2016/08/26 - 2016/08/26
17位(同エリア24件中)
mochaさん
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再びのバスクへの旅。今回はビルバオの友人宅へホームスティしました。そして外国人にはなかなか旅行しにくいバスクの沿岸地区&ビルバオの祭り&リオハを案内してもらいました。
今回の旅のメインはこのリオハ。ワイン好きにはまさに天国。
カーナビやスマホがあれば、運転は難しくないので行ってみて欲しい!
スペイン人のライフスタイルは日本人とは全然違います。お金なんかなくてもいいじゃない。人生を楽しみ、家族を愛し、友人と助け合う。後進国ではないけれど、先進国になろうともしていないそんなスペインが大好き。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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イチオシ
スペインワインの大産地リオハに来ました。ずっと来てみたかった場所。
ビルバオからは300キロのドライブ。といっても、高速道路を使うので快適です。高速道路は無料です。どうして日本は無料化されないのかしらねえ。友人の車は相変わらず壊れたままですが、夏なので仕方ありません。 -
ビルバオ近郊は緑豊か、段々スペインらしい乾いた大地になる。
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ビトリア付近でリングロードを廻り、アーロ、ログローニョ方面へ。
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そしてリオハに入ったとたん一面のブドウ畑。本当に見渡す限り全部です
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1つめの目的地 Museo Vivanco de la cultrara del Vino
ワイン博物館。
ガイドツアーで見たいというので、待ち時間が1時間。 -
その間に向かいの町ブリオネスに行ってみることに
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坂道を登っていくとこのように素晴らしい見晴らし。
この蛇行する河がエルベ河でこの河の両岸がリオハワインの産地となります。河の向こう側はバスクの一部であるリオハ・アラベサ地区。 -
空も青い。ああスペインだなあ
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畑が広大
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見渡す限りブドウ畑
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町の入り口は上の方にある。登りだすとどんどん上に行きたくなる。
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城と砦のあるかわいい町です。ずいぶん登ったなあ、さっきの博物館が眼下に
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登って登って一番上が教会と
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広場。
夏の昼間は誰もいないのがスペインのお約束。 -
ファサードのある古くてリッチそうな家。ロミオとジュリエットみたいなバルコニー
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教会に入ってみる
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中には案内人がいて教会内を説明してくれる
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カトリックらしい
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案内人がこのパイプオルガンを弾いてくれるというのでそれが聞きたかったんだけど、友人が「もう時間ない!ミュージアムに戻る」というので泣く泣く後に
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この素敵な景色も見納め。ダッシュで戻る
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ワインミュージアム。天井が素敵。ガイドツアーはスペイン語オンリーなので、私は音声ガイドで展示を見学
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収穫グッズいろいろ
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古代の醸造壺
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ワインはジョージア発祥でそこから世界に広まったということが書いてある地図。ジョージアでは今でも古代の製法でワインが作られているそうで、いつか行きたい国です。
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現在のメジャーなワイン産地の写真。うーん、どこも行ってみたいよ
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ティスティング入門講座。色の見方、香りの嗅ぎ方がパネルで説明され体験できる
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ワインはギリシャが海で広めたというテーマのギリシャの間
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ギリシャのワイン壺
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ワインのモザイク
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世界の栓抜きの展示が最後の部屋。イギリス王室デザインをぱちり。
ガイドツアーだと一緒だと音声ガイドは聞こえなくなるから、私は先に進んでしまいました -
展示が終わるとバーになっています。ここで飲んでるか・・・
友人は凝り性なのでガイドを質問攻めにしてないか心配。
しばらくして出て来ました。間にアメリカ人の集団が駆け足で展示を通り過ぎて、奥で試飲会を大騒ぎでやってました(のぞき見したら怒られた)グループならそういうのありみたいです。
スペイン語ガイドがお土産コーナーの奥で試飲をさせてくれました。もしかしてガイドツアーの人のみかもしれないけど、私にもくれました(*^_^*)
おいしい
レストランも併設されているのでランチも取れます。良いお値段だから多分おいしいはず。 -
ワインミュージアムの外はブドウ畑。
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いい眺めです~
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実っています。白ワインのブドウ
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赤ワインのブドウ
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さっき走って帰ってきたブリオネスの町。可愛いです。
もう一度行きたいか?と聞かれたけど、日が高くなって暑いのでパス -
次は私のリクエストでリオハ・アラベサ地区の有名なワイナリーへ。マルケス・デ・リスカル。Elciego エルシエゴという小さな町に突如現れるモダン建築のワイナリー
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周りとのギャップすごいでしょう。
ワイナリー見学の時間には外れてしまい、じゃあランチでも、と、レストランへ。
125ユーロのコース(´д`) ひゃー、ここ、星付きだっけ?
