2016/12/25 - 2016/12/29
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AandMさん
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タスマニア島はオーストラリア南部にあり、北海道より小さめの島です。映画「タスマニア物語」、タスマニア・ビーフ、タスマニア・デビルなどで名前は知られています。また英国の流刑囚が遠路送られたポート・アーサー監獄もあり、「オーストラリアの囚人遺跡群(Australian Convicts Site)」の一部として世界遺産にも登録されています。自然が美しいフレシネ国立公園やクレイドル・マウンティン国立公園もあります。
2016年の年末、タスマニアを訪問してきました。オーストラリア本土のメルボルンからタスマニアの州都ホバートまで飛行機で1時間程です。ホバート空港でレンタカーを借りて、4泊5日で島を一周しました。表紙写真は、旅の途中で出会った野生のウオンバットです。コアラに近い草食性の動物でオーストラリアの固有種とのことです。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- JAL ジェットスター航空 カンタス航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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12月25日
メルボルンからタスマニアの州都ホバートに移動します。メルボルン空港の第4ターミナルです。格安航空便ジェトッスターを利用します。搭乗券の発券、荷物の預け入れを自動チェックイン機で行います。メルボルン空港 (MEL) 空港
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JQ705便にこれから搭乗します。
メルボルン空港 (MEL) 空港
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滑走路を歩いて、搭乗用の階段を上り、機内に入ります。LCキャリアーですので、乗客の自主行動が基本となっています。機内販売はもちろん有料です。水だけは無料でしたので、機内では水をもらいました。
メルボルン空港 (MEL) 空港
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メルボルン空港を飛び立ってから1時間程でホバート国際空港に到着しました。国際空港との名称が付いており以前は国外から航空機乗り入れがあったようですが、現在はオーストラリアからの便だけのようです。滑走路を歩いて平屋の空港建物に移動します。
荷物を受け取って、空港内のレンタカー会社(Hertz)で車を借りました。カーナビも借りましたが、設定用語がドイツ語になっていました。英語への切り替え方法が分かりませんでしたので、Hertzメカニックの方に再調整して頂きました。ホバート国際空港 (HBA) 空港
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天気が良かったので、ホバート郊外のウエリントン山の展望台を訪れました。標高は1270メートルあり、頂上の展望台からはホバート市街やダーウエント川の河口一帯その周辺の山や海などを一望できる絶景ポイントです。雲が下に見えています。
ウエリントン山 山・渓谷
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展望台の建設由来などを説明したプレートがありました。
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展望台には前面と側面がガラス張りの立派な施設があります。風の強い日や天候が悪い場合は、恐らくこの施設の中からの見物になりますが、訪問時は晴れで風もありませんでした。展望用の通路と外部の展望台から下方を眺めることができました。
ウエリントン山 山・渓谷
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見学名所だけあって、まあまあの数の観光客が訪れていました。
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ウエリントン山の頂上には、電波用と思われる高い塔があります。頂上付近にはゴツゴツと尖った岩石群があり、ピナクルと呼ばれています。
ウエリントン山 山・渓谷
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ウエリントン山を後にしてホバートの北約25kmの場所に小さな町リッチモンドがあります。この町にあるリッチモンド橋(Richmond Bridge)は1823年に流刑囚人を使って作らせたオーストラリア最古の石橋です。リッチモンドは、タスマニアで最も歴史ある町として知られています。
リッチモンド ブリッジ 建造物
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リッチモンド橋(Richmond Bridge)です。
リッチモンド ブリッジ 建造物
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橋から数百メートルの距離に古い教会がありました。オーストラリア最古のカトリック教会(St. John's Church)です。クリスマスのミサが行われていました。
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リッチモンドからタスマン・ハイウエー(A3)を北に約200km進み、フレシネ国立公園にやってきました。ワイングラスのようにきれいな曲線を描くワイングラス・ベイ(Wineglass Bay)やハネムーン・ベイ(Honeymoon Bay)などの美しい海岸があります。
最も有名なワイングラス・ベイを見学することにしました。展望場所(Wineglass Bay Lookout)までは駐車場から山道を40分程登ることが必要です。ワイングラスベイ展望台 自然・景勝地
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このような山道を登ります。登りと下りでは別のルート歩道が設置されていますので、すれ違うことはありません。
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山道の途中には美しい花も咲いていました。
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野生のカンガルーも結構目にしました。「餌をやらないで下さい」との注意看板もありました。小型のカンガルーです。
