2015/02/20 - 2015/02/21
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くわさん
2015年夏に「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」として日本各地に世界遺産が登録されましたが、その数か月前に長崎、軍艦島へ訪れました。
世界遺産登録後はすごい人気で、島へ渡るのも予約いっぱいだそうですが、このときはまだそれほど話題にもならなかったので、2~3日前でも予約できました。
朝、北九州をJRで出発、お昼に長崎着、午後の軍艦島ツアーに参加しました。
注意! この旅行記は投稿日の約二年前の2015年2月のものです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 船 JR特急
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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2015年2月20日、朝8時。
旅の出発はJR小倉駅。平日の朝のラッシュの中を旅行に出かけるのは、なんか気分がいいものです。小倉駅 (福岡県) 駅
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在来線特急、ソニックでまずは博多へ。
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車内は通勤客で満席。こんなに利用している人が多いのかと驚きです。
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08:30、北九州の大河、遠賀川を通過。
遠賀川 自然・景勝地
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ソニックの独特なフォルムのヘッドレスト。
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多々良川を通過。間もなく博多。
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博多駅からお次に乗るのは特急かもめ、長崎行。
博多駅 駅
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こちらはそれほど混んでないが、時節柄外国人が多い。
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10時、佐賀平野を駆け抜けます。
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10:17、ひぜんかしま通過。
肥前鹿島駅 駅
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有明海が見えてきました。
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うららかな日差しの向こうに見えるのは雲仙普賢岳。
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最近、問題になっている干拓事業の堤防。
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11:27、ああ、長い道のりでした。長崎にようやく到着。
長崎駅 (長崎県) 駅
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ホームの雰囲気は西の出発点、門司港に似ています。
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終着駅。もう先には線路は伸びていません。
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ここにも壇蜜がいました。
大分、鹿児島ではなかったけど、今度こそJRで来たよ、壇蜜。
http://4travel.jp/travelogue/10977389 -
駅構内にはランタンフェスティバルのオブジェが飾られていました。
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こんなのも。
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ワインの試飲会。
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街のあちこちにランタンが飾られていました。
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熱烈歓迎の垂れ幕。
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さて、駅からは歩いて軍艦島のツアーのターミナルまで移動します。
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なんかいい雰囲気の通り。
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長崎港のターミナルに到着。駅から徒歩で20分程度です。
長崎港ターミナル 乗り物
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ターミナルのカウンター。ここからは軍艦島ツアーや五島への定期船が出ています。
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軍艦島へ行くツアー会社は何社かありますが、やまさ海運を予約。
軍艦島ツアーは、他の会社も予約が必要なようです。
この時はまだ世界遺産登録前だったので、直前でも予約できましたが、世界遺産登録後はすごい人気で、かなり前から予約しないといけないとか。 -
チケット。
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ターミナル内の様子。
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お昼なのでターミナル内の食堂で昼食。
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五島うどん。普通のうどんと同じような食感。
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出発まで時間があるので港を散策。
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五島行のフェリーが出港。一度、五島にも行ってみたいものです。
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夜景が奇麗といわれる稲佐山。
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12:30、出港30分前、桟橋へ行く。
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チケットを持って・・・
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乗船しました。
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次々とお客さんがやってきます。
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こんな船が入ってきました。
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これは五島方面の高速船だったか?
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13時、出港します。
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再び稲佐山。
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これも軍艦島と同時に世界遺産になった、三菱造船のジャイアントカンチレバークレーン。まだ、現役だそうです。
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三菱造船所でドック中の自衛艦。
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初めて自衛艦を見たときはびっくりしましたが、舞鶴で見慣れた光景です。
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これは大型客船か?
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長崎市内をかなり離れました。
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その先に大きな、ながさき女神大橋が見えてきます。
女神大橋 名所・史跡
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ながさき女神大橋をくぐります。
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長崎港外に出てきました。
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カトリック神の島教会。
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神の島教会、そしてその向こうには稲佐山。
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これが軍艦島か?
いいえ、本物の自衛艦です。
これからドックなのでしょうか。 -
港を出てからも造船所がありました。
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これが、軍艦島か?
