2016/08/27 - 2016/08/28
25位(同エリア62件中)
mochaさん
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今回の旅は大好きなバスクを巡ろうと思っていたのでフランス側のバスクにも寄ってみることにしました。スペイン側から来るとフランスの先進国ぶりに驚く。バスとか水周りとか。すっかり田舎者になってしまったか、私。
たった一泊ですが、バイヨンヌの美しい街並みをご覧下さい
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
ビルバオのバスステーション。いよいよスペインとはお別れだわ。
寂しい。
また絶対来たいなあ。
友達からのお土産は手作りのトマトソース、ジャム、ハーブティ。本当にありがとう。
サンセバスチャン乗り換えバイヨンヌ行きのチケットは日本で購入済み。ネットで予約して印刷してくればOK。
値段安い、英語で買える、カードで買える、並ばないで済む、売り切れやすい、
この5つの理由からバスクでの移動にバスを使うつもりなら旅の前に買っておくことをおすすめします。
チケットを買う際、地名はバスク語で出るので気をつけて。
ビルバオ Bilbo
サンセバスチャン Donostia
バイヨンヌ Bayyona
10時の電車、メトロを乗り継いで15分前にサンマメスのバス停に。掲示板で乗り場をチェック、4~8番?? ともかくその辺で。サンセバ行きはPESAとALSA両社があるので乗り間違えないように。どちらもいいバスです。今日はALSAのバスで移動。バスの正面の貼り紙を見て、乗り込みます。乗るときにドライバーがチケットをチェック。バイヨンヌまで乗り継ぐことがちゃーんと向こうの紙に入ってました。サンセバまでは指定席。本数多いけど人気路線でALSA Pesa どちらも満員です。絶対、予約しましょう。サンセバまで1時間15分。 -
サンセバのバスステーションは最近リノベされたようで立派になってました。これならちょっと寄れば良かった。バイヨンヌ行きへの乗り換えは1分しかなく、乗り継ぐバスは隣に待ち構えていて「早く乗って」って感じですぐ発車。サンセバとバイヨンヌの距離は50キロ。1時間ほど。行程はビアリッツ~空港~バイヨンヌ行き。国境付近で渋滞して車酔いしちゃいました。国境を抜けると順調に動き高級ビーチリゾート、ビアリッツ(バス停から海は見えない)。ビアリッツからは15分!近い!空港はバイヨンヌ寄りで本当に近い。ここから飛行機に乗っても良かったかな。たった14ユーロでビルバオから来れるのは安いね!
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で、バイヨンヌに着きました。観光局前に停車。地図でももらおうと寄ってみると。
おおっ!お土産のセンスと造りがいい!
同じバスクなのに、なんでこんなに差が?
それは、フランスとスペインの差だって。 -
バスクのイメージキャラ羊さんがバスクのベレー帽を被っています。
タクシーを呼んでもらいホテルへ。10ユーロ。割高。
バスで行かないの?と言われるわけだ。
悩んで決めたところなので、安くてすっごく可愛いホテルです!
でも一人旅なら駅前の方が便利だったかもです。 -
とりあえず部屋で持参したオムレツサンドとフルーツでランチ。はーっお腹いっぱい。このままシエスタしたい…あれ、でもここはフランスだから早く行かないと全部閉まるのかな? どーなんだろ? 日差し強いけどがまんして外出します。スペインなら夕方まで休むところですが。
ホテルから出たところで町の遠景をパチリ。素敵じゃないか。 -
ホテルの近所の住宅。バスク建築ですね。
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街まで徒歩15分。行きは下り坂なので楽勝 (帰りは登りでバスに乗らなかったことを後悔、酔ってたから行けると思ってしまった) 途中に街への門があります。かつてはこの城門を閉ざし夜間の出入りは出来なくしていたんでしょう。
そしてこの門の外が駐車場。街の中心にはあまり車が入れない作りになっているところもらしいです。城門の中は無料の電気自動車のバスが走っていて、ここまで送ってくれます。景観と環境に優しいシステムです。 -
城です。外観のみ見学。
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ノートルダム寺院。この名前の教会はフランスの大きな街に大体1つあります
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中はこんな感じ
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フランスの教会らしい作りです。カソリックなスペインよりゴテゴテせず、国教会なイギリスよりは派手。
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河が見えてきました
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橋を渡ります
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木組み風の街並みがとっても素敵
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おっしゃれー
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バイヨンヌ・サン・マリー教会。こっちがメインの教会です
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中に入ってみます
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立派!きれい!
