2016/08/20 - 2016/08/21
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ウズベキスタン旅行記の4回目です。
サマルカンドから夜行列車と乗り合いタクシーで実に15時間掛け、世界遺産ヒヴァに到着しました。
キジルクム砂漠を越え、2時間の列車遅延にもめげず、ようやく無事に辿り着いたヒヴァの遺跡群は、期待を裏切らない、想像通りに素晴らしい場所でした。
観光スポットという意味では、イチャン・カラという城壁の内部に見所がコンパクトにまとまっており、その城壁内の面積は200m×500mぐらい。
歩いて見るだけなら半日あれば十分です。
とはいえ、地図を見れば明らかな通り、他の世界遺産の町とは明らかに遠く離れた立地ということで、そもそも限られた旅程の中でヒヴァに行くのかも相当迷いました。
まして、そこまで陸路で向かうのは明らかに非効率的であるとわかっていながら...。
だからこそ、お目当ての城壁が目に入ったときは本当に感慨深かったです。
タシケントからヒヴァへ飛ぶ航空券を確保できなかったゆえの苦肉の策でしたが、結果的にヒヴァが最後目的地のような感じになり、ベストの旅程になったと思います。
ここが、星の降るような夜空を眺めることができる、砂漠のオアシスの博物館都市です!
□8/16 成田→(ソウル)→タシケント
□8/17 タシケント→ブハラ ※空路移動
□8/18 ブハラ→サマルカンド
□8/19 サマルカンド
■8/20 サマルカンド→(ウルゲンチ)→ヒヴァ ※夜行列車移動
■8/21 ヒヴァ→(ウルゲンチ)→タシケント→… ※空路移動
□8/22 …→ソウル→成田
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《真夏のシルクロード ~自力でウズベキスタン1週間~ 目次》
#0 世界ワーストランキング常連、タシケント国際空港を攻略せよ!(旅の準備と入国まで)
http://4travel.jp/travelogue/11158063
#1 「ねぇ、なんで日本人はそんなにウズベキスタンが好きなの?」 @ブハラ
http://4travel.jp/travelogue/11158066
#2 「ねぇ、日本人はガイジンが嫌いなの?」 @サマルカンド(前編)
http://4travel.jp/travelogue/11158067
#3 レギスタン広場はウズベク人との社交場だ! @サマルカンド(後編)
http://4travel.jp/travelogue/11158068
#4 ここが、星の降る砂漠のオアシスだ! @ヒヴァ
http://4travel.jp/travelogue/11172307
#5 旧ソ連三大美食都市で食べるプロフのお味は? @タシケント
http://4travel.jp/travelogue/11172310
(番外編)仁川国際空港の無料トランジットツアーで初ソウル
http://4travel.jp/travelogue/11158070
【参考書籍】
○ウズベキスタンの桜 (著)中山恭子
○ウズベキスタンと現代の日本 (著)胡口靖夫
○蒼き狼 (著)井上靖
○キルギス大統領顧問日記?シルクロードの親日国で (著)田中哲二
○日本兵捕虜はシルクロードにオペラハウスを建てた (著)嶌信彦
○オリガ・モリソヴナの反語法 (著)米原万里
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
【旅行5日目:8/20(土)】
サマルカンド0:25→ウルゲンチ12:55(夜行列車) ※定刻の場合
4人コンパートメント、下のベッドでした。Advantourに手配してもらって、40USD。
乗り込む時にホームを全力疾走したため、真夜中にもかかわらず汗だくで部屋に到着しましたが、当然シャワーなんてないので、そのまま寝ました。
しかし、インドみたいなボロい列車を想像していたら、そこはさすが旧ソ連の国、意外にも寝台列車は清潔&快適で、6時間ぐらいはぐっすり眠れたと思います。
朝日が昇って光が差し込み、車内が暑くなってきて、自然と目が覚めました。
そもそも、なぜブハラからサマルカンドへ戻って、そこからヒヴァへ向かったのか?
