2016/05/24 - 2016/05/24
665位(同エリア4228件中)
tadさん
ル・コルビジェの建物が世界文化遺産になるというニュースで久しぶりにこの建物の存在を思い出した。ちょうど半世紀前のことだが、20歳のころ、まだ欧米に一度も行ったことがないころは、この美術館と八重洲口のブリジストン美術館と倉敷の美術館を回って、わずかに本物のヨーロッパ美術に触れたものだ。当時は、美術全集の写真が田舎に住む私には全てであった。その時代を思い出すと感謝すべき場所の一つではあったのだ。。。
世界の行きたい主要美術館を既に見て回った今では、意識や反応がまったく異なっている。感慨深さを感じながら、館内と外庭のロダンを見て歩いた。当時のコレクターの財政事情では、仕方なかったのだろうが、やはり、出来のいい作品は限られていると痛感した。だから、借りてきた作品展示が多くなるのは仕方のないことだ。結局は外庭に展示されているロダンが一番の見ごたえのある作品群だと感じる。絵画は印象派などの新しいものにかなり良品があると思うが、私の基準では、古典のしっかりした傑作はついに見当たらなかった。仕方ないか。。。
なお、ル・コルビジェの建築といい、ロダンといい、内部の絵画もフランス印象派中心だ。。。美術大国のイタリアの古典作品をもっと所望するのは、無理というものだろう。。。バブル経済のはじける前に、買っておくという決断は当時の財界人にはなかったのだろうか?当時はお金の使い方に困っていた人もあったはずなのだが。。。
- 旅行の満足度
- 4.0
PR
-
ロダンの「カレーの市民」。昔、「ロダンの言葉」を読んで見に来たものだ。半世紀前のことだが。。。
国立西洋美術館 美術館・博物館
-
考える人
-
-
下の地獄の門の説明版
-
地獄の門
-
上半分
-
下半分
-
-
地獄の門の左右にある像の説明版。次を参照。
-
-
-
-
これだけブールデル。ブールデルは好きな作品が倉敷にあったのを思い出した。
-
-
館内のロダン。有名な「接吻」とは別の作品。
-
館内のマイヨール
-
-
ル・コルビジェの建築。
-
-
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
20