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ちょうどミサの最中ですぐに退散しました
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Castillo Viejo
中は見れませんでした -
ホテルへ戻るバス停付近。ここを右に進むとツーリストインフォメーション。アーケードの下はお店です
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少し街をぶらぶらします
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かっこいい建物
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街の真ん中に河があります
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川沿いは全部レストラン&バー
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バイヨンヌでも牛追い祭りが行われます。牛は街中を駆け回り、祭りの後は家が壊れてるとか。例年7月後半です。
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バスクのお土産と言えばバスクリネン。伝統的にはストライプ。
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ごく普通のパン&ケーキ屋さん。ここで明日の朝食を買う。フランスで買う大きなマカロンが好き。どうして日本のはあんなに小さくて高いのか。
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缶詰専門店。色々な味のサーディン。
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どこから見てもサン・マリー教会を見あげる感じです
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バスクミュージアムに入ってみました。すっごいいいです。おすすめ。
絵・映像・写真すべてが気が利いてます。フランス人て博物館つくるのうまいな。このセンスがスペインにもあればいいのに。 このミュージアムで流れてた映像のダンスをビルバオのお祭りで踊ってきたので、ここでは珍しい展示物があちらでは現役ということでしょうか -
バスクは海と共に発展してきたんです。大航海時代を支え、アメリカにもたくさん移民しました。もちろんそれは少数民族としての迫害の結果でもあります。
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ペロタの道具。これもビルバオでは普通にプレーされてましたが。
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そろそろディナーの時間です。スペインと違い7時から夕食を食べていいようです 笑
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レストラン La Chistera におじゃましました。
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下の部分がお店です。
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中は穴蔵みたいでいい感じ。冬ならここがいいですね。店員さんもチャーミングで活気があり、続々とお客さんが来店。いい店みたいです。
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バスクをイメージした店内。私はテラス席に座りました。
席に着くと、なんと!日本語メニューがあります。びっくり。バイヨンヌには日本人多いんでしょうか。いやフランスに多いのか。スペインバスクではありえません。こてこての観光地に行ったとしてもないです。
うーん、おら田舎から来たから驚いただよ。 -
バスク料理セットを注文しました。前菜・メイン・デザート・ワイン。それぞれ選んでいく形式。前菜のチョイスは 生ハム盛り合わせ か 魚のスープ。
私は魚のスープで。
フランスらしいこゆいスープです。チーズとパンをのせながら食べます。中にはムール貝がいっぱい。隣のテーブルのマダムも同じものを食べていて「貝の身が残ってるわよ、そこがおいしいんだからちゃんと食べなさい」と指摘される。確かにそうなんだけど。フランス人の食への飽くなき追求を感じました。他人でさえおいしい部分を残すことは許さないのね^^;
他のテーブルをのぞき見ると観光客は大体 生ハム を選んでました。おいしそうでしたよ。私はスペインから来たから、おいしい生ハムはいっぱい食べたので、選びませんでしたが、パリから来たなら絶対 生ハムにしましょう -
メインは バスク風チキン か ピペラド。
ピペラドはパプリカをトマトで煮て 生ハムをのせて、玉子でとじた料理 です。バイヨンヌの名物料理なので、そちらを注文してる人が多かったんだけど、私の場合、パプリカもスペインで食べまくったのでそんなにひかれませんでした。でもピペラドおいしそうでした。
これは バスク風チキン。
バスク風というかフランス風。おいしいけど、大きくて持て余していると、またまた隣のテーブルから声をかけられる。今度はマダムの連れのムッシュー。「手で食べなさい。骨の周りが旨いんだ」またまた私がおいしい部分を逃すかと心配してくれたみたい。フランス人て面白ーい。
ムッシューはセットではなくもっと旨そうな単品メニューとボトルワインを頼んでいました。いいなあ。手ぶらだから地元の人? でもムッシューは「バイヨンヌ」のロゴ入りパーカーを着てたけど、あれ着るかな? -
デザートはスペインで食べ損ねた ライスプディング。アロス・コン・レチェ。
ご飯を牛乳で甘く似たもので、私は好きです。
ムッシューはご機嫌でチョコレートムースを、マダムはアイスをオーダー。「この店のチョコレートムースは旨いんだ」そうです。あ、でもチョコレートってバイヨンヌ名物。スペインからバイヨンヌへ伝わりそれからフランス全土へ広まったとか。 -
バイヨンヌの夜景。ロマンチックですね
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河に写って素敵
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夜釣りを楽しんでます
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朝です。泊まったところから見たバイヨンヌの街。
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ここが私の泊まったホテルです。バルコニー付きでいい天気の日ならここでお昼寝したくなります
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お部屋もきれいで可愛い。
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朝ごはん。別料金で11ユーロと言われたので、自分で用意。
街で買ったクロワッサン、ぶどう、桃、マカロン、ホテルのお茶とコーヒー
