2017/01/04 - 2017/01/04
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ROSARYさん
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2017年のお正月休み、冬は暑い所に行こうと2度目のメキシコへ。前回はメキシコシティとユカタン半島を巡ったので、中央高原を中心に回りました。
その5は銀で栄えた世界遺産、グアナファト。街歩きの前に、丘の上の街、バレンシアーナへ。かつては全世界の銀産出量の25%を占めていたこともあるとのこと。現在も操業している銀鉱山と、かつての坑道口を見学し、鉱山主が寄進した絢爛豪華な祭壇が残る、バレンシアーナ寺院を訪問しました。
・グアナファトとは「蛙の住む山がちな場所」の意味
・ホテル到着
・夜はホテルそばの創作メキシコ料理へ
・翌朝、絢爛豪華なバレンシアーナ寺院
・ノパル坑道は閉まっていた
・サンラモン坑道の見学
・操業中の鉱山
・展望台からグアナファト遠望
表紙写真は、青空に映えるバレンシアーナ寺院の外観。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
-
グアナファトに向かう車窓。ゴツゴツの岩山が増えてきました。
それもそのはず、グアナファトとは先住民の言葉で「蛙が住む山がちな場所」という意味。 -
夜になってホテルに到着。
グアナファトとバレンシアーナの中間あたりにある、古い建物を改装したホテルです。近代的なホテルだがやや設備の古さも by ROSARYさんHotel Ex Hacienda San Xavier ホテル
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ホテルのロビー。
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さっそく夕食に出かけます。
ホテルから直ぐ近くの、モダン・メキシカンのお店。 -
確かにコンテンポラリーです。
魚介のマリネはたくさんのフルーツと一緒に。色もきれいですね。味もなかなかよかったです。 -
イチオシ
こちらのおすすめは、レチョン。子豚の丸焼きです。
ほんとにやわらかい。付け合わせの野菜もいい感じ。 -
メキシコワインとよくあいました。
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デザートは、メキシコの卵酒、ロンポペのクリームを詰めたもの。
これもさっぱりしておいしい。 -
こちらは、翌朝の朝食です。
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イチオシ
朝、まずバレンシアーナの教会を訪問しました。
雲一つない晴天に、ピンク色の教会がよく映えます。朝一番で行くのがおすすめ。ウルトラバロックの精華を堪能できます by ROSARYさんバレンシアーナ寺院 寺院・教会
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ファサード。繊細な彫刻が施されています。
銀鉱山主が奉納した教会。坑道の近くには必ず教会があるのです。
このあたりには5つの坑道があり、それらをまとめて、この教会が守護していました。
グアナファトでは、かつては全世界の25%にあたる銀を産出していたのだとか。 -
内部。巨大な絵画と、金ピカの祭壇に目を奪われます。
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奥に行くと、左右の袖廊にも金ピカの祭壇。
つまり、全部で3つも金箔をふんだんに使った祭壇が奉納されているのです。
どれだけ銀で儲けたのでしょうね。 -
主祭壇に向かって左手、グアダルーペの聖母の祭壇。ウルトラバロックの精華とも言える彫刻。
エスティピテ台柱が壁から独立し、その合間から聖人が顔を出しています。 -
イチオシ
さらにアップにしてみましょう。
装飾の中からも天使が顔を出しています。 -
教会のテラスからみた鉱山の排気口。
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その1つ、ホテルからも近いノパル坑道跡は、横穴なので階段の昇り降りがないと聞いて訪問してみましたが…
管理する人が休暇中で閉まっているとのこと。残念です。 -
あ、猫!
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閉まった入り口から奥を覗いてみました。
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気を取り直して、もう一度バレンシアーナへ。
途中の風景です。
お城みたいに見えるのは、お金持ちが建てた家を改装して、ホテルにしたもの。 -
こちらは、バレンシアーナ寺院の奥にある、サンラモン坑道跡です。
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あれ、ここも閉まっている!
と思ったら、中から人が出てきました。 -
中庭。真ん中に石臼があります。
銀を含む鉱石を、馬やロバなどが石臼で挽いて粉砕したのだそう。 -
昔の写真がポスターになっていました。
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建物の2階には古い写真が飾ってありました。
これは昔のバレンシアーナ寺院ですね。
後ろの部分に、銀鉱石をはこんだ木の橋のようなものが見えています。 -
坑道入口のそばには祠があります。
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現在バーになっている部分は、火薬などの保管庫だったところ。
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いよいよ坑道に入ります。
1549年の文字が見えました。 -
見上げると、換気口が。かなり高いです。
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ヘルメットをかぶって、階段を下りていきます。
ここは60段ぐらいだそう。 -
階段の途中には、昔の採掘の様子を示した模型が飾られていました。
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穴の奥には工具。
今入れるのはここまでで、先に進む道は閉じられていました。 -
せっかくなので記念撮影。
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曰く有りげな十字架。
壁には、キラキラ光る銀鉱脈が見えました。 -
出口のところ。昔は階段ではなく、このような木のはしごを使って昇り降りしていたのだそう。50・60kgにもなる銀鉱石を背負っての昇り降り。重労働だったことがよくわかります。
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外には銀鉱石や身体を洗ったプール。
グアナファトの名前の起源にもなっている蛙の置物がたくさん。 -
昔の工具も展示されていました。
残念ながら、ガイドさんの解説はスペイン語だけなので、何を言っているのかほとんどわかりません。 -
奥には犬のミイラもありました。
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光っているけど、かつての坑道の地図。
地上から526mも掘り進んでいた様子がよくわかります。
1866年に地上に近いところまで水に浸かってしまったとのこと。
現在操業中の鉱山は、それよりも深いところで作業しているそう。 -
その創業中の鉱山に行ってみました。
途中橋の跡。この上を銀鉱石を運んで居たのでしょう。 -
ここが操業中の鉱山。ただ見学はできないようです。
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巨大な穴。
もちろん今は重機を使って掘っています。
ここにも教会がありました。 -
この円形部分は石臼にあたるところ。
重機が置かれています。 -
半円形の劇場のような場所は、かつての銀鉱石の取引所。
すべてをスペインに送っていたわけではなく、一部はここで取引されたそうです。 -
操業中であることは、ゴーゴーと排出される地下水に、その片鱗をみることができました。
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ここからは、グアナファト市街を遠く見下ろすことができます。
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赤丸で囲った所が、多分ピピラ像。
グアナファト市街に向かいましょう。
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