ヒヴァへはブハラから乗り合いバスで行く(あるいはその逆)ルートが普通ですが、これだとキジルクム砂漠を横断することになり、炎天下の移動は、それはそれは過酷らしい。しかも移動で一日潰れてしまう。
夜行列車で寝ている間に砂漠を越えてしまう方が、時間の限られた旅行では効率的で、かつ移動も楽だというコメントをネットで見つけたので、それを採用したのです。 -
しかし、若干アテが外れました。。
ネットで私が見たクチコミは、ヒヴァからサマルカンドへ向かう夜行列車。これだと、日が暮れたあたりで砂漠を越える時間帯です。
方や、私の乗った列車は、日が昇ったあたりで砂漠を越えるダイヤ。
だから、実は暑さ対策になっていなかった可能性があります。
途中、具体的な時間は覚えていませんが、ずいぶん長い時間、砂漠のど真ん中で停車していました。
一番安いエコノミー席だったので冷房もなく、湿度も高く、室温がどんどん上がり、とにかく暑かった。。
まだわずかに残っていた水で喉を潤し、バックパックの奥底に突っ込んであったうちわを取り出して仰いで、早く動き出してくれと念じていました。
さらに定刻到着の20分前、ふと荷物を確認するとパスポートがなくなっていることに気付き、マジで焦りました。
寝ている間にポケットから落ちたようで、ベッドの真下になぜか落ちていました。。
パスポート不所持で逮捕されたりしたら、オレの人生もここで終わりか、なんて思ってしまいましたが。。 -
しかしまぁ実際には列車が大幅に遅延していたので、もっとゆっくりパスポートを探しても大丈夫でした。
定刻を過ぎても全く到着する気配がないため、そこでようやく遅れていることを理解し「2時間までなら許す!」と思っていたら、ピッタリ2時間の遅れ。
ウルゲンチ到着は14:55。
「あれ、結局一日移動で潰れてるじゃん?」というツッコミは無しでお願いします。。
最後はコンパートメントの外に出て、車窓からの景色をずっと眺めていました。
他の乗客も同じでしたが、日本人は私だけで、興味深そうに話し掛けられました。ここでも言葉が通じないのがもどかしい...。
それでも、PLAYBOYと書かれた帽子をかぶっていた10歳ぐらいの少年(PLAYBOYの意味はわかっていないようだった)と仲良くなり、いろいろウズベク語を教えてもらったけど、全部忘れてしまったなぁ...
逆に彼が「サムライ」という言葉を知っていたことは、今でもよく記憶に残っています。 -
ウルゲンチ駅
駅のホームと同じく、写真を撮ってはいけませんが、ここでは割と堂々と撮っていました。近くに警官もいなかったし。
もっとも、ローカルの人に「撮ってはダメだよ」と言われてしまいましたが。。
タクシーの客引きがたくさんいるので、乗り合い前提で交渉しました。
ここでタクシーを拾う観光客が向かう先は、十中八九ヒヴァです。
乗り合いなので他の客が決まるまでちょっと待たされましたが、喉が渇いていたので水を買って飲みたいと思っていたこともあり、ちょうど良かった。 -
ウルゲンチからヒヴァまでは、車で約40分ぐらいです。
16:00頃。やっと着いた!
ヒヴァの世界遺産、イチャン・カラの西門!
どうしてもここに来たくて、サマルカンドから夜行列車に揺られること14時間。さらに乗り合いタクシーを探して乗り込んで1時間。
サマルカンドからキジルクム砂漠を越えて、やっと、やっと辿り着いた!
