愛媛寄り道旅 (2)　町並みを見に内子に寄り道

2017/03/13 - 2017/03/17

約２年ぶりに宇和島に行くことになりました。
前回は足の悪い父の同行だったので単なる往復でしたが今回は私１人。
ならば有休などを使って道後温泉、母の出身地北条にも行ってきました。
さらに今回は内子や大洲にも寄り道してみました。

3/15
父と母の郷里、宇和島と北条(松山市)はこれまで何回も訪れていましたがその間の町に途中下車したことはありませんでした。
今回初めての途中下車。
まずは内子へ。

エリア 内子(愛媛)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: JR特急

叔母に松山駅まで車で送ってもらいました。
今日もいい天気ですが少々風が強いです。

松山駅 (愛媛県) 駅

内子まで各駅停車で50分、特急で30分。
特急宇和海に乗車することにしました。

既に昨日購入済みの乗車券。
伊予北条から宇和島まで100kmを超えているため途中下車できます。
松山から内子までの特急券520円を払いました。

10時40分に内子駅到着です。

内子駅宇和島方面の時刻表。
特急は1時間に1本ですが各駅停車の本数が少ないのが気になります。
通勤・通学はどうなるの？
車がないと生活していけないのでしょう。

まずは内子駅隣にある旅里庵で荷物を預かってもらいます。
1個200円。

旅の案内所 旅里庵 名所・史跡

内子駅前広場にSLが鎮座していました。

有名な街並みに行く途中の商店街。
ここも昭和レトロっぽいいい雰囲気を醸し出しています。

内子町ビジターセンター
この奥にまちの駅があります。

内子町ビジターセンター 名所・史跡

ビジターセンターの隣にある児童館も趣のある建物です。

飽きないと暮らしの博物館
人々の暮らしの様子は生になりますが時間に限りがあるので今回はパスです。

商いと暮らし博物館(内子町歴史民俗資料館) 美術館・博物館

外からも大正時代の薬屋の様子は分かります。

さらに進むと伊予銀行内子支店があります。
ここも明治・大正時代風の近代建築。
ここを左折します。

ここより町並み保存地区です。
雰囲気あります。

観光客があまりいないので自分のペースでまわれました。

町家資料館
通りに面して開いているので気軽に入れます。

町家資料館 美術館・博物館

私の好きな土間がとても広くとられています。
奥にはかまどもありました。
でも冬は寒そう。

こちらは奥座敷。
母の実家が昔このような家だったので懐かしさが込み上げてきます。

テレビでは見たことがありましたが実際に目にしたのは初めての箱階段。
これを使って2階に上がることができます。
狭い家で機能性があると感じます。

2階からの光景
説明によると2回は物置にすることが多いようですがここは物置と座敷として使われていたとの事。

金光教内子教会
掲げていなければ外観から教会とはわかりません。

団体客もいました。
やはりここは観光の人気スポットなのでしょう。

民芸品店
興味をそそるものもありましたが荷物になってしまうので見るだけです。

重要文化財の大村家住宅。

稚児行列に遭遇しました。
みんな愛らしいです。

稚児行列の後に涅槃像が続きました。
そこでもらったのが．．．

紅白もちをもらいました。
芳我家住宅前で一枚。

木蝋資料館
これも重要文化財です。

木蝋資料館上芳我邸 名所・史跡

緩い上り坂を随分のぼってきました。

高昌寺に着きました。
のぼりが立っていましたが本日3/15は「ねはんまつり」でした。
屋台も出ています。

高昌寺 寺・神社・教会

桜も咲きいい時期に来ました。

高昌寺 寺・神社・教会

大きいお寺です。
境内では行事の準備をしている人が何人もいました。
檀家も多そうです。

ご本尊がちらりと見えました。

一角で餅をついていました。
足で杵をついています。
初めて見ました。

確かに手で着くより力を必要としないようですがそれでもハードワークです。

一歩引いてみても迫力があります。

つき終えると小分けにして丸めていました。

予め作ってあった餡を包んで完成です。
檀家でもないのに1個いただきました。
出来立てのお持ちは美味しいですが、この時12時。
昼食をとるにはまだ早いかな。

再び桜と中雀門

この涅槃像が祭りの主役なのに訪れる人はあまりおらずひっそりとしていました。

高昌寺を折り返してきた道を戻ってきました。

八日市・護国地区の町並み 名所・史跡

庭だけ公開されている本芳我家住宅。
庭師の手入れがきれいに行き届いています。

本芳我家住宅 名所・史跡

12時を過ぎると昼食を摂るためか観光客の姿が少なくなりました。
私はというと先ほど食べた餅のおかげでまだ空腹ではありません。

内子座に来ました。
大正天皇即位を祈念して建てられた芝居小屋です。

内子座 名所・史跡

内子座は内部も見学できます(大人400円)。
それほど大きくはないので近くで迫力のある芝居が見えることでしょう。

中は自由に見ることができます。
ガイドさんが説明もしてくれます。
花道から見た舞台。
役者でないとなかなか見られない光景です。

今度は舞台から客席を見ました。
それほど大きくはないとはいえ満員になると役者もすごい圧迫感を覚えそうです。

舞台には法被があり着用できます。
ガイドさんが撮ってくれました。

奈落にも入っていくことができます。

意外と広いことに驚きました。

人力で動かすとなるとやはり大変そう。

最後に客席最後部から部隊を眺めてみました。

天井も凝った造りになっていました。

外に出るとガイドさんが屋根にいる狐も見て行って、と言われました。
言われなければ気付きませんでした。

13時を過ぎてようやく空腹感を覚えました。
内子駅を背にまっすぐ進んだ所にあるスーパー(フジ)の中にあるうどん屋へ。

わかめうどんとかき揚げで500円。
愛媛の人は香川の影響か、うどん好きの人が多い気がします。

電車までの時間が中途半端になってしまいました。
ギリギリになるのを覚悟でもう一つ気になるところを目指します。
知清橋を渡ります。

小田川沿いの知清公園に入ります。

公園に入ってすぐ右に小さな滝がありました。
滝好きの私はしばらく眺めていたかったのですが時間がありませんでした。

目的の橋が見えてきました。
からり橋です。

からり橋より小田川の流れ。
こちらは上流側。

こちらは下流。
水がとてもきれいです。

橋の向こうにはレストランのような店が何件かありました。
画になる橋です。

からり橋 名所・史跡

橋の全体像
ちょっと通な人しか知らないといった趣が好きです。

からり橋 名所・史跡

ちょっと小走りして内子駅まで戻ってきました。
何とか14時10分の各駅停車には間に合いました。

列車は定刻通り到着。
一両ワンマン運転車にて大洲へ向かいます。