いやいや、まだまだ手前の伊王島です。 -
こんな小さな灯台がありました。
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そして伊王島にも教会があります。とにかく、長崎というところは至る所に教会があります。
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ここにもこんなかわいらしい灯台が。
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ん、今度こそ軍艦島か?
いやいや、隣の高島です。 -
この高島も、まあ見ようによっては軍艦島に見えますが・・・
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と、思って船の先を見ると・・・おお、軍艦です。
軍艦島ツアー 名所・史跡
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今度こそ間違いなく軍艦島(正式名、端島)です。
端島 名所・史跡
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だんだん接近してきました。
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おお、これはなかなかすごい。
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廃墟の島です。
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船が着きます。
この岸壁は外洋に面しているので、ちょっとした風で波が立ってしまい、軍艦島に上陸できる確率は低いようです。 -
無事、着岸。
端島 名所・史跡
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さあ、上陸しましょう。
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コンクリートの塊の島です。
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オレンジの服の人がボランティアガイド。
ガイドからまず「おめでとうございます」の言葉がありました。
先にも書きましたが、軍艦島に上陸するのはよほど波のない時でないと難しいようで、昨日は全滅だったようです。
おめでとうございます、とは上陸できておめでとうございます、の意味なんだそうです。
ラッキー -
まるで戦争の遺構のようです。
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ガイドさんからはかつての軍艦島の暮らしぶりなどの説明がありました。
ちなみにこの写真の方向は旧住居ですが、危険なのでこちらの方には入ることはできません。 -
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石炭を運ぶ機械などがまだ残されていました。
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コンクリートのがれきの中で唯一白灯台だけは現役の施設だそうです。
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この灯台までどうやって登るのでしょう。
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上陸地点から場所を移して、ここでもガイドさんからの説明がありました。
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海側はコンクリートのがれき。映画、戦場のピアニストを思い出します。
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レンガも見事に崩れています。
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ここから釣り人が入ってきたような???
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次にこの建物前に移動。
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鉄筋もボロボロ。
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この建物はまだしっかりしているようで、プロモーションビデオなども撮影されているそうです。
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ここでもガイドさんから説明を受けます。
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いい天気でよかった。
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記念撮影。
首からぶら下げているのは上陸証。
ちかみにこの島に上陸する前にはお酒を呑んではいけません。 -
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さて、そろそろ戻ります。
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なんか爆撃を受けたようなレンガの塊。
浦上天主堂には原爆で吹き飛ばされた煉瓦製の鐘楼がありましたは、こちらは自然劣化でしょう。 -
この鳥居のようなものは、石炭を運んでいた巨大ベルトコンベヤの跡だそうです。
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約40分くらい滞在していました。
船に戻ります。 -
人が住んでいた時もこんなに就航率が悪かったのでしようか。
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14:30、岸壁を離れました。
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沖には他のツアー会社の船が順番待ちをしています。
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金曜日でしたが、船は満席でした。
軍艦島ツアー 名所・史跡
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さて、今度は船上から軍艦島を眺めます。
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船室内からも外は見えますが、暖かかったので、みなさん船上から眺めます。
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もっと軍艦らしく見えるのかと思っていましたが、よく見ると、まあ、軍艦といえば軍艦か、な程度です。
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こちらは上陸地点の反対側。
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こちらも上陸地点の反対側。
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確かこの櫓は神社跡だったか。
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島の裏の方に回ってきました。
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ぐるっと島を回ったので、長崎に戻ります。
なお、船のどちら側に座っても島が見えるよう、島を一周するのではなく、ほぼ島を回りきったところでUターンして、行きは島が見にくい座席の人も、帰りは見やすいコースを走ってくれる配慮をしてくれます。 -
船の案内によるとこの辺りから見ると、戦前の軍艦「土佐」の船影に似ているのだとか。
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確かにさっきの位置に比べると、こちらからはあまり軍艦に見えませんね。
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長崎に戻ります。
こうして遠くから見る方が軍艦に見えますね。 -
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さて長崎港に戻ってきました。
船の案内によると、ここにも世界遺産のドックがあるとのことでしたが、遠くてよくわかりませんでした。 -
山上はグラバー園。グラバー邸も見えます。
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15:30、軍艦島クルーズが終了。
お次は、出島に向かいます。
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