まだ何も見ていないのに、この時点で既にかなり感慨深かったです。イチャンカラの城壁 史跡・遺跡
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到着が予定より2時間遅れているため、ホテルには寄らず、バックパックを持ったまま観光開始することにしました。
何しろ、ここにいられるのは翌朝9:00頃まで。時間がありません。
西門の内部にはお土産売り場やキオスクがあり、その途中にさりげなくチケットを売るカウンターがあります。
12USD払うと、城壁内の見どころや博物館などに入場できるフリーパスをもらえます。
いつまでヒヴァにいるのか聞かれ、答えたその日付がフリーパスに書き込まれていたので、きちんと申告すれば複数日にわたって利用できます。イチャン カラ 旧市街・古い町並み
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門をくぐって城壁の中へ入ると、早速、独特のイスラム建築が出迎えてくれます。
左奥に見えるのは、カルタ・ミナルというミナレット。カルタ ミナル 建造物
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高さは26m。
途中で工事が中断されてしまったまま、今に至っています。
中にも入れませんし、登ることもできません。カルタ ミナル 建造物
-
城壁内には見どころがいろいろあり、どういう順番で回ろうか迷います。
まず、西門に近いキョフナ・アルクへ。
歩き方に「ヒヴァの全景を見渡すなら、キョフナ・アルク内のアクシェイフ・ババの見張り台が最適」と書いてあったからです。
この門をくぐって右奥へ進むと、見張り台へ続く階段の入口がいます。
ここは別料金で1USD取られますが、ちょうど降りてきた欧米系のカップルに「どうだった?登る価値ある?」と質問してみたら笑顔で推薦されたので、迷わずにチケットを買いました。キョフナ アルク 城・宮殿
-
おーーーーーーー
サマルカンドとは明らかに違う。
色や雰囲気だけならブハラに似ているような気もするけど、でも素人目にも何かが違うような気がする...。キョフナ アルク 城・宮殿
-
西門付近を望む
歴史的建造物が残っているのはこの一角だけで、すぐ裏は平地であることがわかります。
平地というか、砂漠か。キョフナ アルク 城・宮殿
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中庭は特筆すべきものはなし(たぶん)
キョフナ アルク 城・宮殿
-
西門から東門まで城壁内を横断するメインロード
そんなに観光客も多くなく、お土産を買えとせびられることもなく、サマルカンドやブハラではそこらじゅうにいた闇レートでの両替商も全くおらず、実にのんびりとした雰囲気です。
ただし砂漠を越えてやってきた場所だけあって、アホみたいに暑い。
夕方4時過ぎなのに。
このあと思わずコーラを買って飲みました。
日本でコーラなんて滅多に飲まないのに、旅をしているときは高頻度で飲んでるような。
そして、灼熱の太陽の下で飲むコーラは、なぜこんなにもウマいのか? -
そのまま東門まで突っ切ってみました。
西門と異なり、こちらは閑散としています。
西門からならばチケットを買わなくても中に入れます。パルヴァン ダルヴァザ門 (東門) 史跡・遺跡
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ヒヴァがホレズムの都になると、この町には奴隷市場が形成されました。
東門から城壁内に続くこの両側に奴隷が縛り付けられ、売買されていたそうです。
奴隷はロシア人が多く、そのロシアによってホレズムが制圧され、ようやく奴隷市場はなくなりました。パルヴァン ダルヴァザ門 (東門) 史跡・遺跡
-
東門です。
こちらも数世紀前の城壁がそのまま保存されています。パルヴァン ダルヴァザ門 (東門) 史跡・遺跡
-
なぜか東門付近には美容院や床屋が多かった。
パルヴァン ダルヴァザ門 (東門) 史跡・遺跡
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東門付近にあるタシュ・ハウリ宮殿
タシュ ハウリ宮殿 城・宮殿
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歩き方にも写真が載っていますが、柱の一本一本が、細部まで凝ったつくりになっています。
タシュ ハウリ宮殿 城・宮殿
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記憶が誤っていなければ、タシュ・ハウリ宮殿の真横にある、クトゥル・ムラド・イナック・メドレセです。
クトゥル ムラド イナック メドレセ 史跡・遺跡
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これをお土産で買ってくれと懇願されましたが、申し訳ないもののスルー。
ブハラでクッションカバーを2つ40ドルで買ってしまい、既に予算オーバーなのです。
旅先で全くお金を落とさない、貧乏旅行者であります。 -