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険しい山道を登って展望台(Lookout)に到着しました。夕方で多少の雲もかかっていますが、ワイングラス・ベイを眼下に眺めることができました。海岸の砂浜が日の光に照らされて美しく光っています。
ワイングラスベイ展望台 自然・景勝地
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眼下にきれいな湾曲を描く砂浜が見えます。ワイングラス・ベイです。雲の上から顔を出している山も見えます。
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展望台から山道を30分程下って、駐車場まで戻ってきました。駐車場を起点に幾つかのトレッキング・コースが設定されていました。2時間~5時間程度かかるようです。
ワイングラスベイ展望台 自然・景勝地
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駐車場付近で見かけたカンガルーです。結構な頻度でカンガルーを見かけました。
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駐車場から車を数分走らせて、滞在するホテル(Freycient Lodge)に到着しました。
フレシネ ロッジ ホテル
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このようなロッジが広い地域に散在しています。我々のロッジは、レセプションやレストランから最も離れた場所にありました。車で2~3分、徒歩なら10分程もかかりそうな距離です。幸い天候が良いので、夕食でのレストランへ往復はのんびりと徒歩ででかけることにしました。
フレシネ ロッジ ホテル
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ロッジ外見はあまり立派とは言えませんが、内部は天井も高く広々としています。TVもありましたが、映像映りも悪く、またWiFiも繋がりません。外界と離れてのんびりと過ごす場所のようです。
フレシネ ロッジ ホテル
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ロッジの外側は海岸で、良い景色でした。夕日に照らされた岩石群が美しく光っています。周囲には人影もありません。海岸を独り占めしている感覚です。
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小さな湾を隔てて、ロッジのレセプションとレストランのある建物が見えました。このロッジのレストランから見る夕日は美しくてロマンチックなので、ハネムーン・カップルの利用が多いことでも知られています。
フレシネ ロッジ ホテル
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そろそろ日没です。左手にはハネムーン・ベイ(Honeymoon Bay)が見えます。ロマンチックな風景です。
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ロッジのレストランです。到着時に予約を入れておいたので、夕日が見える席で夕食をとることが出来ました。
フレシネ ロッジ ホテル
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夕食で注文したメイン・ディッシュのシーフードです。なかなかの美味しさでした。
フレシネ ロッジ ホテル
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サイド・ディッシュで注文した料理で「そば」を使っていました。こちらもとても美味しく感じました。2人分の夕食、グラス・ワイン付きで、100ドル程でした。実質的で、まあ満足です。
ハネムーンと思われるカップルが、隣席で豪勢な夕食を食べていました。メニューを見ると2人で300ドルを超える料金です。 -
12月26日
翌朝、別の展望台からワイングラス・ベイを見ることにしました。宿泊ロッジから車で山道(Cape Tourville Rd)を3km程進みますと灯台のある展望台に到着しました。残念なことに雲が出てきました。ご覧の通りの視界不良で良く見えません。 -
展望台にあった案内看板の写真です。晴れていたのなら、このような美しいワイングラス・ベイを見ることが出来たはずですが、悪天候では止むをえません。
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白い灯台だけはしっかり見学して、次の目的地に向かうことにしました。
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タスマニアの東海岸はこのような砂浜が広がっています。タスマニア・ハイウエー(A3)道路沿いです。
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波も高く、この場所ではサーフィンを楽しむ人々がいました。タスマニアは真夏ですが、気温は最高でも20℃ほどであまり暑くはありません。
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タスマン・ハイウエイ(A3)を更に北上し、セントへレンズの港に到着しました。この町はタスマニア北東海岸沿いで最も人口の多い港町で、古くは捕鯨の拠点だったそうです。湾(Georges Bay)沿いに港が広がっており、スポーツ・フィッシングでも有名な場所です。また良質の牡蠣が取れることでも知られています。
堤防の突端で魚釣りをする親子がいました。 -
セントへレンズの港です。
セントヘレンズポイント コンサベーションエリア 自然・景勝地
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沢山の船が係留されています。
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岸壁から海中を見ると、沢山の牡蠣がいました。大型の牡蠣です。幾らでも採れそうです。
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ビナロン湾(Binalong Bay)には炎の湾(Bay of Fire)と呼ばれる場所があります。赤い岩石が散在しています。この名は、18世紀の英国の軍人探検家Captain Tobias Furneauxがこの場所で現地人のアボリジニーが火を燃やしていたことから名づけたと伝えられています。
砂浜もありますが、日に照らされると湾が燃えているように見える赤色の花崗岩があります。タスマニアの見どころの一つで、ローンセストンの町からの見学ツアーがあります。 -
赤色の珍しい花崗岩が散在しています。
ベイオブファイアーズ保護地域 草原・平原
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珍しい岩です。このような光景は他では見たことがありません。
