2017/01/01 - 2017/01/01
2位(同エリア6件中)
ROSARYさん
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2017年のお正月休み、冬は暑い所に行こうと2度目のメキシコへ。前回はメキシコシティとユカタン半島を巡ったので、中央高原を中心に回りました。
その2は、精巧なモザイクで飾られたサポテコ族の遺跡ミトラと、アメリカ大陸最大の木と言われるトゥーレの木を訪れました。帰りがけにはメスカルの試飲も。
・お昼はバイキングで
・ミトラの教会
・北の中庭と石柱のホール
・モザイクの中庭、西の建物の中は驚きの空間
・南の中庭と墳墓
・車窓からみた、世界遺産にもなっている有史以前の横穴遺跡と岩絵
・メスカル蒸溜所で試飲
・トゥーレの木
表紙写真は、ミトラの教会とサボテンの風景。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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-
オアハカから44km。車で1時間強の場所にあるミトラ遺跡。
緑の石を産出する岩山を見ながらのドライブです。 -
遺跡に行く前に腹ごしらえ。
オアハカ料理のバイキングです。
この緑の野菜は、チャヨーテというハヤトウリの仲間。さっぱりして食べやすい。 -
オアハカといえばモーレ。何種類か、モーレソースで煮込んだお料理が並んでいました。
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さて、ミトラ遺跡に到着。
ミトラは、翌日行くモンテ・アルバンが紀元850年頃に放棄されてから、周辺にできたサポテコ族の祭祀センター。
年表でお勉強。 -
さっそくミトラ遺跡に入ります。
今回はこの地図の下側、北の建物群と、左下の石柱の建物群に行きます。 -
石の上、トカゲがいました。
前回のユカタン半島とことなり、イグアナなどの爬虫類にはほとんど遭遇しませんでした。この子が唯一かな。 -
イチオシ
北側の入口から入るとすぐに見えてくるのが教区教会。
サポテコ族の遺跡の上に、遺跡の石を使って建てられています。 -
教会の裏手の建物群。
ここにもモザイクが残っています。 -
まぐさ石には、赤い顔料で描かれた当時の絵も。
かつては極彩色で彩られていたのでしょうか。 -
遺跡から教会を見たところ。
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こちらのほうがわかりやすいですね。
下のほうは、遺跡の石組みそのもの。その上に、遺跡の石を再利用して、教会を建てています。
サボテンとの対比がメキシコっぽいです。 -
続いて石柱の建物群へ。
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北の中庭から、石柱のホールのほうを見たところ。
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石柱のホールに続く門。まぐさ石は巨大な一枚岩です。
すこし赤い色が残っています。この石のモザイクは、彫って刻まれたもの。 -
石柱のホール。こちらも一枚岩の石の柱が6本、並んでいます。
かつては竹やシュロなどで屋根が葺かれていたそうです。石柱のホール 建造物
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石柱のホールに続くモザイクの中庭。
こちらのモザイクは保存状態もよく、沢山の種類の文様を見ることができます。 -
小さく切った石をはめ込んでいます。定規もなく、職人の腕の長さを頼りにはめ込んだのだとか。
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イチオシ
モザイクの中庭の四方には部屋があるのですが、特にこの西側の部屋は圧巻。
四方がモザイクで埋め尽くされています。 -
イチオシ
この写真、右下は一枚岩、左は切石のはめ込みと、手法が変わっているのですが、一見違いがわかりません。
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もう一度中庭に戻って。
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石柱のホールから、北の中庭を見下ろします。
かつては、この周囲にもモザイクに飾られた建物が建っていたそうです。 -
北の中庭の手前から、石柱のホールを見たところ。
建物の下の赤い色は最近塗られたものです。 -
続いては、お隣の南の中庭へ。
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この中庭からは地下墳墓が見つかっています。
墳墓の入り口。とても小さいです。 -
中にはいってみます。一度に5人くらいしか入れません。順番にね。
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ここもモザイクで飾られています。
二重の枠が、サポテコ族の文様の特徴。 -
こちらは一枚岩を彫ったモザイクですね。
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息苦しくなってきました。外へ。
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イチオシ
青空の下のサボテンとモザイクと教会。
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帰りがけ、車窓から世界遺産に指定されている、先史時代の横穴を見ることができました。
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石のひさしみたいになっている所には、白い顔料で描かれた岩絵も見えました。
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右手の小高い丘の上にあるのは、ヤグール遺跡でしょうか。
先程の先史時代の洞窟とあわせて世界遺産に認定されています。 -
途中のメスカル蒸溜所。
色んな種類のリュウゼツランが植えられていますが、テキーラの材料になるアガペ以外は栽培が難しく、自生しているのを利用するのだそう。 -
根本が膨らんで、ここに糖分がたまります。
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それを土の中で蒸し焼きにして、
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大きな石臼ですりつぶします。馬やロバが引いたようです。
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木桶で発酵させて、
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最後は蒸留。これでメスカルが出来上がります。
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原料違いのメスカルを試飲させてもらいました。
蒸留したてはこのように無色透明。木樽で熟成させて段々茶色くなっていきます。
味の差は蒸留したてのほうがわかりやすいとのこと。確かに、比べると違います。 -
一番右側の黒いのは、とても希少な原料から作られたもの。
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オアハカに戻る前に、トゥーレの木を見に行きました。
左右に並ぶ木。向かって左が樹齢2000年を超えるトゥーレの木。右が1000年くらいとのこと。トゥーレの木 自然・景勝地
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隣の町役場には、巨大な避雷針。
大切なトゥーレの木に落雷させないための仕組みです。 -
トゥーレの木の説明。
本当の名前は、サビーノ・ウェウェテ。ヌマスギの一種だそう。
幹の周りは58mとあります。 -
木の根元。毎日大量の水をやっているそう。
スプリンクラーの水滴が虹を作っています。 -
確かに巨大。
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