1:ロンドン　ハリーポッターの旅　準備編

2017/03/15 - 2017/03/20

イギリス旅行を検討することになりました。

2016年の夏休み過ぎくらいの時期だったでしょうか。
夏休みもシルバーウィークも、私自身は忙しくて何それ？状態。

春休みに海外旅行したばっかりでしたので、それは良いんです。
が、その時のマイルがあり、無駄にしたくない。

家にはそんな心のすきに入り込み、「遠くに行きたい気持ちにさせる」という不祥事案件を起こすポッタリアンという妖怪がおります（嘘です）。

で、「どこかに行きたい。できればマイル使ってお得に！。」
そんな気分になったわけです。

しかしポッタリアン。
ことあるごとにイギリスに行きたい、というアピール半端ありませんでした。

それに、2016年の春休み旅行で、夏より相場が全体的に安い事に気づきました。（地域によるかもしれませんが）
年度末で世間は忙しいし、決算とかだから？。

沖縄？台湾？ちょっと遠いけどハワイはどうだろう？。
一度も行ったことないからあこがれてるの。

しかしながらポッタリアンにとってハリーポッター最強。
全てはイギリス。ロンドンへと向かっておりました。
映画のロケ地は聖地なんだね。

行ったことのないパリも！なんて考えていたのだけど無理と判明。
ロンドンに絞る方向での検討となりました。

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☆1：ロンドン　ハリーポッターの旅　準備編
　2：ドーハでの市内観光　カタール航空ビジネスクラス　ラウンジ利用
　3：英国入国 ワーナー ブラザーズ スタジオ ツアー メイキング オブ ハリーポッター　大英博物館
　4：ウェストミンスター寺院　ビッグベン　レドンホール　ロイヤルオペラハウス　テートなど
　5：バッキンガム宮殿の衛兵交代　そしていよいよハリーポッターと呪いの子
　6：セントポール大聖堂　スーパーで買い出し　空港へ
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エリア ロンドン(イギリス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 船 タクシー 徒歩
• 航空会社: カタール航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

イギリスのタイムアウトからこんな地図が出ております。
ロケ地巡り行きたい、連れてってーと目をキラキラさせて言われましてね。

我が家の経済状況を顧みてはくれず。
やっぱりイギリス...ダメ？勉強頑張るから。
ということで、つい検討することになりました。

原作の場所と、映画のロケ地が掲載されています。
このうちのいくつを回れたのでしょうか。

他力本願じゃないですけど、ツアーとかの助けがないと無理、周り切れないーと思っていたのですが、ネットの情報素晴らしいですね。

なんとか自力で回ることができました。
口コミありがとう。
ということで、私もフォートラベルに投稿しようと思っているわけです。

それにしても、文章書いていて、何度保存できなくてイライラさせられたかわかりません。文章が長すぎるんでしょうか。思ったより時間がかかりました。
こんな苦労をして、旅行記残してくださってるみなさんに感謝です。

まずはツアーの検索です。

以前、お世話になったのが旅工房さん（以降旅行会社の敬称略）。

ホテルはこだわらず、長距離移動の飛行機はビジネスクラスでという私の希望にぴったりなツアーを扱っていました。

ホテルには寝に帰るだけ。
それなら、あまりこだわらなくても良いかみたいな感じ。
もちろん、良いホテルに越したことはありません。

しかーし、あまりこだわらなくても、ロンドンのホテルは高いんですね。
そしてまた、空港利用料が高い。

また、南周りでどこか経由してロンドンまで行くとめちゃめちゃ時間かかるんですよね...。

学生の頃、乗り継ぎでロンドンに行っているのです。
そのため時間がかかるのは知っていました。

が、やはり疲れた記憶が残っておりひるみました。
当時は今よりも体力もあって若かったけど、ロンドンは直行便でと思ったっけ。

お値段ももう少しリーズナブルだと良いなぁ。
と思える値段でしたが、検索を続けるうちにこれがリーズナブルということに気づかされました。

確か、一人、27万円～だったかな。

あとはハリポタツアーが付いているタイプも発見。
こういうのも良いなぁと思いましたが、諸々の条件があわず断念。

結構、希望の飛行機が押さえられなかったかなと。
羽田発なら満席だけど、成田発のこの時間なら2人確保できます。
みたいな。

いずれにせよ、そろそろツアーを押さえておきたいところ。
そこで直行便利用でホテルをデラックス指定でツアーを押さえました。
2017年3月の5泊7日、12万円台でした。

HISのホームページから予約。
キャンセルもホームページからです。
また指定時期まではキャンセル無料で、簡単に確認できます。
何回か、ツアーを依頼・都合によりキャンセルをしており、スムーズな取引だったので安心感もありました。