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炎の湾(Bay of Fire)の展望台にあった説明看板です。
ベイオブファイアーズ保護地域 草原・平原
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炎の湾(Bay of Fire)から西方約150 km移動して、ローンセストンに到着しました。人口は約98,000人で北部最大の都市で、ホバートに次ぐ大都市です。宿泊ホテル(Best Western Plus Launceston)です。
ホテルにチェックインしてから、夏季でもあり日も長いので付近をドライブしてみることにしました。夕方の5時過ぎです。Best Western Plus Launceston ホテル
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ローンセストンはタマー川(River Tamar)で外洋まで繋がっています。この川沿いのタマー渓谷沿いには沢山のワイナリーなどがあります。タマー渓谷の東側に沿って車を走らせました。
ローンセストンから30km程北上しますと、川に橋が架かっていました。Batmann Bridgeです。この橋を渡り西側渓谷を走ってローンセストンに戻ります。 -
川の西側には長閑な風景が広がっていました。沢山のワイナリーも見ましたが、夕方なので全て閉まっていました。昼間で時間があれば、ゆったりとワイナリー巡りをしたいところです。
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ゴージー渓谷(Cataract Gorge Reserve) はローンセストン市民の憩いの場で観光名所です。夕方でしたが、行ってみました。ここはバス停、駐車場からの入口です。入場料は必要ありません。
カタラクト渓谷 山・渓谷
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入口から2~3分歩くと、渓谷が見えてきました。吊橋の手前が池状になっており、水浴びを楽しむ人々が見えます。左手には立派なプールがあり、沢山の市民が楽しんでいました。長閑な光景です。
カタラクト渓谷 山・渓谷
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渓谷を渡るリフトがありましたが、訪問時は運行されていませんでした。クリスマス休暇の影響でしょうか。橋脚間の距離が長く、かなり高い場所を通るリフトとして有名ですので、乗って見たかったのですが、残念です。歩いて池の周囲を回ってみました。
カタラクト渓谷 山・渓谷
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吊橋です。結構揺れました。吊橋上から、渓谷の景色を楽しむことができます。夕方であったので、混雑はしていませんでした。
カタラクト渓谷 山・渓谷
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渓谷にはこのような白い花々も咲いていました。落ち着いた感じの美しい渓谷です。
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12月27日
ローンセストンのホテルを発って、約150km西にあるクレイドル・マウンティン国立公園にやって来ました。国立公園のビジターセンターです。広い駐車場がありました。
国立公園に近づくとくねくねの狭い山道が続きますが、制限速度は90~100kmです。急カーブも結構ありますので、最高速度で走れる訳ではありません。20km以下に減速しないと、回りきれないヘアピン・カーブも沢山ありました。制限速度の設定基準は日本とは違います。スピードは出しても良いけど、自己責任で行うことが求められています。また、動物が道路を横切ることも結構ありますので、注意は欠かせません。クレイドルマウンテン レイクセントクレア国立公園 国立公園
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国立公園内の訪問ルートが紹介されています。最奥部には湖(Dove Lake)があります。ホテルにチェックインをした後、行って見ることにしました。
クレイドルマウンテン レイクセントクレア国立公園 国立公園
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今夜宿泊するロッジ(Cradle Mountain Lodge)入口です。国立公園の森に囲まれた自然の中にあるロッジです。
Peppers Cradle Mountain ホテル
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ロッジにチェックインした際に、公園内にある最奥の湖(Dove Lake)までの道路事情を聴いてみました。フロント受付のお兄さんは「狭くて危険な個所があるので、自分なら車では行かない。無料のマイクロバスがビジターセンターから運行されているので、そちらで行った方が良い」と勧めてくれました。
無料マイクロバスの様子です。外の景色を見ながら、バスはゆっくりと30分ほどかけて湖まで走りました。 -
Dove Lakeに到着しました。残念ながら曇っています。気温も10℃程度と高くはありません。ウインド・ブレーカーを羽織って湖見学をします。
マリオン展望台 自然・景勝地
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2~6時間のトレッキング・コース案内がありますが、天候も良くありませんので湖の手前側周囲を30分程散策する独自ルートで観光することにしました。
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散歩道周辺には小さいけど美しい花が咲いていました。高山植物のように見えます。
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湖の畔のボート小屋です。晴れていれば背景にクレイドル山が見えるはずですが、曇っていて見えません。この場所は、観光案内の絵葉書などに用いられる景観の良い場所の代表だそうです。写真だけ撮って、見学通路を更に進みました。
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別の白い花です。
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ピンクと白がマダラ状の美しい花です。このような花、低めの樹木、湖を見ながらの散策は、天候が良ければ多分もっと素晴らしかったのではないかと思いました。
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ボート小屋の対岸に巨大な岩石があり、その上から沢山の観光客が湖を見学していました。行ってみました。湖全体が眺められる良い景色ですが、曇っているため周囲の山々までは見ることが出来ませんでした。
