2017新春のメキシコ　番外編～メキシコのクリスマス飾り（ナシミエント）いろいろ

2016/12/31 - 2017/01/05

２０１７年のお正月休み、冬は暑い所に行こうと２度目のメキシコへ。前回はメキシコシティとユカタン半島を巡ったので、中央高原を中心に回りました。

メキシコでは１月６日の公現祭まではクリスマスということで、街角や教会にはナシミエントと呼ばれるクリスマス飾りが施されていました。

エリアは、最もたくさんのナシミエントの写真を撮った「オアハカ」にしていますが、実際には各地で撮ったものです。

・オアハカ
・サン・ミゲル・デ・アジェンデ
・グアナファト
・ケレタロ

表紙写真は、オアハカのホテル・キンタレアルの中庭に飾られていたクリスマス飾り。正確にはナシミエント（キリストの生誕をあらわした飾り）ではないけれど、メキシコらしい飾り付けでした。
クリスマスの花と呼ばれる、ポインセチアもいっぱいでした。

エリア オアハカ(メキシコ)

オアハカ、カテドラル横のホテルにもナシミエントが飾られていました。

東方の三博士が訪れたところですね。紫色が印象的です。

オアハカ、カルメン・アルト教会のナシミエント。

羊がたくさん。照明のせいか、緑色が際立っていました。

こちらもオアハカ、サントドミンゴ教会のナシミエント。

マリア様の服装がゴージャスです。羊が赤いリボンをつけているのもかわいい。

オアハカのカテドラルのナシミエント。

シックで厳かな感じです。段々になっていて、ちょっと雛飾りを思わせます。

打って変わって、とても質素なつくりなのは、オアハカ、ラコンパニア教会のナシミエント。

馬小屋で生まれたキリストと、ヨゼフとマリア。火に鍋がくべられているところが独創的。

オアハカ、ラ・ソレダー教会のナシミエントも草葺でした。

手前の人形（羊飼い）が大きく、遠近法で仕立てられていました。

マリア様が初々しくて美しいですね。

こちらは作家さんの手になるナシミエント。

オアハカの織物博物館の横の建物に展示されていました。

たくさんの登場人物、そして空を飛ぶ天使。とても素敵です。

サン・ミゲル・デ・アジェンデに移ります。

ラサルー教会のナシミエント。主祭壇の上に据え付けられていました。

同じく、サン・ミゲル・デ・アジェンデ、サンフェリペ・ネリ教会のナシミエント。

こちらも主祭壇です。

サンフランシスコ教会のナシミエントは、まるで舞台のよう。

サン・ミゲル・デ・アジェンデのパロキアも、主祭壇にナシミエントが据えられています。

夜空をバックに、電飾が華やかです。

グアナファト、サンディエゴ教会のナシミエントも、夜空をバック。

どこかメキシコ風の服装のヨゼフ。東方の三博士はとても小さいですね。

下の段はエジプトに赴く聖家族でしょうか。

こちらはグアナファト、サンロケ教会。

上段の聖家族に向かって、礼拝に訪れた人たちが後ろ姿で表現されているのが面白いです。

グアナファト、バシリカのナシミエント。他と比べると意外と簡素です。

グアナファトのラコンパニア教会。新古典様式の主祭壇に据えられて、劇場のよう。

グアナファト近郊のサンバレンシアーナ教会のナシミエント。

人より羊が大きい（笑）。遠近法かな。

草や木の枝を効果的に使っています。

ケレタロです。カテドラルのナシミエント。

グロリア　イン　エクセルシス　デオ　の文字が。

人形の手の動きや姿勢に感情がこもっています。

ケレタロのサンタクララ教会では、主祭壇がナシミエントに。

祭壇の飾りや天井の絵とよくマッチしています。

ケレタロ、サンタロサ・デ・ビテルボ教会。

主祭壇が見えないくらいに飾り付けられています。お花もたっぷりで華やかですね。

ケレタロ　サンフランシスコ教会。

ここも人物の大小が際立っていてバランスは悪いのですが、羊の表情がかわいいです。

ポインセチアがとてもきれい。

ケレタロ、サンホセ教会。

マリアとヨゼフが巨大です。奥からこちらに向かっているのも珍しいかも。
聖家族以外がとても小さくて、トイカメラで撮ったみたい。

最後は、ケレタロ美術館になっている、サンアウグスティン教会のナシミエント。

一番正統派という感じです。

あなたはどのナシミエントが好きですか？