しかし多分、心のどこかにエコノミークラスで長時間、耐えられるか疑問が渦巻いていたのでしょう。
まだまだ若いと思っていても、実際にはそうでもないですし、連れていくと思っているポッタリアン（それなりに大きいです）に助けられることも多そうな予感です。

ツアーを決めてからも旅工房、H.I.S.などのサイトをトラベルコで見比べておりましたのが2016年の10月、11月あたり。

11月初めに何と、カタール航空ビジネスクラス利用、航空券のみ。
キャンペーン価格16万円代が出たのですが、それが底値だったでしょうか。

プラス4万円でビジネスなら乗り継ぎでも良いか。
しかし二人で8万プラスかぁ、ホテル代もいるしな。と心揺れ動きまくり。
妥協しなきゃならないところは妥協しなきゃ。
ビジネスは贅沢すぎる、と言い聞かせてました。

そのせいか、仕事が忙しくキャンペーンを逃しました...。無念。

その仕事で出張だったのですが、満員のエコノミークラスでの移動。
疲れた体に、本当に厳しかった。

近距離でもこれじゃあ、長距離は無理じゃね？。
との懸念というか、確信から真剣にビジネスクラスを検討。

やっぱり、良いホテルじゃなくいいや、という当初の姿勢に戻りました。
多分、寝るだけになるだろうしな。と。

予算の都合上、直行便でなくて、乗り継ぎでビジネスクラスの方針に変換です。

航空券だけの手配で、22万円台の航空券で手を打つことになりました（確か）。

羽田からのフライトはいっぱいだとか、往路は席がとれるけど、帰路は無理とかいろいろありましたが、フライトは押さえられました。
ちなみにH.I.S.にお願いしました。

フライトの一か月くらい前にイーチケット発券のお知らせが来ました。
そこでカタール航空のページから予約番号をもとに座席指定をいれました。
空きと表示されるところは多くない便もありました。
イーチケット発券のおしらせが来たら、すぐに座席押さえた方がよさそうですよ。

まぁ、二人席を一人で使えることはないかも、と判断。
格安フライトのためかは不明ですがね。

概ね希望通りの座席指定を入れることができました。
ロンドン->ドーハは新し目の機材で、スタッガータイプ（斜め配置の個室みたいな感じ）。

ここだけ、窓側縦にとりました。
縦に取るときは、ギャレーで分かれないように注意しました。

また、出発前にウェブチェックインもしておきました。
空港で並ばなくてすんで、良かったです。
48時間前からできるはずでしたが、できず。
時間をおいてチェックインしたような記憶がありますが、その辺すでに曖昧。

並んでいる人からの視線は痛かったですが、気のせいかもということで。

旅工房も他の旅行会社さんもとても良い対応してくださいました。感謝です。

ホテルは高いのでアパートメントホテルを探そうとしていた矢先。
うちの妖怪が「呪われた子の舞台を見られたら良いなぁ。ぜひ見たいなぁ。ねぇ、どうかなぁ？」と無邪気に聞いてきました。チケットは売り切れだから。とサイトを見たら、やはり売り切れ。金曜日に翌週のチケットを40枚だか売り出すシステムになっているけど、とれるか取れないかわからないチケットをあてにするのもどうかなぁという懸念がありました。

公式サイトには99ポンドだかのプレミアムチケットなるものの存在もあるのだけど、ネットでの購入方法が書いてない。（と思う）

高級ホテルのコンシェルジュとかにお願いすると取れるのか？と想像しましたが実際はどうなんだろう。不明です。ともかく、ネットでチケットは無理、と早々にあきらめかけました。そこに...

あれ、ホテルパッケージなんてあるじゃない？。東京ディズニーランドでいうバケーションパッケージみたいなもの？。高いんでしょ？とクリックしていくと、なんとチケットが取れそうです。実際、旅行予定の終わりの方のチケットがなんと取れてしまうことがわかりました。やはり高かったですが、私も見たかったのでポチっと...。キャピタルブレイクスとショウアンドステイの違いはわかりません。がキャピタルブレイクスのサイトでお願いしたようです。ホテルも観劇も問題なく利用できました。