イスラーム・ホジャ・メドレセの真横にあるミナレット
西門で払う共通チケット12USDとは別に料金を払えば、上まで登れます。
しかし階段はらせん状で狭く急でおまけに暗く、上から降りて来る人とすれ違うのも一苦労です。足を踏み外したらシャレになりません。
私はバックパックを持ったまま歩いていたこともあって、一番上まで行くのは早々に断念せざるを得ませんでした。イスラーム ホジャ メドレセとミナレット 建造物
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西門と東門を結ぶメインロードから少し外れると、観光地である城壁内でありながら、人通りがなくなって、素朴な雰囲気が漂っています。
こういうところをカメラ片手にブラブラと歩くのも楽しい。 -
パフラヴァン・マフマド廟
ここも12USDの共通チケット対象外で、別料金を取られます。
意外と高かった。。
インフレが進んでいるようで、歩き方に載っている入場料(4,000スム)より高かったです。パフラヴァン マフムド廟 寺院・教会
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ゲートをくぐるとこんな感じ。
外観はブハラにありそうな茶色いゲートなのに、中に入るとサマルカンドみたいな青い整然とした建物が見えるという、なんかちょっと変わった場所ですね。
ここ、ウズベキスタンで有名なパワースポットなのだそうです。
帰国してからググって初めて知りました。パフラヴァン マフムド廟 寺院・教会
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正面奥の霊廟
この中も「青」が基調になっていました。
ブハラ、サマルカンドと来てかなり慣れてきましたが、イスラム教にもこういう色合いの文化があるんだなぁと。
これまであまり馴染みがなかったので斬新だし、全く飽きませんでした。パフラヴァン マフムド廟 寺院・教会
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ジュマ・モスク
ここはガイドブックや旅行会社のパンフレットに必ず載っているようで、有名です。
ちょっと薄暗い空間の中に、彫刻を施されたたくさんの柱が等間隔に並んでいます。
わずかに開かれた隙間から陽の光が差し込み、神秘的な雰囲気が漂っています。ジュマ モスクとミナレット 寺院・教会
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ムハンマド・アミン・ハン・メドレセの中庭
同敷地がオリエント・スターというホテルにもなっており、日本人観光客の団体さんがここに泊まっているようでした。
休憩しようと思って木陰に腰を下ろすと、すぐ近くにいた方に日本語で話し掛けられました。
世界各地をバックパックで回っておられるアグレッシブな女性の方で、私もいかにもバックパッカーと言わんばかりの格好だったので、すぐに意気投合しました。
イスラエルで警官に連行されて怖い思いをしたこと、冬の南米で夜行バスに乗ったら極寒で死ぬかと思ったこと、イランは日本人が持っているイメージに反して人々がみんな優しくて最高だったこと...など、私が行ったことがない場所をたくさん教えてくれました。
こちらは、南インドに是非行ってください、年越しがオススメです!と力強く答えておきました。
※南インドで年を越したときの旅行記
http://4travel.jp/travelogue/10967321 -
その女性にヒヴァの隠れスポットとして教えてもらったのが、城壁に登れる場所。
北門のすぐ近くに、こういう感じで城壁の上の方へ登れる場所があります。
歩き方には書かれていないので、教えてくれなければおそらく気付きませんでした。
ここで、酢につけてある玉ねぎを取り出しに宿へ戻らないといけないと唐突に言われ、この女性の方とはお別れ。
ご丁寧にありがとうございました! -
城壁を歩きます。
こんな感じで、柵も何もないけれど、普通に歩いていればまず危険はありません。 -
夕日を浴びながらの城壁遊歩道の散策も、いとをかし。
クロアチアのドゥブロヴニクに似ていると思いました。
あのときは同じように城壁を歩いていて、暑さにやられて倒れそうになった(ていうか倒れた)けど、今日は大丈夫! -
遊歩道の高さがよく分かる写真。
落ちたら死ぬかも。 -
カルタ・ミナルが目の前に見えていますが、ここが行き止まりです。
ここからは降りられないので、北門まで戻らないといけません。 -
北門です。
城壁内のメインロードから少し距離があることもあり、閑散としています。 -
そんなところで地元民と思われる子供たちに遭遇しました。
ウズベクの子供は本当に人懐っこい。言葉が通じないのに、必ず笑顔でなんか言ってくる。
同じく子供たちの温かさに触れた南インドを思い出します。
あちらは英語が通じたというのもあるけれど、たとえ言葉が通じなくても、なんか心で通い合えているような気がするのです。 -
カルタ・ミナル付近でも観光客の姿が見えなくなりました。
-
ようやくここでホテルへチェックインします。