飲み物があったので助かる。ホテルのを見たけどそんなに変わらない。クロワッサンとマカロンがおいし~。普通のパン屋のレベル高~い -
バスは日曜日なのでとても少ない。バス停のガラスにはバスクのスポーツであるペロタが描かれている。かわいい。やっぱりフランスってセンスいい。スペイン側ではこのスポーツは現役で町中によくコートがあって練習してたんだけどフランス側はどうなんだろう。この2日間ではやってる人は見かけなかった。
スペインと違ってピカピカな路線バスが来た。先進国って感じするわね。乗ってる時間は5分くらい。中心のバイヨンヌマリー下車。 -
まだ一時間あるから観光しよう!日曜日だから店は閉まってる、けど、パン屋だけ空いてたから非常食にガトーバスクを買ってみる。ガラガラと荷物持参で観光。昨日歩いたから迷わない
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カテドラルに着いた!今日もまたまたミサの最中? でもためらってる暇はないので中へ。荷物を置いて行こうかと思ったけど物騒な昨今、爆発物と間違われて片付けられたら困る。仕方なく持って中へ。昨日より観光客が多くて、見てて平気な感じ。クロイスターも空いてた。
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見れてよかった!満足。
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反対側
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奥のビザンチンのコーナーもみたい!とガラガラ。ひきづらないで、と注意される。はい…でもスーツケース付きで受け入れてくれてありがとうございました。奥のコーナーはすっごいキレイ。必見。
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ボナ美術館
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Saint Espritの像です。多分。
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名残惜しい。。。
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さあ駅に向かおう。順調に着いたのですが、私の腕時計が遅れていて、発車まであと1分しかなかった、ホームを探してる間に電車行っちゃいました。スタッフらしき人に次を聞くと2時間後。同じチケットで乗れるらしい。やることもないし、12時だし、ランチしよ。着いてからお腹空いてるより良かったと思おう。
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駅の向かいの店でまずビールで心を落ち着かせてから。メニュー(ランチセットのこと)を注文。
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前菜はタコ。スペイン風と書いてあったからガリシア風を期待したけど違った。味は美味しいけどタコに火が通り過ぎ。もったいない。タコはスペイン人か日本人が調理した方がいい。フランス人が得意そうなサーモンタルタルにすれば良かった。隣のおじさんのモツァレラはなかなか美味しそう。
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メインは鴨。ムール貝、ヒラメ、マグロソテーと迷ったけど、コンフィが好きなので。隣のおじさんのメインはステーキ&フリット。フランスの定番、間違いないよね。私の鴨が来た~やった、美味しそう!鴨も裏切らない!この店のちょっとオイリーでしょっぱい感じもコンフィならあり。幸せ。時間が有り余ってるからゆーっくり食べました。隣のおじさんも一人だけどボトルワインを頼んでのんびり食べてます。
1時頃に外は満席に。ここもいい店だったのかもしれません。太めな店主とウェイトレスがきびきび働いてます。周りの人を観察したところ、ステーキが一番人気だし、普通に美味しそう。フリットが大量に来るけど女性は食べてない。心置きなく残せるね。ムール貝のワイン蒸しとフリットのセットも美味しそう。ヒラメはオイリー過ぎてまずそう、それに気が遠くなりそうにデカイ・・・。 -
スペインと違って男性がおしゃれ。日本なら広尾とかにいそうな気取った格好、さすがフランス人。女性も皆、自分に似合う服を着こなしてて素敵。 年をとった女性の方が素敵なんだよね、いいな、フランス人は。
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そろそろかと駅で見直すとあれ? まだ時間ある…しかも聞いたらチケットは買い直し。悔しい。
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駅前で店らしきものはここしかない・・・ので入ったお菓子屋さん。伝統的なお菓子を売っていた
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バスク風クッキーを買いました。バスクのマークが可愛い
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ガトーバスクも並んでいます
電車乗り遅れで悲しかったけど、バイヨンヌはいいところでした(*^_^*)
次は聖地ルルドです
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この旅行記へのコメント (2)
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- Pメテオラさん 2017/10/02 20:21:15
- バスク内の個性
- 同感です。フランス・バスクとスペイン側の違いをよく観察された様子が分かります。ピンチョスないので、一般的な人気ではあちらに劣るのですが、お土産はこっちが多いし、と思います。地名表記は興味ありますが、Baionaがバヨンヌのウスケラ表示ではありませんでしたっけ?ときには、スペイン語表記も混じったりして、この状態はガイジンには面白くもあり、動揺のもとでもありますね。
- mochaさん からの返信 2017/10/15 18:07:03
- コメントありがとうございます
- こんにちは。コメントありがとうございます。素敵な旅行記書かれてますね。カスガルガチェは遠巻きにしか眺めてないのでうらやましい。
私が行った時はバイヨンヌの方が日本人観光客がたくさんいました。ガイドブックに載ってる店なんてドアを開けたら日本語しか聞こえないから挫けた位です。日本人の集団の中に一人旅では入りにくい・・・
なので、ぜひスペインバスクに来て欲しいなあと思いつつ旅行記を書きました。スペインというとバルセロナや南に行く人が多いですよね。
言葉についてはその通りです。スペイン語とバスク語が入り交じってどっちがどっちか分からない。大体どっちもわかってないんだから。でもそこがいいところですよね。
行ったばかりのようで羨ましいです。
いつか3度目のバスクに行きたいものです
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旅行記グループ スペインバスク&フランスバスク
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