パート1と２の夜の部は分けて取ると時差ボケが解消されていない日程になる可能性が大でした。また、そんなにスケジュールに余裕はありません。

口コミで得た情報では、ロンドンの劇場は日曜休みだったりするのです。
が、呪いの子は日曜もやってます。

日曜はデパートも休み？だか短時間営業だかで、教会や大聖堂もミサのため一般公開してません。
それに交通機関も間引き運転だったりするようなのです。

あまり移動して市内観光するより、観劇に使う日にしました。
そこで、日曜のチケットをとりました。

ホテルも一緒に予約するので、ホテル選びも重要です。
口コミサイトやグーグルマップで交通機関についても同時に調べ始めました。
が、間引き運転や地下鉄は動いていない可能性ありです。

また、パート1と２の間は劇場にいることはできません。
できればホテルで昼寝をして時差ボケの対策をしたいところ。
しかしパレスシアター周辺のホテルは高いですね。

せっかくアパートメントホテルで節約しようと思っていたのに！。
しかも夜の観劇のあと繁華街を歩くとなると、あまり危ないところではよろしくありません。

ロンドンの治安マップをググると、いずれにしてもその一帯は赤い（あまり治安が良くない、というか悪いの）で、あまり意味ないかもしれませんが。

パレス シアター 劇場・ホール・ショー

散々検討した結果、アンバ　ホテル　チャリングクロスに決定です。
劇場から徒歩圏内。バス使うつもりでいたけど。->結局歩いた。
地下鉄駅にも隣接。->工事のため一時的に閉鎖。
　　　　　　　　　（徒歩三分くらいのエンバンクメント駅とレスタースクエア駅は使えたよ）
口コミでの評判も良いし。安全な様子だし。
呪いの子のホテルパッケージになってるし。
ここはお値段はゆずろう...。他のホテルもやっぱり高いし。

結果、とっても良いホテルの選択でした。

ちなみにお値段はこのホテルでのシアターパッケージが866.7ポンド。
当時の為替レートが139円くらいでしたので円だと12万円くらい。
二人分のチケット代、2公演分、一泊の値段です。
席はドレスサークルで、多分ですが一番いい席です。
高くて計算が嫌になりました。
もう勢いでポチするしかありませんでした。

残りの宿泊分は多少安かったH.I.S.のホテルサイトからとりました。
多分、同じカテゴリのクラスになるようで、一泊朝食付き2万8千円くらいの計算。
やはり高い！。

しかも、ホテルのホームページで諸々確認すると、ドレスコードがスマートカジュアルですって。え？スマートカジュアルって何？という状態。

靴はパンプス？。無理～。と思いつつ、やはりここは無難にパンプス持って、スカート持ってー、ネックレスは大ぶりのものかしら～。スカーフでアレンジ？などと大人しく（しかし秘かに楽しんで）ドレスコードに従うことにしました。といってもシマムラで調達したので、たかが知れてますが...。

ちょっとおしゃれして朝食レストラン「テラス」に行くのは、楽しかったです。
丁度写真の旗のあるところによく案内してもらいました。
ナショナルギャラリーが見えましたし、その日のバスの運行状況もチェックしてました。
テラスじゃないところも素敵なインテリアでしたし。

ホテルの方がたもプライドをお持ちでしょう。
服装でその辺りを尊重していると思うのは自己満足でしょうか。
多分そうですが、それはそれで良しと思います。
あとね、ダウントンアビーの見過ぎかも...。

ザ クレルモン ロンドン チャリング クロス ホテル

交通手段も考えなければなりませんでした。
ロンドンの公共交通手段は高い！。
子供料金はあって、それなりに安い。

だけどもさ、その情報たちが割りと頻繁に？変わっており...。
数年前ならトラベルカードとかロンドンパスとか口コミには出てきておりましたが、2017年3月現在、ロンドンを主な拠点にして、公共交通に使えるのはオイスターカードかな。
大人はそれに決定です。

しかーし、中高生とかそのあたりの金額がよくわからない。
ZIPオイスターカードは英国の写真付きIDを持っていて、
更に10ポンドで購入してその10ポンドは帰ってこないみたいな。
日本のパスポートも立派な写真付きIDと思いますがね。
ダメなの？。結果、ダメで作ってもらえませんでしたから。
多分あちらも面倒だったのでは、と思われますが...。
ダメって言われたらダメなので普通にオイスターカード買いました。

いちいち子供料金で買った方がお得だったのかはよくわかりません。
手間はだいぶ省けたので良しとします。というかするしかありません。

ロンドン交通局の公式サイトの見解だと、
5日滞以上在するなら7DAY(1週間)トラベルカード子供料金が最適と。
しかーし、滞在期間に土日を含めた5日間で多分元はとれないっぽい。
だって、地下鉄とか止まってるとか間引き運転だとかでしょ？。
ここ悩みまくりました。