Booking.comでドミトリーを探してもヒヴァはあまりヒットしなかったので、この日はホテルです。
まぁドミ3泊→夜行列車と来ているから、流れ的には疲労を取るべくホテルで正解です。
西門を出て目の前の「オールド・ヒヴァ」。
歩き方には掲載がありませんが、Booking.comの評価は上々です。 -
英語が堪能な若い男性オーナーが経営しているホテルでした。
素泊まり25USD。
部屋はコンパクトですが、さぞかし新しいホテルなのでしょう。水周りは日本人の感覚でもとてもキレイで、汗を流して気持ちよく休めました。
(あまりこの日は寝なかったんですけど)
個人旅行ならオススメできるホテルです。 -
シャワーを浴びて汗を流している間に日は暮れてしまい、城壁にも灯りがともり始めました。
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なんか幻想的。
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ホテルの兄ちゃんに、イチャン・カラの城壁内のお勧めレストランを聞きました。
3つ教えてくれて、うち1つが歩き方にも載っている「ミルザボシ」。
ブハラ、サマルカンドと宿が一緒だったご夫婦に「ヒヴァへ行ったら、ごはんはミルザボシがいいよ!」と教えてもらっていたので、迷いなく向かうことができました。ミルザボシ 地元の料理
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なんか日本語っぽい店名ですが、BOSHIはウズベク語であり、星ではないです。。
どこかで意味を教えてもらった気がするけれど、忘れてしまった。ミルザボシ 地元の料理
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店内は結構広く、テラス席が空いていて「ここでもいいよ」と言うので、遠慮なくそうさせてもらいました。
この日は土曜日で、一番混んでいそうな日だったけど。
ブハラやサマルカンド以上に強い陽射しの中を多少なりとも頑張って歩いたことをねぎらって、ビールで乾杯。
イスラム圏なのにレストランに入ればこうやってビールが飲めるのは素晴らしい!ミルザボシ 地元の料理
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ウズベク名物の水餃子、チュチュヴァラ。
ここまで食べる機会がなく、試してみました。
感想は「ふつうの水餃子」、日本で食べている水餃子と何ら遜色はなく、目隠しして食べたら区別はつかないでしょう。
たまにはこういう料理もホッとするものの、個人的にはいかにもウズベク料理って感じの、意表を突いた料理のほうがよかったかも。ミルザボシ 地元の料理
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メインディッシュは、歩き方の写真を見せると、シュヴィト・オシュという伝統料理を勧められました。
この料理は全く頭にありませんでしたが、何の迷いもなく即決。
歩き方によれば
「香草を練り込んだ麺の上に具を載せて食べる、ウズベキスタンのホレズム地方の伝統料理は、夏の風物詩」。
ホレズムというのはウズベキスタン西部、すなわち、観光地という意味ではまさにこのヒヴァが該当します。
ブハラ、サマルカンドで宿が一緒だったご夫婦に「ミルザボシでは自家製の麺みたいなやつを食べた、茶蕎麦みたいな緑色だったけど、美味しかったよ」と教えてもらっていました。
奇遇にも同じチョイスだったようですね。
確かに日本人にとっては蕎麦みたいな、これまた何の違和感もなく美味しくいただけるウズベク料理でした。
一つひとつは大したボリュームでもないのに、ビールをおかわりしてサラダ、ツチュヴァラ、シュヴィト・オシュを食べたら、知らないうちに満腹になっていました。
これだけ食べて飲んで700円ぐらいです。
安い!ミルザボシ 地元の料理
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食事を終えると、すっかり外は真っ暗。
でも危ない雰囲気でもないので、散歩して帰ることにしました。
ところどころライトアップもされています。
ついこの前日本を出発したばかりのような気もするし、
でもブハラ、サマルカンド、そしてこのヒヴァでいろんな人に会って、いろんな話をして、ずいぶん長い間旅をしているような気もするし、
とにかく本当に来てよかった、でも明日には日本に向かって戻るんだなぁ…
と、取り留めもないことを一人で考えながら、遺跡群の中を彷徨っていました。 -
こんな時間でもお客さんを待っている?お土産屋さん。
-
ミナレット周辺もライトアップされていました。
しかし、誰もいません。
ここでふと夜空を見上げると、暗闇に無数の星が輝いていました。
ヒヴァにいたわずかな時間を回想したとき、見事に保存されている遺跡群もさることながら、個人的には、この夜の星空の美しさに感動したことが何よりも強く思い出されます。
かつてラクダに乗ってこの地を踏んだ遊牧民たちも、きっとこの星空を眺めていたのでしょう。
写真にうまく撮れないのが残念!