庶民な我らはあきらめて、外に出て来た。
後でお茶しに来ようと言ったけど結局行かなかったのは心残り。
このリスカル、ホテルとスパも併設しています。セレブ向けですけど、絶対素敵ですよ♪ -
エルシエゴを後に隣町Navaridas ナヴァリダス へ向かう。ヨーロッパって感じでかわいい。相変わらず昼間は人いない。
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やっと見つけた、ホテル兼レストラン。もう3時近いけど、スペインではまだまだランチタイム。12時には食べません。
友人曰く「今日はどうしてもバルでなくレストランに行きたかった」んです。
その理由は・・・ -
ワインです。ランチのセットを頼んだだけで、テーブルに新しいボトルワインが届き、ポンと開けられる。最初、訳が分からず「え?ワイン頼んだの?なんでボトルで?」と頭が?でいっぱいに。車で来てるから友人は舐めただけ。私一人で一本はムリでしょう、と思いつつ飲んでました。
落ち着いて周りのテーブルを見るとどのテーブルにもボトルワインが。先に来ていた家族連れは半分くらい、男性2人客は空ける勢いで飲んでる。皆、同じワインだ。
私「ねえこのワインて?」友人「ランチに付いてるんだよ」
すごっ。さすがワインの産地。グラスワインが付いてるランチはフランスでも食べたことあったけど、ボトルは初めて。それもミディアム~フルボディのおいしいワイン。感動だよ。まさにワインは水のようにじゃないか。(この店、水もタダでした)
さっき125ユーロのランチを見たばかりなので驚きが大きいです。だってこの店のランチは14ユーロですよ!
「日本ならこのワインだけで14ユーロだよ」といったら今度は友人が「日本高すぎ」と驚いてました。すごいよ、スペイン!すごいよ、リオハ! -
セットは前菜、メイン、デザートの3品とボトルワイン ←重要なのでもう一度。
このような小さな町ではスペイン語しか通じないので友人に通訳してもらいつつオーダー。そういえば前回、一人旅の日はともかく食べ物の名前を暗記してた、私。
前菜は 私:豆のスープ、ソーセージ入り
結構お肉も入ってボリューミー。豆好きにはうれしい味。
友:地場野菜のニンニク煮
この野菜の英語が分からないとのことで名前分からず。
日本にはない野菜。セロリの太いやつみたいな。
ニンニクとオイルでくたくたに煮込まれている。
どっちも塩加減もちょうど良くおいしかったです。まあこの時かなりの腹ぺこなので何でもいけたと思うけど。サラダも選べたんですが、かなりの大盛りだったので頼まなくて良かったと思った。普通のサラダかトマトとモッツァレラチーズのサラダ。あと1種類あったけど、何だか分かりません。 -
メイン:私はステーキ。
ステーキの付け合わせにフライドポテトとピーマンの丸焼き。バスクのピーマンとパプリカはとても有名で美味です。家でも作ったので、クックパッドID:4080259に作り方をのせています。よろしかったらどうぞ。
牛は2種類の選択肢があり、薄い牛肉にチーズを挟んで焼いたものも選べました。そっちもおいしそうですね。 -
こちらは友人の豚フィレ。分厚い。すごいボリューム。付け合わせはステーキと同じで肉だけ変わる感じ。
このあとデザート。私:スイカ 友:アイスクリーム
フラン(スペインのプリン)もあった。アロスコンレチェ(ライスプディング)は売り切れ。 -
ランチの広告看板。前菜、メインには私の記憶以上の選択肢がありますね。読めないけど。
最後に「ワイン付き」と書いてあります!14ユーロで!