結局、日本でも中学生以上は大人料金の料金です。
ツアーでも鉄道でも大体そうです。

今回、ロンドンの移動での子供料金はあきらめました。
平日の移動が何日もあるなら、トラベルカードがありだったかも。

あとね、ゾーンとかピークとかオフピークとかすんごくわかりにくかったです。
帰って来てからもよくわかりません。

更に、空港からホテルまでの地下鉄経路をグーグルで検索。

どうしたことでしょう。
いつ検索してもですね、「遅れてます」とか。
あと、「どこからどこそこまで工事やら補修で閉鎖」とか。

クリスマスが終わったら平常運転に戻るのかしら？。と。
眺め続けても変わることなく変わらず遅れとか表示されてましたね。

口コミによると、エスカレータやエレベータが都心駅でもあまりないとか。道が石畳で転がすタイプのトランクは動きにくいとか。

トランクじゃなくて、バックパッカーの大きいリュックならありでしょう。
また、旅行記にはトランクで地下鉄使っている人がけっこういらっしゃいますので、問題ない場所もあるんでしょう。

あと、ヒースローエクスプレスもよく使われている交通手段のようですね。
調べたところ、子供料金かからないです。
3か月以上前の予約だと、最安値で切符買えます。
というか買えることになってました。あくまでも私が調べた時の話です。
よくシステムや金額が変わるみたいですね。

私たちの到着は現地の夕方。
パディントンからホテルまで15ポンドくらいだったという口コミを見たような。
ヒースローエクスプレスとタクシー代で30ポンド超えるなぁ。

時差で眠い中、パディントンからタクシーに乗り換えてお支払いとか考えると、送迎を検討しちゃいました。

で、結局、年開けてから、HISのお年玉セール？で送迎お願いしました。
一人片道15ポンド、全部で30ポンドで空港からホテルまで荷物の積み替え、乗り換えなし。

混載便でしたが往路・復路ともに他にお客さんはいませんでした。空いた季節のせいでしょうか。地下鉄は隣接する駅が閉鎖されていたので、送迎サービスは正解だったかなと思います。

ドライバーに会えないリスクは高そうでしたが。->この予感は当たりました。

エアやホテルを決めたのとほぼ同時に、どこをめぐるのかを決めていきましたが、思ったより難航。

まず、予約が取りにくいという口コミが多かった、ワーナースタジオメーキングオブハリーポッターツアーの予約。

平日だと少し安くなるとのこと。時差はあるけど、平日である到着日の翌日に予約を入れました。3月の予約を11月あたりに入れましたけど、予約が空きまくっていました。不人気なのかと勘違いしてしまいましたがそんなことはありません。

よくあるのは、バスツアー。
これだと、往復の交通手段を心配しなくて良いメリットがあります。

ただ、時間が決まっていて現地を14時発というのが多いのでしょうか。
多分、時間が足りません。そして、この予想は当たっていました。

ワーナースタジオのサイトにはオーディオガイドやスーベニアガイドブックもパックになっているものがあったのでそちらを選択。東京ディズニーランドの一日券と同じくらい高いんですもの。一日居て楽しむ方向です。

あとロンドンといえばオーケストラやバレエでしょうか。
ポッタリアンの意向にばかりは従わない！というわけでもないのですがね。

ロイヤルオペラハウスのサイトによると、バレエの講演のある日には間に合わず。
遅かった。大変残念。

でも、バックステージツアーがあると聞き及んでいたので、そちらを予約。
同じタイミングで開催のあったハリポタ現地ウォーキングツアーもありまして。
結論から言うとウォーキングツアに参加したかったかも。

あと、この写真にあるシャードやスカイガーデン、ロンドンアイなども予定に盛り込みたかったけど、無理だった。オックスフォードとか、あと、ハリポタ映画関連のロケ地巡りでも難易度の高いといわれるハーロー校の公開日も旅行中にあり、予約をとるべきか悩みましたが、無理でした。

調整難しかったー。
見どころ有りすぎだぞ、ロンドン！。

世界遺産やロケ巡りについて、出発ぎりぎりまで悩みました。

見どころ有りすぎというのもひとつですが、もう一つの要因が。
時差調整が苦手なんです。
眠いったら眠い、というか体内時計がわりと規則正しいお子様orお年寄りな感じ。

遅寝遅起きベースに合わせることになるので、ヨーロッパだとなんとかなるかもと思いましたがダメだった時のリスクもあります。

時差調整が苦手なのに、チケット買って行って、実際には寝こけていて行けなかったら嫌だなぁ、という意識がどこかにあってスケジュールを組むのが難航しました。

でも、こういうの調べるの大好きなので、一番楽しかったかも。
これも旅の醍醐味ですよね。