夕方に到着して翌朝には出発しなければならないヒヴァへ夜行列車で14時間も掛けて来る必要があるのか?と、ここへ来るまでは何度も何度も思いましたが、それでも、この夜空を見て確信しました。
やっぱりヒヴァへ来てよかった!
ここが、星の降る砂漠のオアシスだ!イスラーム ホジャ メドレセとミナレット 建造物
-
東門を出たところで遊んでいた子供たちのうちの一人。
たぶんこのへんに住んでるんだろうなぁ。
人懐っこく、話し掛けてきてくれました。パルヴァン ダルヴァザ門 (東門) 史跡・遺跡
-
かろうじてライトアップされていた灯りも、21:47という極めて中途半端な時間に一斉に消えましたw
砂漠のど真ん中の遺跡群、真っ暗闇に身を置くという経験も、なかなか貴重です。 -
ムハンマド・アミン・ハン・メドレセ(オリエント・スターホテル)はライトアップされていました。
誰もいない西門を出て、ようやくホテルへ。
16:00の到着から、22:00過ぎまで、城壁内の散策をたっぷりと楽しみました。
夜のほうが暑くないし、意外とこれもアリかと。 -
【旅行6日目:8/21(日)】
部屋に戻ってからは、トラベラーズノートを取り出して、ひたすら日記を書きました。
サマルカンドを出てから、夜行列車の中で考えたこと、思ったこと…。
ヒヴァに到着して、イチャン・カラの城壁が見えたときの、あの高揚感…。
2-3時間も歩けば、城壁の中は一通り見て回れてしまいますが、そうはいっても居心地が良いので、ボーッと何も考えずに2〜3日ぐらいゆっくりしていたい場所だと思いました。
しかし私はこの日の朝にヒヴァを出発しなければならない!
それならばと、ほぼ徹夜して、朝日が昇る前に散策開始しようと決めたのでした。
5:30にホテルの外に出ると、こんな感じ。
5月にブルガリアのヴェリコ・タルノヴォで夜明け前に散策したのと同様に、ここでもBefore Sunriseのプチ散策です。 -
イチオシ
誰も歩いていない。
本当に静か。
それでいて、イチャン・カラの城壁内の遺跡群は、歴史の重みを感じさせるように、堂々とそびえ立っています。カルタ ミナル 建造物
-
昨日登るのを諦めたイスラーム・ホジャ・ミナレット
昼間はここに登ろうとする観光客が必ずいますが、朝早いのでここにも誰もいない。
ちなみに、朝は肌寒くて、ユニクロのヒートテックをこの旅で初めて着用しました。
昼はアホみたいに暑いのに、朝は寒いんですよ。イスラーム ホジャ メドレセとミナレット 建造物
-
前日はあまり気に留めていませんでしたが、ミナレットの横にあるメドレセ、なかなかいい味出してます。
イスラーム ホジャ メドレセとミナレット 建造物
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東門を出て左手に目をやると、バザールの準備が始まっている気配。
面白そうなので、中へ入ってみることに。 -
おっ、なかなかすごい!
