お友達から西武線の切符が何枚か余ってるという願ってもないお申し出。<br />今なら真っ先に、いえそのときも真っ先に名前があがったのは長瀞。<br />でも切符をご提供くださる方のお宅から遠すぎる。<br />では川越はどうかしら？行ったことない人もいるし。<br /><br />西武新宿線の終点本川越で降りてあるきます。<br /><br />川越まつり公式サイト<br />http://kawagoematsuri.jp/matsurimuseum/

Japan　川越まつり会館の氷川祭礼絵巻がすばらしかった川越まちあるき

18いいね！

2017/05/09 - 2017/05/09

423位(同エリア2139件中)

#歴史・芸術

唐辛子婆さん

お友達から西武線の切符が何枚か余ってるという願ってもないお申し出。
今なら真っ先に、いえそのときも真っ先に名前があがったのは長瀞。
でも切符をご提供くださる方のお宅から遠すぎる。
では川越はどうかしら？行ったことない人もいるし。

西武新宿線の終点本川越で降りてあるきます。

川越まつり公式サイト
http://kawagoematsuri.jp/matsurimuseum/

エリア

川越(埼玉)

唐辛子婆も2010年のお祭りに来て以来ひさかたぶり。

Japan　川越祭り①　Kawagoe Festival
http://4travel.jp/travelogue/10512889

Japan　川越祭り②　Kawagoe Festival
http://4travel.jp/travelogue/10513013

観光客用のレンタル自転車。
街のところどころにお祭りの山車を収納するせいたかのっぽの倉庫があり。
おや、桃色月見草がもう咲いている。
まずは喜多院をめざしませう。
まずは仙波東照宮です。
黄色い牡丹が咲いていました。
階段を上ると
真っ赤なお堂のそばに
ドラゴンが
ベロだしてました。

喜多院に
お参りして
おや？ここに
この間から気になる悪魔のやうなお方が。

災難除の慈恵大師。
厄病の鬼があらわれた時
夜叉の形相になって追い払ったという言い伝えがあり。
それで魔よけの護符として知られるやうになったそうです。
何お祈りするのかな？
こちらのお堂には
ふしぎな
鳥と梅の花？
水琴窟がありました。
砂利の所に水を灌いで耳を澄ますと
地の底から音が聞こえてきます。

横浜の公園にもあったやうな。
さて江戸城から移された春日局や家光のお部屋を拝見しませう。
江戸城が皇居になって皇室がお住まいになっていらっしゃるので
現存する江戸城のお部屋はここだけだそうです。
館内は撮影禁止なので縁側から
お庭のアイリスを撮りました。
それから五百羅漢のいるお庭にまわり
ゆっくりと干支を探してあるきます。
仲のよさそうなふたり。
あ、いたいた。
それにしても陰険そうな鶏ぢゃなあ。
こちらには猪突猛進。
お猿さんもいました。
鼻ほじってるのや酒酌み交わしてるのや按摩してるのや
わさわさしてる地上の人々を高みから

見守っていらっしゃるブッダさま。
でもなんだか暴走族の若者みたいなお顔ですねえ。
な・なんて罰当たりなことを言うんだ唐辛子婆さんは！
いいんですよ、仏様はお優しいお方ですから。
それにしても唐辛子婆さんは・・・。
この人は思ったことをすぐに口に出すけど悪気はないんだよ。
風の音を聞いているの？
おバカなことは聞きたくないの？
さて、倉造りの町並みを歩きます。
地図を頼りに何か探してるインバウンド。
あ、みつけた！

ワインが飲みたくなるシャッター。
浪漫茶房右門という名前の
古民家をそのまま生かしたレストランでランチです。

こぶりでサツマイモのご飯がおいしくて
なによりもおしゃべりが楽しくて。
川越には小江戸ビールというのがあると聞いていたので
注文してみました。

黒ビールとエールビールを混ぜたやうなお味でした。
ブルーのラベルのを飲んでみたかったな。
そのあと時計塔へ。
時計塔はこの蔵造りのお宅のお庭からも
見えまする。
こちらは煙草問屋だったやうな気がする。
以前は2階にも上がらせてもらえたやうな・・・。
便利ですねえ、着物コスプレ屋が川越にも。
この種苗店には
ジェノバのハーブやシカクマメなど
ちょっと珍しいお洒落な種がありましたよ。

それからお待ちかねの菓子屋横丁へ。
あ、ブルーのラベルの小江戸ビールだっ！
昔懐かしいお菓子が並ぶ。どれも買いたくなっちゃう。
あ、ここが孫のトーニャがソフトクリームを買ってもらったとこかしら？
紫色してたのでぶどうのソフトだと思って食べてげっとなって。
http://4travel.jp/travelogue/11173401
それから川越まつり会館へまわって
映像見たり係りの方からお話をうかがったりしました。

このお狐様を見たことがあるわ。
お祭りを見に来た時に。

川越祭り①
http://4travel.jp/travelogue/10512889

川越祭り②
http://4travel.jp/travelogue/10513013
氷川祭礼絵馬（埼玉県有形民俗文化財）
天保15年（1844）
氷川祭礼絵巻

ニューヨーク・パブリック・ライブラリー蔵
平成2年にその存在が確認された絵巻で「延宝頃写」と記載されている。
極彩色の長巻で、当時の祭りの盛況ぶりを伝える。
延宝っていつごろだろう？
←1673年から1681年までの期間だそうです。
江戸幕府将軍は徳川家綱、徳川綱吉。

桃太郎が演じられている。
乙姫様？
楽しそうな見物人たち。

川越氷川祭礼の起源が慶安元年であることの根拠となっている。
と書かれています。

慶安っていつごろ？
←1648年から1651年までの期間を指す。
江戸幕府将軍は徳川家光、徳川家綱。
だそうです。
家光の頃のお獅子かと思うとなんだかかわゆい。
この山車は中国のもののやうです。
ほら。
もう一度来て
じっくり子細に
ながめてみたい絵巻でした。