マチュピチュ!　ウユニ塩湖! (3)　マチュピチュ

2016/12/22 - 2017/01/02

有休をくっつけて一足早めに年末休暇をもらい、初の南米旅行へ。目的地はマチュピチュとウユニ塩湖。高山病や飛行機の遅延・欠航、治安の悪さetc.、出発前に心配していたことはいっぱいありましたが、終わってみれば、とても順調な旅でした。旅の備忘録として＆今後旅する方のご参考までに、こまごましたことも含めてあれこれ綴ります。
＊ペルー：1ドル≒3.25ソル　→1ソル≒37円。ボリビア：1ドル≒6.9ボリ　→１ボリ≒17円。メキシコ：1ドル≒20ペソ　→1ペソ≒6円　（2016年12月末）

エリア マチュピチュ周辺(ペルー)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 3.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

12月25日(日)
今日はいよいよマチュピチュへ向かいます。まずはホテルで朝ごはん。フルーツがいろいろあってウレシイ。

タクシーでマチュピチュへの電車の発車駅・ポロイ駅へ（タクシー代25ソル・20分程度）。

ポロイ駅 駅

カウンターで紙のチケットを見せてチェックインを済ませ、発車時間まで待ちます。駅舎にはカフェがありました。

8:25発のビスタドームに乗車します。チケットは8月頃に事前予約しました（往復200ドル弱）。

のどかな田園風景が続きます。

途中で軽食のサービスがあります。あったかいサンドイッチ2種類。チーズが溶けてておいしかった！

山あいの道を進みます。

4時間ほど乗車して、定刻よりちょっと遅れて12時半頃にマチュピチュ駅到着。

マチュピチュ村 散歩・街歩き

まずは今日のお宿へ。駅から階段を下ったところにある線路沿いにあるハトゥン・インティ・ブティック・マチュピチュというホテル。

HATUN INTI BOUTIQUE ホテル

キレイでカワイイお部屋～

暖炉もあります。

ジャグジーまでありました。

窓からはウルバンバ川が見下ろせます。いい感じ～

ロビーもカワイイ。このホテルのロビーにも、クスコ同様にコカ茶などが置いてありました。

ロビーのクリスマスツリーにはアルパカやらケーナやらペルーっぽい飾りがいっぱい。

さて街歩きへ出発。…といいつつ、ホテルに来るときに気になったお店へさっそく吸い込まれます。ホテルの2軒ほど隣にあった「クラフトビール」と看板に書いてあったお店です。

ペルーの地ビールをいただきます（44ソル）。

窓からはウルバンバ川の絶景が。

さて今度こそ街歩きへ。山に囲まれた小さな町です。

まずは明日のマチュピチュへのシャトルバスのチケットを購入（往復24ドル）。購入にはパスポートが必要です。

町の真ん中を流れるアグアス・カリエンテス川に沿って登っていくと…

温泉に到着。ここまで結構坂が長かった。。温泉は明日、マチュピチュ行った帰りに入る予定なので場所の確認だけ。

レストランがひしめく通りを下っていくと…

アルマス広場に到着。

広場には小さな教会がありました。

こぢんまりとしたかわいらしい教会です。

教会の隣にアイスクリーム屋さんを発見したのでちょっと休憩。1個7ソル（≒260円）だったかな? 観光地価格か、ペルーにしてはなかなかいいお値段です。味はいたってフツウです。

駅前の民芸品マーケットをのぞいてみます。クリスマスだからか日曜だからか、半分くらいは閉まってました。

ホテルへ戻って一休みしてから夜ご飯へ。お目当てのお店がクリスマス休暇で閉まっていたのでたまたま通りかかった雰囲気のよさげなお店へ。

生ビールと、リマでも飲んだペルーの白ワインで乾杯。

まずはサラダ。山盛りです。

そしてマチュピチュ村名物のマス。オシャレな盛り付けです。

マスは葉っぱに包まれてました。ペルーのトマトベースのソースで煮込まれてます。

そして手打ちパスタのパッパルデッレのクリームソース。ちょっと柔らかめでしたがおいしかった！
明日は朝早く出発するので早めに就寝。

12月26日(月)
さて今日はいよいよマチュピチュを見学します。まずはホテルで朝ごはん。

ホテルの朝食会場も川に面していてとても気持ちがいい。

7時半過ぎにホテルを出発。すぐそばのバス乗り場へ。ガイドブックには「バスは30分置き」とありましたが、次から次へと出発していて、すぐに乗れました。

途中、吊り橋を渡って別のバスに乗り換えます。

30分ほどでマチュピチュの入り口に到着。

マチュピチュの歴史保護区 史跡・遺跡

遺跡の中にはトイレがないので、入場の前にまずはトイレへ。行列になってます。有料で一人1ソルです。

こちらがマチュピチュの入り口。8月頃に10時―11時のワイナピチュ入場付きのチケットを予約済みです。
事前予約したときに届いたバーコード付きの画像をプリントアウトしてパスポートと一緒に提示します。

