2017/02/10 - 2017/02/20
36位(同エリア946件中)
ottoさん
世界遺産 [古代都市テーベとその墓地遺跡跡]
古代エジプトの都として栄えた「テーベ」が現在のルクソールであり
エジプトの中でも最も遺跡が多く、ナイル川の東岸は生を象徴する
神殿が造られました。
カルナック神殿はテーベ3神のアメン神、ムート神、コンス神を祀る
エジプト最大の神殿です。
ルクソール神殿はラムセス2世の坐像と巨大なオベリスクが立っています。
豪華クルーズ船「アマルコ2号」に乗船し4泊5日の船旅の始まりです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 船
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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ギザのメナハウス最後の朝です。
レストランのテラス越しに見えるピラミッドも見納めです。 -
しっかりと食べて今日の観光に備えましょう!
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今日もいい天気のようです。
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8:00にホテルを出発して空港へ向かいます。
早めにスタートしましたが道は大渋滞で冷や冷やしました。 -
帽子、靴、を脱ぎコートは手に持って手荷物検査を2回もして搭乗。
エジプト航空467便は10分遅れで離陸しました。
狭い上に超満員です。 -
ドリンクが提供され、ガバジュースを頼みました。
期待通りに美味しかったです。 -
1時間10分でルクソールに着きました。
20℃の爽やか・快適気温です。 -
国内線は面白い建物です。
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〃
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迎えのバスを待ちます。
南へ下っただけあって寒くはないですね。 -
ここでは緑滴る畑が広がっています。
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サトウキビ、とうもろこしなどなど...
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通学児童を見守るのは父親?先生?
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神殿に至るメインロード
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「ルクソール」は古代エジプトの都「テーベ」があった所で
数多くの遺跡が現存して居ます。
「スフインクス通」は ルクソール神殿とカルナック神殿を結ぶ
通で4~5kmあります。 -
ナイル川を挟んで東には「生者の町」西には「死者の町」が
造られました。日が昇る東のカルナック神殿、ルクソール神殿を
今日の午後観光します。 -
木陰の馬車停がいいですね。
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ガイドさんがチケットを買い求めに行きました。
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列柱が並ぶ遊歩道をゆったりと散策する人々
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椰子の木陰で寛ぐ女性たち
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このあたりギリシャを思わせる風景です。
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蓮の蕾が整然と並んだような列柱
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13:00 豪華クルーズ船「AMARCO Ⅱ号」に乗船です。
手前に見えている「AMARCO Ⅰ号」を通過して隣り合せで接岸
している船に入ります。
今日から4泊5日のクルーズを楽しみながらナイル川の東岸、西岸を
観光しアスワンまで遡上します。 -
ビュッフェでちょっと遅めのランチを頂きます。
まずはガバジュース、イチジクジュース、等で喉を潤します。 -
フレッシュサラダはとても美味しく食が進みます。
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肉料理がスパゲッテイーとよく合います。
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食べきれない量です。
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各部屋に案内されました。
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ゆったりとクラシックな内装のキャビンです。
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約40㎡の広さです。荷物を降ろしてほっとしました。
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ゆっくりと寛げそうです。
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WCコーナーも清潔感ありです。
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お湯の出具合ををチェック
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湯沸しコーナーもOK、クロゼットも十分の収納力があります。
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コンダクターから両神殿の位置関係を示すナイル川東岸の地図を貰いました。
カイロから670kmの地点です。 -
身軽な出で立ちでカルナック神殿に向かいます。
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テーベ神であるアメン神、ムート神、コンス神の神殿を総称して
カルナック神殿というそうです。(複合神殿)
公開されているのはアメン大神殿のみです。 -
羊ロードと呼ばれている参道の左右に居並ぶスフインクスは羊のような、ライオン
のような.... -
はたまた象のようにも見え,不思議な姿です。
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アメン・ラー神を尊崇する歴代の王が数千年をかけて造営を続け
エジプト最大の規模となりました。 -
世界遺産・カルナック新殿第一塔門です。
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日照の関係でコントラストが強すぎますね。
高さ10.5mの ピネジェムⅠ世(ラムセスⅡ世の娘婿で神官)の彫像。 -
時間が経過すると全身がくっきりと見えます。
足元に愛妻の王妃が小さく寄り添っています。 -
向かい合って立っている像です。
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午後の日差しが燦々と照りつけて光と影の明暗がはっきりしています。
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見上げていると首が痛くなります
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レリーフが想像していたよりも立体的でした。
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テーべ新王国時代以降約500年間栄えた都というだけあって
