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羽黒山は、蜂子皇子(はちこのおうじ)が593年に開山した羽黒修験道の総本山。山伏が法螺貝を吹く姿は全国によく知られているところで、昨年、月山、湯殿山と合わせた「出羽三山」(でわさんざん)が、山形県で初めて「日本遺産」に認定されました。<br /><br />特に信心深いわけでもない晴れおじさんですが、日本遺産になったからにはもう一度じっくり参拝しなければと、愛車を駆って残雪のある羽黒山を訪ねました。

晴れおじさん「羽黒山で生まれ変わり?」の旅

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2017/04/02 - 2017/04/02

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アジア好きの晴れおじさん

アジア好きの晴れおじさんさん

羽黒山は、蜂子皇子(はちこのおうじ)が593年に開山した羽黒修験道の総本山。山伏が法螺貝を吹く姿は全国によく知られているところで、昨年、月山、湯殿山と合わせた「出羽三山」(でわさんざん)が、山形県で初めて「日本遺産」に認定されました。

特に信心深いわけでもない晴れおじさんですが、日本遺産になったからにはもう一度じっくり参拝しなければと、愛車を駆って残雪のある羽黒山を訪ねました。

旅行の満足度
4.5
観光
5.0
交通
4.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
自家用車

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  • 月山新道(国道112号線)から脇道に入って暫く進むと、羽黒山の入口の大鳥居が見えてきました。

    月山新道(国道112号線)から脇道に入って暫く進むと、羽黒山の入口の大鳥居が見えてきました。

  • 鳥居を潜った先には、

    鳥居を潜った先には、

  • 手向宿坊街があります。「手向」は地名で「とうげ」と読みます。

    手向宿坊街があります。「手向」は地名で「とうげ」と読みます。

  • 同上

    同上

  • さらに進んで左折すると、有料道路のゲートがあって、

    さらに進んで左折すると、有料道路のゲートがあって、

  • 通行料(往復400円)を支払います。

    通行料(往復400円)を支払います。

  • 道路の両脇には積雪が残っていて、車のモニターに「外気温が低下しています」の表示が出ました。

    道路の両脇には積雪が残っていて、車のモニターに「外気温が低下しています」の表示が出ました。

  • 駐車場に到着。

    駐車場に到着。

  • 午後1時を過ぎているので、参拝前にレストハウスで昼食を摂ることにします。

    午後1時を過ぎているので、参拝前にレストハウスで昼食を摂ることにします。

  • 二階の食堂に入ったら、柱に日本遺産認定を祝うポスターが貼ってありました。

    二階の食堂に入ったら、柱に日本遺産認定を祝うポスターが貼ってありました。

  • 片岡鶴太郎さんや

    片岡鶴太郎さんや

  • 伊吹吾郎さんが訪ねていました。

    伊吹吾郎さんが訪ねていました。

  • 寒いので、私も妻も温かい山菜蕎麦とおでんを注文。

    寒いので、私も妻も温かい山菜蕎麦とおでんを注文。

  • 窓から見える奥の売店は、冬季休業のままのようです。

    窓から見える奥の売店は、冬季休業のままのようです。

  • 外に出て案内図を見たら、本殿まで約3分と書いてあります。

    外に出て案内図を見たら、本殿まで約3分と書いてあります。

  • 杉の大木に覆われた道を歩いていくと

    杉の大木に覆われた道を歩いていくと

  • 赤い鳥居の先に本殿と参集殿が見えて来ました。

    赤い鳥居の先に本殿と参集殿が見えて来ました。

  • 右が参集殿、鐘楼の奥の左の建物が本殿。

    右が参集殿、鐘楼の奥の左の建物が本殿。

  • 雪のため本殿には外から行けず、

    雪のため本殿には外から行けず、

  • 参集殿の中を通って本殿に参拝するようになっていました。

    参集殿の中を通って本殿に参拝するようになっていました。

  • 参集殿の入口を入ったら、奉納された山伏の像が法螺貝を吹いています。まさに羽黒山修験道の象徴的な姿。

    参集殿の入口を入ったら、奉納された山伏の像が法螺貝を吹いています。まさに羽黒山修験道の象徴的な姿。

  • 靴を脱いでロビーに上がり

    靴を脱いでロビーに上がり

  • 二階の渡り廊下から本殿に入ります。

    二階の渡り廊下から本殿に入ります。

  • 本殿の入り口。<br />中は撮影禁止でしたが、広々とした立派な造りで、丁度、年配の御夫婦が申し込んだ祈祷が始まるところだったので、神職による御祓いの様子などを「かしこみかしこみ」拝見しながら、妻と家族皆の平安を祈願しました。

    本殿の入り口。
    中は撮影禁止でしたが、広々とした立派な造りで、丁度、年配の御夫婦が申し込んだ祈祷が始まるところだったので、神職による御祓いの様子などを「かしこみかしこみ」拝見しながら、妻と家族皆の平安を祈願しました。

  • 参集殿に戻る途中、階段踊場の壁に天狗のお面が飾られているのに気づきました。<br />黒い天狗の鼻が鳥のくちばしのようになっているのは、羽黒山開山時に三本指の烏(ヤタガラス)が現れて蜂子皇子を導いたという縁起に由来するものでしょう。

