マチュピチュ!　ウユニ塩湖! (6)　リマ

2016/12/22 - 2017/01/02

有休をくっつけて一足早めに年末休暇をもらい、初の南米旅行へ。目的地はマチュピチュとウユニ塩湖。高山病や飛行機の遅延・欠航、治安の悪さetc.、出発前に心配していたことはいっぱいありましたが、終わってみれば、とても順調な旅でした。旅の備忘録として＆今後旅する方のご参考までに、こまごましたことも含めてあれこれ綴ります。
＊ペルー：1ドル≒3.25ソル　→1ソル≒37円。ボリビア：1ドル≒6.9ボリ　→１ボリ≒17円。メキシコ：1ドル≒20ペソ　→1ペソ≒6円　（2016年12月末）

エリア リマ(ペルー)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

12月30日(金)
今日はリマへ戻ります。朝5時前にホテルを出発し、ラパスの空港へ（タクシー代　80ボリ）。30分ほどで空港に到着。ライトアップがオシャレです。

エルアルト国際空港 (LPB) 空港

まだ5時過ぎだというのに空港は混雑してます。

リマまではアビアンカ航空を利用。8時発の便ですが、webチェックインするとボーディングパスに「Gate 6:00」との記載が。ゲートに6:00ってどういうこと？ Boarding Timeってわけでもないよね？と思いつつも念のために早めに空港にやってきましたが、バッグドロップの際にカウンターに聞くと、セキュリティーゲートを遅くとも6:30までに通るように、との指示でした。
結局のところ、「Gate 6:00」というのは、6:00になったらセキュリティーゲートを通れる、ということだったようで、6時になるまでゲートを通してもらえず、「まだ待ってなさい」と係員に追い返されました。。ということでゲート手前のちょっとした売店スペースでしばし待機。

6時になり、セキュリティーゲートを通過するとすぐその先が搭乗ゲートで、待合スペースがとても狭い。だからゲートを通れる時間が決められてたのか～。狭いスペースですが、DUTY FREEや売店があるのでボリビア土産を物色。
7時過ぎには搭乗開始。

定刻通り8時には出発。
２時間ほどの短い飛行時間ですが、ちゃんと朝食が出ました。チーズが溶けたあったかいサンドイッチと飲むヨーグルト。おいしかった！

予定通り9時過ぎにリマに到着。今日のホテルは初日にリマに到着した時と同じく空港目の前のホテルなので、荷物を預けて早速街へ出発（タクシー代18ドル）。もうだいぶ見慣れたリマ空港の風景です。

ホルヘ チャべス国際空港 (LIM) 空港

お土産を買うべくインカマーケットへ。

まだクリスマスの馬小屋の飾りがあります。いつまで飾っておくんだろ？

お昼ごはんは歩き方に載っていたアル・トケ・ペスというお店へ。

アルトケペス シーフード

日系人の方がやっている、カウンター席のみの小さなお店です。

セビーチェ（海鮮のマリネ）と、タコのから揚げ、海鮮のピラフに、紫トウモロコシのジュース・チチャモラーダがついたセットメニュー「コンビナード」を注文（15ソル）。とってもとってもおいしかった!! ただボリュームがすごすぎてとても食べきれませんでした。現地のカップルは二人で1皿をシェアしたりしてたので、私たちもそうすればよかった。。

続いて近くのスーパーへ。Plaza Veaというチェーン店。

店内は大きくてとってもキレイです。食材だけでなく、生活用日もたくさん売ってます。

フルーツ山盛り。

インカコーラの巨大ペットボトルも山積み。お土産にチョコレートやアホ（ニンニク）ソースetc.を購入。

続いて専用路線を走るバス・メトロポリターノに乗ってバランコ地区へ。

ミラフローレスよりも南側にあるアートなエリアだそうです。街並みがカラフルでカワイイ。

まずはバランコ・ビア・カンパニーというクラフトビールの飲めるお店へ。

バランコビアカンパニー 地元の料理

7種類のクラフトビールをちょっとずつ飲めるセットを注文（40ソル）。ステキ!! 色も風味もいろいろで楽しい。
飲み比べてみておいしかったものをお替わりしました。

街歩き再開。さっそくこんなカワイイ教会が。

こんなオシャレな邸宅もあります。

Metroというチェーンのスーパーがあったのでのぞいてみました。

白いトウモロコシだ～。

こちらは紫のトウモロコシ。その隣にはちっちゃくて丸いゆずみたいな形のレモン。

こちらはじゃがいも。いろんな種類が芸術的に山積みになってます。さすが原産国。

続いて日本人の方が経営している雑貨屋さん・ポルティコへ。
とってもかわいいクッションカバーがありましたが、日本円で6千円ちょっととなかなかのいいお値段だったので断念。。でもバラマキ土産になりそうなかわいらしいパッケージのチョコの小袋とか、塩のパックとかいろいろありました。

