2017/02/10 - 2017/02/20
18位(同エリア396件中)
ottoさん
エジプト南部のヌビア地方に建設されたアスワンダムを見学し、
「ナイルの真珠」と謳われるフィラエ島に渡ります。 そこで
太陽神ホルスの母にして地中海一帯に深く信仰されるイシス神の
優美な神殿を訪れます。名門ホテルのガーデンテラス席から風を
はらみ行き交うヨットを眺めつつティータイム、夕陽を眺めながら
帆かけ舟ファルーカの舟遊びを楽しみました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 観光バス 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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船を下りてバスでアスワンダムに向かいます。
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ヌビア地方の砂地が続きます。
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この辺りは手入れされた緑地帯になります
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満々と水をたたえたダムが広がります。
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ダムの施設が見えてきました。
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ナセル大統領の名を冠したダム湖の水が静かに語りかけているようです。
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国家を挙げて建設されたアスワンハイダム事業は多くの犠牲も伴いました。
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洪水や旱魃の被害は無くなったが移住を余儀なくされた近く地元民、遺跡の数々…
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ダムは1971年に完成しました。
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水量1570億m3 、長さ500km, (内150kmはスーダン領)
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上流のエチオピアのレモンの生産は激減したが下流のエジプトの農耕は飛躍的に生産高が増したそうです。
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ナセル湖はとても広くて
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琵琶湖8個分の大きさと言います。
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全てを飲み込んで鏡のように光を湛えています。
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その景観の美しさに入れ替わり立ち代り撮影する人で混み合っています。
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ダムの構造説明を受けます。
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数々の困難を克服してナイル川の水量調整の為に作られたダムです
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報道でしか知らなかったアスワンダムを目の当たりにして感慨一入です。
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ゞ
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エジプトの発展を祈りつつこの地を去ります
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素晴らしいダム建設の技術を持ちながら傾いた建設途中のビルが気になります。
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お土産屋は素通りして…
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港へ急ぎます。
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波止場はノンビリムード
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10人くらいに分かれて乗船します。
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滑るように穏やかな水面を行きます。
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島に何やら建物が見えます。
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石造りの建物が姿を現しました。
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若い船頭さんが着岸の準備にかかるようです。
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無事に着きました。
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数隻の船が屯しています。
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あれがイシス神殿です
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ダム建設で移設されたそうですが女神に相応しい優美な構えです
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入り口らしいですね
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現われたのは可愛らしい建物です
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蓮の蕾が開いた感じの柱が優美です。
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意外と広そうな感じ
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列柱の回廊に沿って進みます。
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移設するのは大変だったでしょう。
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ホルス神に捧げ物をしている図
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太陽の冠を頭に掲げたイシス女神とその子ホルス神がくっきり彫り込まれています。
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このレリーフにはイシス神に贈り物を捧げる図が描かれ
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hieroglyphがくっきりと残っているので物語の詳細は解明されているのでしょう
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この辺は薄くなっていますね。
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真っ直ぐ通る廊下の造りが見事です。
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判読がむづかしそう
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移設する際には随分と慎重な作業を要したことと想像します。
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判別し難い感じで…
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イシス女神はマリア様のように崇拝されましたのでその子ホルス神はキリストに相当することになります。
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コプト教が使った祭壇のようですが…
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壁面の石の貼り具合
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ぼつぼつ神殿を後にします。
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やや西に日が傾いてきました。
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イシス神殿が元の島ごと移設される前の跡かと思いますが…
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違うかも?
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さらばさらば~
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船着場は大混雑 物売りの声も入り混じって足の踏み場もありません。
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船に乗るとタンバリンを叩いて民族音楽を歌ってくれました。
他の船では踊りだす光景も見られました。 -
フィラエ島に別れを告げて船は出て行きます。
10分ほどで岸につきバスに乗ります。 -
アフリカの国技とも言えるサッカー競技場のようです。
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ASWAN STADIUM とあります。
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さてここは、石材の掘り出し場です。
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セラーグさんが「ここは切りかけのオベリスクが残されているところでこの硬い石でコツコツと削ったのです」と説明してくれました
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ひびの入ったオベリスクが横たわっていますが立てたら数メートルの高さでしょう!
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今も現役のようです。
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石切場から下の方に町が見えます。
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次に向かうのは「ナイルに死す」でアガサクリスティが描いた名門ホテル。
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「Old Cataract 」です
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椰子の木が如何にも小説の舞台に相応しいムードです。
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このホールの壁は確かスペインで見たような………
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救命胴着を預けてガーデンテラスに案内されました。
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リゾート気分横溢。
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右手はホテルの建物、左手は花壇越しに水辺が望めます。
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実際はもっと綺麗で夢見る景色なのです。
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逆光だからでしょう
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上空から見た写真は凄いらしいですよ。
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花の手入れもバッチリです
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ゞ
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ヨットが浮かんでいます。
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私達もホテルを出て帆かけ舟に乗りました。
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板切れを手漕ぎボートにして少年が近づいてきました。
物売りのようです。逞しい! -
暫く船遊びをして楽しく過ごしました。
夕陽がナイルに沈んで行きます。 -
静かに静かに落ちてゆきます。
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バスで船に戻る道中くっきりと見えました。
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西方浄土へと………
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ディナータイムはお気に入りのフルーツサラダに始まり
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スネークヘッドのパン
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マッシュルームのクリームスープ
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メインは牛ヒレ肉の野菜添えを楽しみました。
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どこからか手拍子が始まりました
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船のスタッフ総出でお祝いの行進が始まりました。
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誰かな?
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引っ張り出された人も交えて賑やかに踊りが始まりました。
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67歳のお誕生日を迎えたGさんのお祝いなのでした。
おめでとうございます!! -
おすそ分けのケーキが今夜のデザートとなりました。
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おいしいタルトでした。
アスワンで平和な船中泊
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