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再びマイクロバスに乗車して、宿泊するCradle Mountain Lodgeまで戻ってきました。ロッジの周辺を散歩していたら、偶然、野生のウオンバットに出会いました。オーストラリア固有の草食動物でコアラの仲間です。ずんぐりと太った可愛らしい動物です。
Peppers Cradle Mountain ホテル
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クリっとした目をした愛らしい表情が気に入りました。
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ロッジ周辺には原生林が広がっています。原生林の中に散策路がありました。1週1時間程の工程のトレッキングを楽しみました。トレッキングではタスマニア原生林を体験できます。野生動物にも巡り合えるそうですが、我々は残念ながら動物には遭遇しませんでした。
Peppers Cradle Mountain ホテル
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タスマニア原産と思われる美しい花に巡り合えました。
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苔シダ類ですが、良く見ると美しい色合いと形態です。
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宿泊したロッジから車で2~3分のところに、タスマニア・デビル動物園がありました。ホテルフロントからも訪問することを勧められましたので、行ってみました。時間予約制でした。夕方5時半スタートの見学コースを予約しました。
デビルズ アット クレイドル サファリ・動物観察
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見学は30人程のグループで、専門のレインジャーがタスマニア・デビルについていろいろ説明してくれます。このツアーの見どころは、タスマニア・デビルの夕食です。
これがタスマニア・デビルです。ネズミを大きくしたような動物です。デビルズ アット クレイドル サファリ・動物観察
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2匹が戯れていますが、愛らしい感じもします。
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ツアースタートでは、タスマニアやタスマニア・デビルに関する一通りの説明がありました。
デビルズ アット クレイドル サファリ・動物観察
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タスマニア・デビルの夕食の様子です。一かけらの肉片を多数のタスマニア・デビルが奪い合います。歯や牙をむき出し、大きな口を空けて他のデビルを威嚇しながら、肉を奪い合っていました。
通常は穏やかな表情のタスマニア・デビルですが、食物の奪い合いなどでは極端に獰猛なモードに入ります。親子、兄弟でもすさまじい競争心を発揮するのがこの動物の特長とのことです。デビルズ アット クレイドル サファリ・動物観察
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ロッジの夕食ではレストランを利用しました。こちらも事前予約をしておきました。私はタスマニア・ビーフ、家内はシーフードの夕食です。タスマニア・ワインも味わいました。
Peppers Cradle Mountain ホテル
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クリスマスなのでツリーが飾られていました。タスマニアの年末は真夏ですが、暖炉では薪が燃やされていました。夜間の外部気温は数℃程度と低めですので、暖炉から放射される温かさはとても快適でした。
Peppers Cradle Mountain ホテル
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これは宿泊ロッジ部屋にあったパンフレット写真のコピーです。訪問時は天候が曇りで湖周囲の山々は見えなかったのですが、晴れであればこのような景色を堪能できた筈です。残念ですが、天候は運任せですので、このような景色を見逃したのは止むをえません。
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12月28日
この日は朝から雨模様でした。当初予定ではタスマニア西部の山岳地方を通ってホバートまで行く予定でしたが、雨の山林を見学しても仕方がないので行程変更しました。Cradle Mountainから1号線経由の最短ルートでホバートに移動しました。400km程の移動距離で6時間程かかりました。途中、ズーッと雨が降っていました。
ホバートのホテル(Ridges)にチェックイン後、市内およびポート・アーサーの見学に出かけました。リッジズ ホバート ホテル
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ホバート市内にある博物館(Tasmanian Museum and Art Gallery)です。相変わらず雨が降っています。
タスマニア博物館&美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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博物館ではタスマニアの生活や文化が紹介されていました。
タスマニア博物館&美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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昔の現地人(アボリジニー)の再現住居です。
タスマニア博物館&美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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タスマニア・デビルにも幾つか種類があります。この他、タスマニアの動物、鉱物、昆虫、魚介類などが展示説明されていました。
タスマニア博物館&美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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ホバートの町から100km離れたポート・アーサーにやって来ました。世界遺産にも登録された監獄があることで有名な場所です。夕方5時半スタートの監獄案内ツアーに参加しました。