まだ6時を過ぎたばかりなのに…。朝早くから起きて働くんだなぁ。 -
思い付きで、昨日歩いた城壁にもう一度登ってみることにしました。
朝日が昇ってきています。イチャンカラの城壁 史跡・遺跡
-
今日は昨日と反対側、北門から東門方面へ続く遊歩道?を歩きます。
向こうに見える朝日が眩しい!イチャンカラの城壁 史跡・遺跡
-
朝焼けが模様のように入り込んで、ちょっと幻想的。
イチャンカラの城壁 史跡・遺跡
-
行き止まり。
西門側と違って、ここは壁もなく唐突に終わっています。
ボーッと歩いていると大変なことになるので気をつけてください。イチャンカラの城壁 史跡・遺跡
-
このすぐ端はデフコン・バザールの入り口に繋がっています。
人の数が増え、たくさんの商材が並び、徐々に準備が整ってきました。 -
城壁の外、ホテルから徒歩5分ぐらいの場所にあったスーパー。
一度も利用しなかった。
こんな早朝に来ても開いてません -
イチャン・カラの西門方面へ戻ると、掃き掃除をしている青年がいました。
ウズベキスタンに来て驚いたことは、世界遺産の町の中にゴミがまったく落ちていないことです。
とりわけこのヒヴァは、至る所で地元の方が掃除をする姿が目立ちました。
お金をもらっているわけでもないでしょうし、きっと、世界中から集まってくる人たちに満足して帰ってもらいたいという気持ちか、単純にこの土地で生まれ育った誇りがそうさせるのでしょう。
素晴らしいことだと思います。
だからこそ、ツーリスト側も敬意を表してゴミを落とさず、立つ鳥跡を濁さずに出発したいものです。 -
西門近くには、THE SILK ROAD PROJECTと書かれた看板があります。
「シルクロード」という言葉を前面に出すようになったのは、観光需要を呼び込むためで、実はここ数年以内に始まったことだそうです。
そもそも旧ソ連時代は、ウズベキスタン含む中央アジア地域は、とても気軽に旅ができるような場所ではありませんでした。
それが今では日本からの直行便も運航し、こうして実際にウズベク語もロシア語も話せない普通の人間が一人で飛び込んで不自由なく、しかも楽しく旅ができています。
地球の歩き方に描かれている通り、「シルクロードの旅がこれほど容易に身近になったのは、歴史上初めてのことといえるだろう」。
素晴らしい時代に生きていると思います。
それを生かさない手はありませんよね! -
西門に入ると、まだ朝の7時過ぎなのに、ツアー客と思しき集団がいました。
暑くなる前にさっさと始めて終わらせようということかもしれませんね。 -
さっき同じ場所を歩いてから1時間ちょっとしか経ってないのに、朝日が昇って、全然違う場所のようです。
観光客もポツポツと姿が見えてくるようになりました。 -
東門を出てバザールへ戻ると、威勢の良い声が飛び交い、営業が始まっているようでした。
こういうところはホント歩いてるだけで楽しいんだよなぁ -
これだけ積まれると壮観。
こんなに売れるのか?と心配するのは余計なお世話か? -
シートを敷いただけの青空市場も広々とありましたが、
-
屋根付きのエリアもありました。
このバザール、意外と敷地面積が大きくて、歩きがいがありました。
城壁内の見所が集結しているエリアと面積を比較したら、大して変わらないかも? -
赤ピーマンかな?
これだけ積まれると壮観。
写真を撮っていると「違う角度からも撮っていいわよ!」(予想)と言ってもらいました。 -
すごい活気!つい数時間前の静けさが嘘のよう。
同じ場所とは思えない。 -
この「MOPC」と書かれた大きな樽が複数箇所に置かれていましたが、何なのかは最後までわからず。
-
ヒヴァのナンは薄くて大きい。
-
朝ごはんはどうしようかと思いながら歩いていると、
おっ、シャシリクの屋台がある^^
じーっと眺めてたら、羊肉を焼いていたおばちゃんに「美味しいよ!食べていったら?」(予想)と言われ、手招きされました。
あたかも予定調和のように、気付いたら串を2本注文していました。 -
こういう場所をウズベキスタンでは「チャイハナ」といいます。
串2本しか頼んでないのに、ティーカップにたっぷり注いだお茶を無料で出してくれます。
この後ろにもう1テーブル、右側に2テーブルあり、地元民と思われるおっちゃんが朝っぱらから羊肉にガッツいていました。
「ヤポーニャ(日本人)か?」とここでも声を掛けてもらいました。
返す返すも、言葉が通じないのが残念でたまらない。 -
玉ねぎをたっぷりと乗せていただきます。
もしかしたらこれが玉ねぎの一番ウマい食べ方かもしれない。
2本で7,000スム(約140円)
意外と安くないけど、まぁいいわ。美味しかった。
ただし、個人的には朝からシャシリクを食べるのはお勧めしかねます。
理由?ビールを飲みたくなるから。 -
ラクダがいました。
ヒヴァといえば砂漠のオアシス、遊牧民、ラクダ。 -
もうやりたいことはありません!
