだ!
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バイオトイレの近くにあるベンチで食事についたものの、あまりの臭さにトイレから遠く離れることに。小口自然の家で作ってもらったお弁当。潔いほどのおにぎり3コ。
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この場所、トイレから離れた場所に東屋とか、せめてベンチでも置いておいてくれたらどれだけ良かったことか。
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奥に写っているのがトイレ。そして、我々が避難した場所が手前のこんもりした日陰。
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12:40、熊野古道に戻って最後の上り坂を歩く。
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2015年3月、土砂崩れがあったのはこの辺りか…
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そして今回の古道歩き最大の目的地「百間ぐら」到着!
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イチオシ
思っていた以上に小さな場所だったが、空は晴れ渡っていたので見晴らしは最高だった。
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イチオシ
遠くに熊野川が見える。
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上のお地蔵さんがあまりにも有名だけれど、山側にもお地蔵さんがいらしたのでした。前日の大雲取越からは雨で眺望は全くダメだったが、今日の小雲取越で帳消しに。
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「百間ぐら」からはハイキング気分の下りが続く。
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コガネムシ?
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13:42松畑茶屋跡で最後の休憩。ウグイスの鳴き声だけが聞こえる。
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なだらかな下り。
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ここから怒涛のヘビラッシュ!一匹目はアオダイショウ?
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二匹目はマムシ!!!
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またこの水たまりにもオタマジャクシ。閲覧注意レベルのミッチリさ加減。
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こちらは伐採業者のにくい演出?
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先程の百間ぐらから見えた熊野川が近くに見えた。
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三匹目はヤマカガシ?
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もうここまで来ると車の音や喧噪が聞こえてくる。
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終いも民家の脇を通過させていただきます。
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四匹目のヘビは民家の庭先で。
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国道168号線にある下地橋バス停が小雲取越の終点。53の道標もチェック。
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ここで小雲取越は歩き切ったのだが、この日の目的地は川湯温泉。この場所から2キロ強の距離。バスは行ってしまったばかりだし、折角だから歩くことにしたが息子とパパからは文句ブーブー。あまりの暑さにコンビニでビールを買って一気に飲み干してしまった。
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バスで5分の距離なのに、歩くと結構遠いのだった。
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川湯温泉まであと1キロ~~
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オートキャンプ場では川遊びをする子どもたちも見られ、尚更息子のモチベーションダダ下がり。。。
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あ~やっとホテルが見えた~~~
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通された部屋は3階の栂の一。
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思っていたより広い部屋で満足。
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部屋からは先ほどの大塔川が眺められる。
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川の手前に混浴の露天風呂。油断すると爺さんの大事なところが丸見えだったりする(汗)
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夕食はバイキング。水が良いのか、鮎やクレソンが美味しかった。
四日目終了~ -
五日目の朝。
旅行計画時に世界遺産のつぼ湯を有する湯の峰温泉かどちらにしようか迷ったのだが、子連れにはこちらの温泉の方が良かったと思う。 -
奈良や大阪から訪れる人が多そうだ。
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ホテルチェックアウト後、再び本宮へ。
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この日も結構な暑さ。
熊野本宮大社 寺・神社・教会
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見逃していた八咫烏ポスト。
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入口近くのcafe almaでアイスコーヒーを。
そして、お土産に熊野名物「もうで餅」ゲット。きな粉ではなく玄米粉をまぶしたあんころ餅が美味い。お薦め!カフェ アルマ グルメ・レストラン
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そして明治の大洪水で流されるまで社があった大斎原へ。
日本一大きな鳥居は平成生まれ。あの鳥居の先からは撮影はNGなのだが、こともあろうにこの参道を物凄い勢いで駆け抜けていった車がいた。大阪ナンバーのおばちゃん、それはダメだと思うなぁ~ -
中央には八咫烏。
大斎原はとても清々しい場所でありました。 -
生まれて初めて訪れたこの熊野エリアは、ゆったりと流れる熊野川の青、その河川敷の白、奥に控える山々の緑が実に美しく風光明媚な場所で、自然の力に癒される感じがヒシヒシと伝わった。以前訪れた奥出雲のパワーに似ているかも。
と、私自身はやたらと癒されていたのにパパの様子がどーもおかしい。「熱があるかもしれない、だるい。」と。その時は山歩きの疲れじゃない?と軽く考えて。。。 -
折角なので本州最南端の潮岬を目指すことに。今日東京に帰るんだけどね(笑)
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途中で寄った串本にある橋杭岩。
橋杭岩 自然・景勝地
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家族連れが沢山磯遊びをしていたが…
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急に雨が降ってきて屋根のある場所に避難。避難ついでのポンカンソフトクリームいただき!
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その後も雨は降り続き。
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14時過ぎに潮岬観光タワーに到着。
潮岬観光タワー 名所・史跡
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雨に霞んで全然見晴らし良くないけれど。
潮岬 自然・景勝地
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水平線は丸く見えた。
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なるほど。
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観光タワー内で遅い昼ごはん。食べたいメニューはほぼ売り切れで、仕方なく天ぷらうどんにしたが、何気に美味しかった。
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14:40潮岬出発。一向にパパの体調は良くならない。和歌山の端っこから東京まで一人で運転することになろうとは…
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普通なら立ち寄るであろう串本海中公園もスルー。
串本海中公園センター 動物園・水族館
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岸和田SAで休憩後、パパ撃沈により写真撮影出来ず。途中静岡県の区間だけパパに運転を替わってもらい、日付が変わった7日の3時過ぎに東京に着いた。結局パパはインフルエンザだったのだが、果たしてどこで移されたのか、謎である。次回和歌山を訪れる時は飛行機か夜行バスにすることにした。
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小口自然の家
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