ポートアーサー流刑場跡 建造物
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ここが入場券やツアー券の販売所です。首からかけるツアー札をかけて英語説明ツアーに参加しました。ツアーでは監獄の由来や設立以来の経緯などを丁寧に説明してくれました。
ポートアーサー流刑場跡 建造物
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一通りの説明が終わると、あとは敷地内を自由見学できました。前方に見えるのはこの場所の主要な建物である監獄跡です。
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昔教会として使われていた建物は、収容所の博物館になっており、当時使われた物品類などが展示されていました。
ポートアーサー流刑場跡 建造物
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物品類の展示です。
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これが船が出入りした港(Port Arthur)です。水深が深いので船の接岸に適した港だそうです。
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敷地内にある監獄長が利用した館で、立派な建物です。
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監獄跡で、半分壊れていましたが、沢山の独房で構成されていました。
ポートアーサー流刑場跡 建造物
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敷地内に入る入口の建物には、ポート・アーサー監獄の歴史を説明する特別展示がなされていました。展示館への入口です。
ポートアーサー流刑場跡 建造物
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大英帝国の重罪人が船で遠路この場所まで送り込まれた経緯が説明されていました。個別囚人のヒストリー(出身、罪状、監獄での様子など)も紹介されており、リアリティーに富んでいます。
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現在は廃墟となっていますが、当時のポート・アーサーの様子が再現されていました。大きな港を持つ小都市の感じです。光景はイギリスそのものです。
ポートアーサー流刑場跡 建造物
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12月29日
午前中、ホバートの町を見学しました。ここはホバートで古くから発達してきた歴史地区でもあるバッテリー・ポイント(Battery Point)です。バッテリーポイント 旧市街・古い町並み
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バッテリー・ポイントには英国ジョージア風の立派な邸宅と漁師小屋が共存しています。
バッテリーポイント 旧市街・古い町並み
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港の近くに最も賑やかになるサラマンカ・マーケットがあります。ここはその裏手になるサラマンカ。スクエアーです。雨模様の午前中ですので、人の数は多くありません。
サラマンカプレイス 建造物
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港近くの公園(Parliament Square Garden)内に立派な像が建っていました。タスマニアを発見したと伝えられているタスマン(Abel Janszoon Tasman)の像です。
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タスマンは17世紀のオランダの探検家です。ニュージーランドに到達した最初の西欧人としても知られています。
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ホバートの港にきました。エリザベス・ストリート埠頭(Elizabeth Street Pier)です。
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埠頭には船が停泊し、陸側には沢山のショプがあります。
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大部分はレストランで、美味しいシーフードのサービスがあることでも知られています。訪問時は早朝でしたので、人は殆ど入っていません。
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政府庁舎の看板です。砂岩の古い建物です。
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砂岩の重厚な建物です。
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政庁舎の前の公園で、Parliament House Gardenと呼ばれています。年末の催し物が行われていました。
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ホバート中心部からタスマン橋を渡って10km程の距離にあるホバート空港に到着しました。
ホバート国際空港 (HBA) 空港
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今回の旅行で使用したレンタカーで、三菱製のRUVです。良く走りました。レンタカーを返却して、航空機でメルボルンに戻ります。
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帰りもLCのジェットスター便です。メルボルン空港までは1時間程の飛行です。
ホバート国際空港 (HBA) 空港
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滑走路を歩いて搭乗機に向かいます。休暇シーズンでしたので、満席でした。
タスマニアを4泊5日で急ぎ足で一周しました。2日程は曇りや雨で天候に恵まれませんでしたが、タスマニアの自然、ユニークな動物、そしてヨーロッパからの入植が始まり今日まで保存されている歴史的地区をしっかりと見ることができました。タスマニア・ワイン、ステーキ、シーフードも格別でした。内容の濃い旅行であったと思います。ホバート国際空港 (HBA) 空港
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