おお、見えてきました、マチュピチュ！
いきなり、TVやガイドブックでよく見る風景が広がります。

あちこちにリャマもいます。ガイドブックによると、CM撮影で連れてこられたリャマがそのまま野生化したのだとか(笑)

こちらが市街地への入り口です。

太陽の神殿。

3つの窓の神殿。

こちらはインティワタナ（日時計）。

石垣のところで草刈り中。もう一人が命綱を握って見ています。

10時過ぎ頃にワイナピチュの入り口に到着。さあここから山登りです。入り口のところで名前と入山時間を記入します。毎年数人は崖から足を滑らせて大ケガする観光客がいるのだとか。。

ワイナピチュ 山・渓谷

こんな山道を登っていきます。

霧の向こうの断崖を登っていきます…。

途中、霧がちょっと薄くなって眼下にマチュピチュが見えました。

絶景です。

最後にまた急な石垣がそびえてます。。

お、さらに霧が晴れてきました。マチュピチュまでバスで通ったつづら折りの道も良く見えます。

ペルーのスズメかな？ソフトモヒカンです。

頂上と思しきところまで登ってみましたが、また霧が出てきて真っ白。。

寒いので早々に下ります。すると、ちょっとしたらまた霧が晴れてきました。遺跡がはっきり見えます。頂上で晴れてほしかったな～。。

行きは登るのに精いっぱいで気づきませんでしたが、途中きれいな花もいろいろ咲いてました。

ワイナピチュの入り口に戻ってきました。ガイドブックには片道1時間とありましたが、結局往復3時間かかりました。。もうヒザがガクガクです。。

あんな山に登ったんだもの。そりゃガクガクになるよ～。登り終えた自分を褒めてあげたいです(笑)

さあ、まだマチュピチュを半分しか見ていないので戻りながら残りの半分を見学します。

おや、あれはリス？ウサギ？

コンドルの神殿。

ここからちょっと見学ルートがよくわからなくなって、王の別荘のほうへ行こうとしたら、監視員のおじさんに「一方通行だからダメ」と言われて行けなかったので一回外へ出ます。山登りしてヘトヘトなのにイタいロスです。。

もう1回入場して太陽の神殿へ。

この階段には、ハイラムビンガムがここを発見するよりも前に、ここにたどり着いていたと思われるペルーの人の落書きが残されてるそうです。

王の別荘。石がキッチリ組み上げられてます。

王のトイレ。前はここも入れたみたいですが入場禁止になってました。

マチュピチュ見学終了。8時過ぎに入場して、ワイナピチュ登山も含めて14時半までかかりました。おなかペコペコだったので出口の横のカフェへ直行。

クスケーニャビールとピザ、キッシュでお昼ご飯（確か74ソル）。

ヘトヘトな体にビールが浸みます。。 クスケーニャビールのラベルにも描かれているワイナピチュ。よく頑張ったな～と改めて自分を褒めます(笑)

マチュピチュ村へ戻ります。バスは次々と来るのでちょっと待っただけで乗れました。

本当はマチュピチュ村の温泉へ行こうと思っていたのですが、もうヘトヘトすぎて結局ホテルのロビーでまったりした後お土産を物色して終了。17:23発のビスタドームでクスコへ戻ります。

この絶景も見納めです。

帰りの便でも軽食がでます。コレ、おいしかったけど何だったんだろ？ほうずきときんかんを足して2で割った、みたいなフルーツ。

ピザが出ました。これもおいしかった！

帰りの便では乗務員による地元の民族舞踊の披露もありました。派手な衣装だな～

そして乗務員によるアルパカ製品のファッションショー。もちろんこのあと販売もありました。

21時前にクスコ・ポロイ駅に到着。駅前にはタクシーの客引きがいっぱいいましたが、40ソルと行きに比べてだいぶ高め。そこで日本人の一人旅の方に声をかけられたので相乗りしました（30ソル）。
今日のお宿はおとといと同じくビバクスコセントロ。

今日は中庭に面した2階のお部屋でした（99ドル）。おととい泊まった部屋より広かったですがバスタブがついてないのが残念!! ほんとは山登りで疲れた体をお風呂で癒したかったのですが、もう夜も遅いし部屋を変えてもらうのもめんどくさいのでそのまま就寝。
マチュピチュ、とても面白かったけどワイナピチュ登山がシビレました。。
明日はこの旅のもう一つの目的地、ウユニ塩湖へ向かいます!