ポルティコ お土産店

街歩き再開。またまたかわいらしい教会発見。

教会の前は公園になっています。公園にはナゾな鳥の頭たちがズラリ。

カワイイ橋もあります。
橋の下にも遊歩道があるみたいです。

橋を渡った先の階段ではミュージシャンが演奏中。

階段を上がるとまた別の教会の前に出ました。こちらはピンク色。かわいいな～

教会前の公園では、カラフルな衣装を着た少年がラジカセで民族音楽をかけながら踊っています。
手に持った鉄のハサミみたいなものをカシャンカシャンと鳴らしながら不思議なステップを踏んでいます。この子の考えたオリジナルのダンスなのかな??
旅から帰ってペルー特集の雑誌を見てたら、アンダマルカという地方にハサミ踊りというのがあるとのことだったので、それだったのかも。

汗を拭きながら、真剣な顔で黙々と踊っています。友達と思われる別の少年がチップをもらいに帽子を持って回って来たので入れておきました。踊り見せてくれてありがと! 頑張れ少年!!

まだ時間があるので再びインカマーケットへ。

「インカプラザ」とか「インディアンマーケット」とか「クスコマーケット」とか、似たような名前のアーケードがたくさんあります。

ここのクリスマス飾りもカワイイ。

どこも似たような商品を扱ってますが、意外と別の店で同じものに出会えません。あと、似たような店ばっかりなので、気に入ったものを買いに戻ろうとしても、どこの店で見かけたかよくわからなくなります。。

インカマーケット巡りでちょっと疲れたのでこちらのお店で一休み。マーケット近くの「ピスコ バー」というお店。

もちろん店名にもなっているピスコを頼みます。ピスコサワーと、ピスコを使ったパッションフルーツのカクテル。どっちもウマイ!

さてそろそろ19時。明日も早いので夜ご飯を食べるべく、こちらのお店へ。日系人の方が作る日本料理の要素と他国の料理を組み合わせたフュージョン料理・「NIKKEI 料理」とやらが食べられる鶴というお店。ぺルーで乗った便の機内誌で紹介されてたので来てみました。

お寿司、やきとりから焼きそば、おでんまでいろいろありましたが、ペルー料理の要素を取り入れたというフュージョンお寿司をオーダー。盛り付けがオシャレ。

こちらはアンデス地方で食べられてるクイ（テンジクネズミ）のお寿司。姿焼きを食べる勇気はありませんでしたが、これなら大丈夫！ 衣をつけて揚げてあって甘辛いソースがかかってたので、クイ自体の味はあんまりわかりませんでしたが、臭みとかも全く感じず、普通に鳥のから揚げみたいな感じでおいしかったです。

続いてセビーチェ。砂利を引いたプレートの上にガラスの板を載せたお皿に小石が置かれていて、その横に海藻の天ぷらと、泡の下にはホタテやエビのセビーチェ、さらにその下にかぼちゃのピューレが隠れてます。すごい盛り付け…。

メインはコチラ。「UNAGI」というメニューに惹かれてオーダーしたのですが、「うなぎのかば焼き風に焼いたサーモン」でした。。しかも普通の醤油じゃなくてちょっと甘い醤油をベースにしてある上に黒酢も入っているのか、かば焼きソースとは言い難い甘酢ソースみたいな味。ポテトとチーズをベースにしたソースも添えられてます。日本料理じゃなくてあくまで「NIKKEI 料理」なのですが、つい普通の日本食の味を求めてしまって、「うなぎのかば焼きはこんな味じゃない…」と思ってしまったのでした。。
でも内装もステキだったし、盛り付けも面白かったし、楽しめました。ワイン、ビールも頼んでチップも入れて計220ソル。

レストランで呼んでもらったタクシーでホテルへ（タクシー代60ソル）。空港近くのコカ・コーラの立体看板が好きでまた撮ってしまいました(笑)。これ、すごくデカいのです。

明日はとうとう帰国日です。