壮麗な都であったようです。壁に刻まれたヒエログリフには
どんなことが記されているのでしょうか? -
第一塔門を西から東へ進むと第2塔門と第3塔門の間に巨大な列柱室があります。
巨大な列柱は100mに亘って134本も密集して並んでいました。
アメンへテプⅢ世によって築かれたそうです。 -
パピルスの花が咲いたような石材で茎とが15mの高さの石柱で
出来ていますが、未開花パピルスの柱も122本あるそうです。 -
漕ぎ手の棹の下の水の中の生き物が描かれているのもあります。
鰐、河馬などが尊ばれていたそうです。 -
当時の暮らしが生き生きと描かれています。
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天井部分に描かれた星星。
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柱を繋ぐ梁のような物にも何か描かれていますよ。
こちらは未開花パピルスの列柱 -
目を凝らして上のほうを見ると梁のヒエログリフがくっきりと残っています。
カルトゥーシュもありますね。 -
大人が12人ほどで手を繋いでやっと輪になる太さです。
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作り方は輪切りの円柱を10個くらい積み重ねたものです。
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透かし彫りの欄間のような明り取りの造作が見事です。
未開花パピルスの柱です。 -
あまりの巨大さに柱の全身はカメラに収まりません。
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列柱の向こうに巨大なオベリスクが見えます。
オベリスクは一枚岩で出来ていて神殿の入り口の両脇に太陽の象徴として
建てられたそうです。後世ヨーロッパへ持ち出されたりして失われたものも
すくなからずといわれます。 -
広場に出ました。トイレはあちら。
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このように土砂の山に凭せ掛けて壁を積み上げたのでしょう。
造営に用いた砂岩は160km離れた地から運ばれたそうです。 -
神域の東西軸と南北軸が交差する南側には「聖なる池」があります。
第18王朝のトトメスⅢ世が奉献し、後に120×77mに造成され
神官たちが儀式の前に身を清める場所でした。 -
赤色花崗岩を加工した2基のオベリスクはトトメスⅠ世と
女王ハトシェプスのもので、それぞれ高さ9.5m、29.56mです。
右手、池の傍にはハトシェプスのもう一本の折れたオベリスクが置かれ
尖った先端部分にはアメン神とハトシェプスが描かれています。 -
コガネムシ「ふんころがし」の周りを7回お祈りをして回ると良いとかで
熱心に回っている人がたくさん居ました。 -
神殿は東西540m、南北600mの周壁でかこまれていますが塔門が
幾つもあり入場制限されている塔門もあって裏側は瓦礫が散乱しています。
中王国時代のBC2000年以降、幾たびか首都が置かれましたが
BC672年の略奪、アレキサンダー大王の遠征などで破壊されました。
ローマ軍の駐屯地になったこともあったとか。 -
北側の浮き彫りは勇猛果敢な父王のセテイーⅠ世のもので、ラムセスⅡ世は
南側を沈み彫りのレリーフにしました。 -
お次はカルナック神殿からほぼ3kmの参道で繋がるルクソール神殿です。
カルナック神殿の付属神殿として建立されました。
オベリスクはフランスに寄贈され一本になってしまいました。 -
入り口には巨大なラムセスⅡ世の坐像が一対鎮座しています。
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見上げるばかりの巨大な像です。実際ラムセスⅡ世は長身で勇猛、果敢
厳しい戦いを経て富国強兵に力を尽くし戦績をレリーフに刻ませました。
子沢山であったと伝わります。 -
100m長さのロータス列柱の回廊が続きます。
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アメンへテプⅢ世の中庭
パピルスの柱 -
絶頂期の王・アメンへテプⅢ世が築いたとか。
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BC14~13世紀の栄華の名残り・・・
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日が傾いてきました。
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若々しいツタンカーメンと妻の坐像
ツタンカーメンはアクエンアテンの宗教改革を否定しアメン神を復活させました。 -
裏に回ると背中に右手がそっと差し伸べられています。
中睦まじく微笑ましい姿ですね。 -
暗くて判然としませんがお祭りや礼拝などの様子が刻まれています。
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〃
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左手上の隅に注目!とガイドさん
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赤い色がまだ残っていてリアルです。
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上部にはかなりレリーフが残っています
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捧げ物をしているところ?
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日が落ちてライトアップが始まりました。
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荘厳な雰囲気があたりに満ちてきました。
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アメンテヘプⅢ世やラムセスⅡ世の時代にはどんなに華やぎだったでしょう。
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新王国時代のファラオの栄華がしのばれる大列柱廊が2つの中庭を
つないでいます。 -
ラムセスⅡ世の中庭には王自身の像が立ち並んでいます。
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見学を終えてそろそろ船に戻ります。
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カイロのムハメッド・アリ・モスクでも聞きましたが、
右側にあったオベリスクの一本は 今パリのコンコルド広場に建っています。
外壁には勝ち戦の戦記が刻まれています。 -
お待ちかね デイナータイムです。
前菜は ゴートチーズ揚げ、
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エジプト風アラカルト から選びました。
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メイン はシーバスのグリル か 牛ステーキ温野菜添え
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デザートはアイスクリーム添えアップルパイと
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新鮮なフルーツをシェアーしました。
ダイダイ大満足でした。 -
食後は艶かしい「べリ-ダンス・ショー」と「タンヌーラ」と言われる
イスラム神秘主義派の旋廻ダンスなるものを初めて見ました。
目の回るような旋廻で色鮮やかなスカートを翻し喝采を浴びました。
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