    参集殿に戻る途中、階段踊場の壁に天狗のお面が飾られているのに気づきました。
    黒い天狗の鼻が鳥のくちばしのようになっているのは、羽黒山開山時に三本指の烏(ヤタガラス)が現れて蜂子皇子を導いたという縁起に由来するものでしょう。

  • ロビーで、本殿の茅葺の葺き替えや五重塔の杮(こけら)の葺き替えの寄進を募っていたので、

    ロビーで、本殿の茅葺の葺き替えや五重塔の杮(こけら)の葺き替えの寄進を募っていたので、

  • 妻が本殿に、私が五重塔に寄進することにしました。

    妻が本殿に、私が五重塔に寄進することにしました。

  • ところで、杮(こけら)は柿(かき)と字が酷似していますが、「木片」の意味だとのこと。※実は年甲斐もなく帰宅してから調べて初めて知りました。

    ところで、杮(こけら)は柿(かき)と字が酷似していますが、「木片」の意味だとのこと。※実は年甲斐もなく帰宅してから調べて初めて知りました。

  • 寄進の受け取りとして、それぞれ絵葉書をいただきました。五重塔は、珍しく雪を被った冬の姿。でも、これはこれで、なかなか風情があります。

    寄進の受け取りとして、それぞれ絵葉書をいただきました。五重塔は、珍しく雪を被った冬の姿。でも、これはこれで、なかなか風情があります。

  • 帰り際に本殿の外観をパチリ。もう屋根の葺き替えの足場を組んでいるようです。

    帰り際に本殿の外観をパチリ。もう屋根の葺き替えの足場を組んでいるようです。

  • 有料道路を下って暫く進むと五重塔参拝者の駐車場があります。

    有料道路を下って暫く進むと五重塔参拝者の駐車場があります。

  • 随神門から石段を下りていきます。

    随神門から石段を下りていきます。

  • 同上

    同上

  • 朱色の橋から滝を見ながら少し行くと

    朱色の橋から滝を見ながら少し行くと

  • 国宝の五重塔が姿を現しました。

    国宝の五重塔が姿を現しました。

  • 雪の残る参道を進んで脇にまわって

    雪の残る参道を進んで脇にまわって

  • 別の方角からもパチリ。

    別の方角からもパチリ。

  • 近づいて、もう1枚。

    近づいて、もう1枚。

  • 説明書きによると、10世紀に平将門が最初に建立して、現在の塔は建築様式から14世紀に建てられたと推測されるとのこと。<br /><br />風雪厳しいこの土地に木造建築物が600年以上も建ち続けているのは、まさにサムシング・グレートの為せる業と言えるでしょう。

    説明書きによると、10世紀に平将門が最初に建立して、現在の塔は建築様式から14世紀に建てられたと推測されるとのこと。

    風雪厳しいこの土地に木造建築物が600年以上も建ち続けているのは、まさにサムシング・グレートの為せる業と言えるでしょう。

  • 帰り道、庄内柿の畑が続く農道を暫く走って、

    帰り道、庄内柿の畑が続く農道を暫く走って、

  • 松ヶ岡開墾場に立ち寄りました。<br />明治維新後、3千名にも及ぶ庄内藩士が桑畑を開墾して養蚕を行った場所で、国指定の史跡になっています。

    松ヶ岡開墾場に立ち寄りました。
    明治維新後、3千名にも及ぶ庄内藩士が桑畑を開墾して養蚕を行った場所で、国指定の史跡になっています。

  • これまで2、3度来ているので、今回は、開墾の資料や農具が展示されている蚕室棟でなく、

    これまで2、3度来ているので、今回は、開墾の資料や農具が展示されている蚕室棟でなく、

  • 庄内映画村の資料が展示されている蚕室棟に入ってみました。

    庄内映画村の資料が展示されている蚕室棟に入ってみました。

  • 庄内でロケされた映画の幟が飾られています。「おくりびと」も、そのひとつ。

    庄内でロケされた映画の幟が飾られています。「おくりびと」も、そのひとつ。

  • 撮影禁止の建物内部で一箇所だけ撮影OKの場所がありました。<br />それは、「おくりびと」の撮影に使われた棺桶が展示されている場所。

    撮影禁止の建物内部で一箇所だけ撮影OKの場所がありました。
    それは、「おくりびと」の撮影に使われた棺桶が展示されている場所。

  • 入館記念に入棺して撮影していかがとありますが、遠慮しておきました。<br />でも、出羽三山の参拝は、古来、「生まれ変わりの旅」だったとのこと。棺桶に入って一度死の体験をするのも、この旅に相応しいのかも知れません。<br />よろしかったら、一度試してみてください。<br /><br />完

    入館記念に入棺して撮影していかがとありますが、遠慮しておきました。
    でも、出羽三山の参拝は、古来、「生まれ変わりの旅」だったとのこと。棺桶に入って一度死の体験をするのも、この旅に相応しいのかも知れません。
    よろしかったら、一度試してみてください。

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