ごちそうさまでした。
気前よくボトルを開けてましたが、余ったのは煮込みでも作るのかな? -
食べ終わって少し探検。
この町に友人は昔1年ほど住んでいたことがあるそう。
ビルバオから離れているけど、エルベ河から北はバスク自治区の一部なので、公務員である友人はここに赴任していたそう。
日本より交通事情が悪くて家賃が安いので、長距離通勤より部屋を借りた方が断然いいだろうね。 -
路地、好きなんです
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教会。
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広場。昔のマーケット跡かな?
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家の壁にマリア様。この管理は役所でするそうです。
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ワイン畑をドライブして次の町へ。
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またまた高台にある町です。登ります。
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友人おすすめの町 Lagurdia ラガーディア と読むんですかね?
ここは今までの町より観光地。
観光客がいた! -
カサル(城)のある町なんです。
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町は城壁で囲まれています。中世な感じ、わくわくします。
城門から中へ。 -
花で飾られたバル。
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バスクのパン屋さん。
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ブドウのアクセサリー。素朴でかわいい
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町の中心に通りがあり、この通りの両側に教会があります
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St. Mary教会前に出ました。この教会はガイドツアーでしか入れないのですが、20分後に次のツアーがあると!目の前のバルでコーヒーを注文して待っていると、10分前にオープン。お客さんがわらわらと集まる。入場料を払って中へ。お金を取るだけ合って英語とスペイン語の両方で解説が入ったので私にもよく分かりました。
中に入ると真っ暗で座るそう促されます。少しずつ光を当てて解説しながら見せてくれる粋な演出。 -
これが教会の自慢。美しい。
この教会のportico(写真のもの)は中世に作られ、その後カベに閉ざされた。光に触れることがなかったので、当時のまま劣化せずに残っている大変貴重なもの。 -
演出が上手いです。いきなり全てを見てしまったらきっと感動しなかった。
今も毎日決まった時間しか公開せず、光を当てることなく、保存しています。 -
うまく写真が撮れないんだけどカサルです。
カサルに2つの教会。中世風の可愛い街並み。すっごく気に入りました。 -
そしてこの眺め♪
ラガーディアの町はとってもとってもおすすめです。 -
城壁。
右側の人が座ってるところはバルだったかな。ともかくここでアイスクリームを買いました。今日はモヒート味。酒強い・・・酔いそう
カベの外側に良さげなレストランもありました。この町に泊まっても良いね -
町で見かけた面白写真①
家の玄関にくっ付いたパンの配達箱。ここにバケットを入れてもらうそう。今も現役かは不明。 -
②
サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路の案内板。巡礼路はワイン街道に沿っていて、巡礼者のためのワインの出る蛇口もどこかにあります。水くみ場は至る所に。 -
最後に立ち寄ったボデガ(醸造所)Bodega valdelana
リスカルと同じElciego村にあります。このボデガも宿とミュージアムを併設。家族経営で古い歴史のある素敵なボデガ。
Bodegaというのがワイン醸造所のことで道路を走っているとたくさんのボデガの看板がありました。レストランやショップ、宿を併設しているものも多いので、適当に流してもきっと素敵な一軒に巡り会えそう。もちろんマニアックに調べて来ても良し!お目当てのワインがあるなら、そのボデガへの道を教えてもらえます。 -
友人は年に数回、時間のあるときにボデガ巡りをしているんだそうな。行ったことのないボデガを調べてきて、立ち寄り、気に入ったら買い込んで帰る。買ったワインを家族や友人と開け、盛り上がる。そうしてコツコツと攻略して、いつか自分にとっての最高のワインを見つけたいと思っているんだそう。
なんて豊かな生活。 -
ワイン畑を走っていると空模様が怪しくなってきました。このあと豪雨に降られつつビルバオまでドライブ。(T-T)
帰宅後は運転手の友人の肩と腰をマッサージしました!お疲れ様です。肩たたきとか指圧は東洋の文化なのでヨーロッパ人にやってあげると皆、喜びます。日本人なら普通に出来るレベルでOK. お金をかけずお礼が出来るので機会があれば是非。 -
元はお酒の広告看板だったという牛さん。
この景色に絶妙に似合ってる。
だから広告期間が終わっても取り外されることはなく、今やこの牛はリオハのモニュメント。
うん。またいつか牛さんに会いに来たいよ
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