2016/09/09 - 2016/09/09
85位(同エリア251件中)
Tagucyanさん
- TagucyanさんTOP
- 旅行記557冊
- クチコミ276件
- Q&A回答1件
- 1,026,839アクセス
- フォロワー155人
大手私鉄の中で最大規模の近鉄から、三重県内、岐阜県内にある4つの路線が別会社に分離しました。
これらの路線にはすべて近鉄時代乗車していますが、今回改めて乗りに行ってきました。
---
養老鉄道の次に乗ったのが、三岐鉄道北勢線。
経営が近鉄から、員弁川を挟んで並行して走っている三岐鉄道に移管されました。
日本に3つしか残っていないナローゲージ(特殊狭軌)の路線です。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
【その1】の養老鉄道からの続き
JR・近鉄・養老鉄道が共同で使っている桑名駅の東口。桑名駅 駅
-
上の写真から振り返ったところ。
写真の真ん中に、これから乗る三岐鉄道北勢線の黄色い電車が見える。 -
階段を下りた先にある西桑名駅。
桑名駅からは少し離れている。西桑名駅 駅
-
やはり近鉄時代から使用されている北勢線の電車。
今時珍しい吊り掛け式の電車。しかもクーラーはついてません。この時期はまだ暑いです^^;三岐鉄道北勢線 乗り物
-
かなり小ぶりな車両というのがおわかりかと。
-
ここでも1日乗車券を買いました。
-
裏面は観光マップになっています。
-
1日乗車券と一緒にもらった北勢線のリーフレット。
でも、三岐鉄道全体の沿線マップもついています。 -
吊り掛け電車のため、モーターをブーブー唸らせながら西桑名駅を出発。
-
向こうから近鉄(標準軌)、JR(狭軌)、北勢線(特殊狭軌)が並んでいる珍しい区間。
-
複線の近鉄線と、その右となりのJR線(単線)の上を通り越す。
-
ナローケージのこの路線。制限速度35キロなんて区間がざらにある。
-
というか、路線としての制限速度が45キロ。
このような直線区間でも、時速40キロぐらいでゆっくりと走る。しかも揺れる… -
在良駅。電車とすれ違い。
在良駅 駅
-
この路線の運転上の中心駅、東員駅。
-
東員町の中心駅になる。
東員駅 駅
-
電車すれ違いのため、7分停車。ちょっと歩いてみる。
-
この駅は両側の駅を統廃合して、その中間地点に新しくできた駅である。
それと同時に、廃止になったとなりの北大社駅から運転指令や乗務員区が引っ越してきた。 -
やがてすれ違いの電車がやってくる。
-
電車の車内。やっぱり狭く感じる。
-
東員駅を出発すると、その先に廃止になった北大社駅の跡がある。
かつてはここがこの路線の中心駅であった。車庫だけ残っていて、この左奥にある。 -
楚原駅。いなべ市役所の最寄り駅。3分の1ぐらいの電車がここで折り返す。
楚原駅 駅
-
ここでも電車すれ違いのために6分停車。
-
やがて反対側の電車がやって来た。
-
そろそろお昼。ここらで、さっきコンビニで買っておいた天むすを食べる。
天むすがコンビニで普通に買えるところが、さすが中京圏ですねえ。 -
天むすを食べながら眺めていた景色。
-
終点、阿下喜駅の手前。
-
阿下喜駅構内。
-
終点、阿下喜駅に到着。
-
駅構内にある軽便鉄道博物館。基本的に週末しかやってない。
-
ホームから、西桑名方面を見る。
-
「日本最西端のナローゲージ駅」だそうです。
阿下喜駅 駅
-
阿下喜駅の駅舎。改装されて、バリアフリーの駅になった。
-
ある意味、おしゃれなデザイン。
-
三岐鉄道になってから自動化が進められ、改札口も基本的に自動改札である。
-
ここから三岐鉄道のもう一つの路線、三岐線の終点・西藤原駅に向かうため、右に写ってるタクシーに乗車。
タクシーの運ちゃんに、即座に「乗り鉄」と見破られる(笑)
阿下喜から西藤原に向かうのは、「定番コース」とのこと。その反対コースをとる人はあまりいないとか。
ちなみに前回乗ったときは、この反対コースでした。 -
阿下喜駅から約10分で、三岐線の終点・西藤原駅にやってきた。
かつて駅前に「ウィステリア鉄道」という庭園鉄道があった名残で、SLのようなデザインの駅舎である。
三岐線は従来からの三岐鉄道の路線なので、今回の趣旨から言うと「おまけ」。西藤原駅 駅
-
西藤原駅も上の写真のように駅舎が改装され、駅舎内には簡易郵便局がある。
-
改札口をぬけたところ。
-
西藤原の駅名標。
-
駅のホームに静態展示されている電気機関車。かつてこの路線で実際に働いていた。
-
同じくこの路線でかつて働いていたSLも静態展示されている。
-
三岐線の電車。現在この路線を走る電車は、すべて西武のお古である。
西武時代の面影をそのまま残す電車が「近鉄富田行き」という表示をしているのは、なんだかちょっと違和感が…
プロ野球のオールドファンでもある私の脳裏に「近鉄×西武戦」なんてフレーズが浮かんだりして(笑)三岐鉄道三岐線 乗り物
-
近鉄富田方向を見る。
-
車内は、西武時代そのまんま。走行音や乗り心地も西武時代と変わらない。
-
なので、なんだか西武多摩湖線あたりを走っているような錯覚が(笑)
-
この鉄道の筆頭株主となっているセメント会社の工場をぬって走る区間。
このセメント会社の傘下にあったが故に、かつて三重県内の私鉄が次々近鉄と統合される中、統合されずに「三岐鉄道」として残った。 -
その先にある東藤原駅。広い構内の駅である。
東藤原駅 駅
-
セメント輸送の貨車もたくさん停まっている。
-
このはるか向こうを、さっき乗った北勢線が走っているはず。
-
伊勢治田駅。さっきの阿下喜駅から歩いて来ることができ、そうやって両線を乗り継ぐ乗り鉄さんも多いとか。
時間があれば、自分も歩きたかった。伊勢治田駅 駅
-
この路線の中心駅となる保々駅。
-
保々駅。
保々駅 駅
-
構内には車庫や工場がある。運転士もここで交代した。
-
終点1つ手前の大矢知駅。
大矢知駅 駅
-
終点に着く手前、近鉄線の上を通り越した位置に信号所がある。
まっすぐ行くのが「本線」で、JRの富田駅へ。右に曲がると「近鉄連絡線」で、近鉄富田駅へ。
現在はJR方面は貨物専用で、旅客の電車はすべて近鉄富田に向かう。 -
左側の本線は左奥にあるJR富田駅へ。
この電車は近鉄富田駅へ。 -
再度、近鉄線の上を通り越したあと、並行する区間。この先が近鉄富田駅。
-
終点近鉄富田駅に到着。
近鉄富田駅 駅
-
駅のホームにあった三岐鉄道の沿線案内。
-
近鉄富田駅の3番線が三岐鉄道のホーム。
-
近鉄富田駅の西口駅舎。
-
西口の駅舎内には、近鉄の他に三岐鉄道の窓口もある。
【その3】の四日市あすなろう鉄道に続く。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2016.9 近鉄から分離された4つの路線に乗ってきた
0
63