ホテルに戻り、チェックアウトしました。
最後にもう1時間、行くあてもなく、急激に気温が上がって暑くなってきた城壁内を歩きます。 -
いったい、わずかな滞在中に
このカルタ・ミナルの前を何十回歩いただろう?カルタ ミナル 建造物
-
このお土産もなかなかいい感じ。
でも私が買ったのは2ドルのマグネット。
旅に出るたびに必ず1つだけ買って帰ると決めているマグネット、今回は絶対にヒヴァで買うんだと決めていました。 -
朝の散歩でちょっと気になっていた
イスラーム・ホジャ・メドレセ(一番高いミナレットの真横)
よく見たら12USDの共通チケットで入れる場所だったので、迷わず突入。
歩き方には解説が何も書かれていませんが。イスラーム ホジャ メドレセとミナレット 建造物
-
メドレセ内部が博物館みたいになっていて、結構見応えありました。
イチャン・カラは、1969年に全体が「博物館都市」に指定された歴史を持ちます。
ユネスコの世界遺産に登録されたのは1990年であり、それより20年以上前のことです。イスラーム ホジャ メドレセとミナレット 建造物
-
まだ歩いていなかった裏道を発見し、ついでにこんな建物を見つけましたが、中には入れませんでした。
-
最後に入ったのは、やはり12USDの共通チケットで入れることに気づいた
ムハンマド・ラヒム・ハン・メドレセ。
キョフナ・アルクの真向かいです -
立派なゲートをくぐると、中庭の奥にさらに立派な建物が。
その内部は博物館で、展示もしっかりしていました。
この城壁内は、歩き方に説明がある場所だけをなぞるように歩くのではなく、一つひとつ丁寧に見て回っていくと、面白い発見があるかもしれません。 -
これだけ並ぶと壮観。
-
まだ朝の8:30過ぎなのに、この陽射し。
つい3時間前には寒いとつぶやいてヒートテック着てたのに。
温度が一日の中で大きく変わるので、体調管理が重要です。
もう歩いてない道はほとんどないというくらい歩き尽くしたのに、なんかここを離れたくない。ずっとここにいたい。
サマルカンドのレギスタン広場のライトアップもそうでしたが、磁石のようにトラベラーを引きつけて動かさない力が、この国の建築群にはあるのかもしれません。
それを必死に振り切って、ウルゲンチへ戻る乗り合いタクシーが待っているであろう北門へと向かいました。
さようなら、ヒヴァ!
夜行列車+乗り合いタクシーで15時間もかけて来たのに、たった17時間しかいられなかった。
それでも、改めて、やっぱり来てよかったと確信しました。
この最果て感のある町は旅程の最初ではなく最後に持ってきた方がいい、とアドバイスくださった方がいましたが、実際に訪れてみて、その意味がわかった気がします。
ここが最初だったら、ブハラもサマルカンドも全然違って見えていたかもしれません。 -
北門のすぐそば、城壁内で「どこへ行くんだ?ウルゲンチ?」と地元民のおっちゃんに声を掛けられたので交渉してみたら、乗り合いで3ドルだという。
ホテルをチェックアウトするとき、もし自分だけのために1台チャーターしたらいくらになるか聞いたら「8ドル」と言っていた。
それなら自分で探す、と言ってアテもなくフラフラ歩いてましたが、まぁ半額以下だし上出来でしょう。
ウルゲンチ空港まではヒヴァから約45分です。
フライトが10:50だったので、9:00頃にイチャン・カラを出ました。
行きも通りましたが、この果てしなく続く直線道路、北海道の国道12号を思い出します。
こんな道沿いにポツンポツンと人(見るからにムスリムとわかる女性が多い)が立っていて、その度に車を止め、二言三言交わすとその人を乗せてタクシーのように走り出します。
日常的にヒッチハイクが行われているような感じですね。
誰だかわからない一般人の車に普通に乗り込めるということは、治安は悪くないのだと思います。 -
例によって、撮ってはいけませんが、車内からこっそり撮影したウルゲンチ空港。
あのおっちゃんはこうやって毎日のように何度もヒヴァとウルゲンチを往復して小遣い稼ぎしてるのかなぁ。
なんか本当にいろんな生き方がありますね。
兎にも角にも、かなりリスキーな移動を試みたヒヴァへの旅は、無事にウルゲンチ空港に到着する形で完結しました。
ここから空路タシケントへ向かいます。
いよいよウズベク旅行記も終盤です。
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#5 旧ソ連三大美食都市で食べるプロフのお味は? @タシケント へ続きます。
(URL追加)ウルゲンチ国際空港 (UGC) 空港
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