極東ロシア　ハバロフスク、ユジノサハリンスク、ウラジオストク駆け足の旅②

2016/06/21 - 2016/06/22

Ｓ７航空を使って極東ロシアを駆け足で旅しました。
６月１９日　Ｓ７　　５６８便　成田－ハバロフスク
６月２１日　Ｓ７　３５０３便　ハバロフスク－ユジノサハリンスク
６月２２日　Ｓ７　３２１０便　ユジノサハリンスク－ウラジオストク
６月２３日　Ｓ７　　５６５便　ウラジオストク－成田

ハバロフスクからユジノサハリンスクへ飛びました。

エリア ユージノサハリンスク(ロシア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: S7航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ハバロフスクからユジノサハリンスクへの飛行機は午前9時40分発です。ホテルの朝食は7時半から。せっかくなので食べてから空港へ向かおうかと思い、時間が不確かなトロリーバスではなくタクシーを使うことにしました。
宿泊したサッポロホテルのフロントで前日に頼んだところ、250ルーブル（約400円）でした。
ハバロフスクからユジノサハリンスクまでの飛行時間は１時間ほど。到着時間は12時のはずが、時計はまだ11時くらい。だいぶ余裕があるなあ〜なんて思ったのですが……。
空港の出口には63番のミニバスが待ってました。
市街まで20ルーブル、ドライバーに直接払いました。

ユジノサハリンスク空港 (UUS) 空港

レーニン通りでバスを降り、まずはユジノサハリン駅へ。
駅前にＤ５１の蒸気機関車が。
ただ、隣の鉄道博物館は開いてませんでした。

ユジノサハリン駅です

ユジノサハリンスク駅 駅

駅前にはレーニン像があります

レーニン通りに戻って、旧拓銀のサハリン州立博物館に向かいます

旧拓銀、サハリン州立美術館です。入場料は70ルーブルでした

サハリン州立美術館 博物館・美術館・ギャラリー

入り口前の広場にはチェーホフの像があります

日本時代の橋です。

歩き方の地図に日本時代の橋と書いてなければわかりません

地図に日本時代の建築とある場所付近にあった建物

樺太守備隊の旧衛威病院のようです。サハリン通り（旧豊岡通り）の裏にありました。ボロボロで朽ちかけています。

旧樺太守備隊司令官邸

旧樺太庁会議室？

チェーホフ記念文学館、特別展もやってました

チェーホフ記念文学館 博物館・美術館・ギャラリー

ガガーリン記念文化公園、かつての豊原公園を歩きます。植生は北海道を思わせます。家族連れが多く、憩いの場所という感じです。

ガガーリン記念文化公園 広場・公園

日本時代には王子ケ池と呼ばれた貯水池

かつては倒れていた日本時代の碑

公園内を走るこども電車

これから競技場として整備するのでしょうか

サハリン州立郷土博物館。日本時代の樺太庁博物館を利用したものです。日本時代の資料（日露国境標識など）を観るのを楽しみにしていたのですが、入ろうとすると係りの人がもう終わっていると（ロシア語なのでジェスチャーでしたが）……。確か、開館時間は6時までのはず。今は4時半過ぎだから大丈夫なはずと思っていたのですが。実はサハリンとハバロフスクでは１時間の時差があり、この時は午後5時半過ぎでした。歩き方の出版後、変更があったのですが、確認していませんでした。ユジノサハリンスク市内では公共の場所に時計がなく気づきませんでした。いえ、この時点ではまだ気づいてませんでした。もしかして、とは思いましたが。

サハリン州立博物館 (旧：樺太庁立博物館) 博物館・美術館・ギャラリー

旧日本軍とソ連軍の砲です

旧日本軍の戦車

栄光広場です。

栄光広場から山の空気展望台に向かいました。リフトがあるのですが、月、火は休みとのこと。車の道沿いに歩きました。ここでちょっと勘違い。歩き方では勝利広場からリフトがあるとの情報だったのですが、栄光広場から向かってしまいました。結局着いたからいいのですが、全く違う方向にいっていたらどうなっていたか。道の途中にクマの看板があった時はちょっと、間違ったかなとも思いましたが。

展望台へのリフトの終点がみえてきました。

ここは冬場はスキー場です。ゲレンデトップまではかなりきつい坂でした。写真を撮る余裕はなし。ようやく頂上がみえてホッとしました。広場から1時間半かそれ以上かかったでしょうか。トレッキングがてら、上っている人も何人かいました。また、地元の人がモトクロスバイクで走り回ってる人も。ちょっと怖かったですが

頂上からユジノサハリンスク市内を眺めます

下りもかなり急できつかったです

リフトの乗り場まで下りてきました

リフト近くにはスタジアムがあります

勝利広場です

何かソ連的な感じがします。

まだ日が暮れていないし、と思い勝利大通りから日本人墓地に向かいました

日本人墓地 散歩・街歩き

ふだんは海外で日本食は食べないのですが、旧日本領・樺太ということで「ふる里」という日本料理屋でカツ重を食いました。
この時、店に入ったのが10時半。個人的には9時半と思っていたのですが、この時に店の時計を見て初めて気づきました。ラストオーダーの時間を過ぎたかどうかだったのですが、ぎりぎりＯＫでした。
店主の宮西さんが、この時間にホテルに歩いて戻るのは危険と言われタクシーを呼んでもらいました。5分もかかりませんでしたが、200ルーブルでした。

ユジノサハリンスクで泊まったホテル・ベールカ

内装も木をふんだんに使っています