2016/01/03 - 2016/01/03
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ぱっしょんKさん
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12月27日に友達との約束の空き時間を利用して青春18きっぷで奈良に行きました。目的は世界遺産古都奈良の文化財の見学。構成遺産は8つ。しかも奈良市中心に5つ(東大寺、興福寺、春日大社、春日山原生林、元興寺)西ノ京に2つ(薬師寺と唐招提寺)、西大寺地区に1つ(平城京跡)と固まっているため春日山原生林を除けば1日で十分だ!と思い勇んで行ったのですが、観れたのは薬師寺、唐招提寺と平城京跡のみ。青春18きっぷはまだ残っていますしなんか気持ち悪いので2016年の年越しは日本で過ごすことにしました。
と言って1月2日から4日まで三日も奈良にいるのはいくら何でも時間の無駄。奈良の世界遺産を制覇したら世界遺産古都京都の文化財を絡めることにしました。
立てた予定はこの通り
1/2 奈良市中心→宇治→醍醐寺
★1/3 比叡山→東寺→西本願寺→清水寺→二条城(つまりは南から攻める)
1/4 高山寺→天龍寺→西芳寺→仁和寺→龍安寺→金閣寺→上賀茂神社→下鴨神社→銀閣寺(つまりは北から攻める)→普通電車乗り継いで東京に戻る
。。。。。。。。。。
根本的に青春18きっぷで帰宅しますので京都を15:00の新快速に乗らなくてはなりませんし。さらに行きの電車の中で西芳寺は事前に参観申し込みがいることを知りましたし。。。。
この計画は根本的に無理だな。と気づきましたが行けるだけ行くことに。
まぁ京都中心部のどっかで終わるだろうなと内心思いながらの出発になりました。
っていうか海外旅行で立てる計画の緻密さが国内旅行では全くないのはなぜだろう?まぁ下調べをまともにしてないし、地球の歩き方とかロンプラみたいなわかり易いガイドブックもないので。。。
地球の歩き方やロンプラはやっぱりすごいなぁ〜!と思って気がついた!ロンプラの日本版買えばいいのか??(笑)
1/3
予定では比叡山に行って京都市内の世界遺産を南から攻めあがっていくはずだったのですが、初日に奈良だけで終わってしまい、宇治醍醐はそのまま残してしまいました。
この日は宇治醍醐を午前で終わらせて午後は比叡山に行くつもりで二日目スタートです。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
おはようございます。初日計画通り行かなかったのに朝寝坊してしまいました。
ホテルで朝食をいただきました。
東横インでこんなにいい朝食を出してくれるところあるんですね。
お腹いっぱいで二日目スタートです。 -
今日も地下鉄四条駅からスタートです。
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この日1本目の電車は9:42発急行奈良行
遅い出発になっちゃいました。 -
京都駅到着は9:46。
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JRに乗り換えます。
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10:04発みやこ路快速奈良行きで宇治に向かいます。
JR西日本221系電車で運行です。 -
宇治駅到着は10:21。
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京都奈良間で一番大きな駅ですのでなかなか立派な佇まいです。
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宇治平等院まで歩いて向かいます。
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朝廷や江戸幕府のお茶の御用をつとめた茶師上林春松家の長屋門。
昔この周りには各藩の御用達のこのような長屋門があったようですが、この長屋が最後に残った1つです。
引き続きこの道を歩きます。 -
すると宇治橋西詰の交差点に出ます。
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引き続き平等院に向かいます。
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この小屋でチケットを購入します。
入場料は600円。鳳凰堂内部見学は300円。合わせて900円支払います。
内部見学は団体ツアー制です。僕は12:10からになりました。
この時10:37。1時間半かけてゆっくりと見学します。
この時点で比叡山はきつくなりました。中国やインドの方が時間はよめるかもなぁ〜。。
まぁ寝坊して出発が1時間半くらい遅くなったのが一番問題だけど。 -
鳳凰堂の方向ではない北の方向にまず進みます。
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目的の場所はここ扇之芝。
ここで源頼政が切腹をした地。
以仁王の令旨を報じて平氏に対して挙兵した源頼政。平氏に挙兵が明らかになり、奈良を目指した時にここ宇治川で平知盛軍に追いつかれ、戦いに及び、流れ矢にあたります。以仁王も戦死し、敗戦を悟った頼政はこの扇之芝で辞世の句を歌った後切腹したと伝わっています。
この戦いが引き金になって源平の合戦の幕開けになったのです。
宇治は歴史上何度も戦場になっている重要拠点だったのです。 -
観音堂。重要文化財。鎌倉時代の建物。
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観音堂の表側に回るために鳳凰堂の方まで少し戻ります。
観音堂の直ぐ横にある藤棚。
5月には綺麗でしょうね。 -
ちょうど内部観覧が終わったところのようです。
中から人が出てきました。
次の組の人がたくさん待っていました。
僕達の組はまだまだ先です。 -
観音堂の正面に戻りました。残念ながら近づくことはできなかったですが、鎌倉時代初中期の特徴を持った建物だそうです。
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阿字池の南を正面まで来ました。
国宝平等院鳳凰堂です。 -
同じく鳳凰堂
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同じく鳳凰堂。
最近メンテナンスがあったので朱色が非常にあだやかになっています。 -
鳳凰堂のすぐ真南まで来ました。
鳳凰堂は水の中に浮かんでいるんだと思ってましたが、この日は水が少なかったのかな?
この南側の建物が南翼廊。 -
南翼廊の向かい側に平等院ミュージアム鳳翔館があります。
この中に入ります。
この中は撮影禁止。
平等院の国宝や重要文化財がほとんどこの中に集められています -
鳳翔館は下から入って上に出る構造になっています。
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鳳翔館の出口に鐘楼があります。
平等院の梵鐘は日本三名鐘に数えられる鐘身に施された装飾が美しい梵鐘です。
この鐘楼の梵鐘は昭和時代に作られた模倣品。
本物は鳳翔館に飾られています。 -
まだ時間もあるので鐘楼の前にある茶房藤花でちょっと休憩をすることにしました。
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宇治抹茶650円を注文。
お菓子付きでこの値段です。
休憩にはこの苦さがなかなかいいです。 -
鐘楼から阿字池のほとりに降りてきました。ここから水面に映る鳳凰堂が非常に綺麗でした。
平等院の残り半分を見ていきます。 -
鳳凰堂の横を西側に向かっていきます。
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鳳凰堂の裏側。
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鳳凰堂の西側にある浄土院です。
室町時代に平等院修復のために開創した寺と伝わっています。 -
浄土院の隣にあるのがこちら養林書院です。こちらは重要文化財。安土桃山時代の1601年に伏見城から移築したと伝えられています。
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江戸時代1640年に建立された浄土院羅漢堂
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鎌倉時代に作られた石造層塔
全て花崗岩で作られた石塔です。
隣の敷地にいきます。 -
隣の敷地は最勝院。
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最勝院不動堂です
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不動院の前にこの石塔があります。
これは扇の芝で切腹した源頼政のお墓です。 -
北翼廊に帰ってきました。ここで時間を待って鳳凰堂の中を見学します。
見学時間は15分程度。
鳳凰堂の中堂には国宝本尊阿弥陀如来像が安置されています。 -
平等院の見学終了です。
平等院にいた時間約2時間。
鳳凰堂の中を見るために1時間強待ちました。 -
宇治にはもう一つ世界遺産があるのでそちらに向かいます。
平等院の東を流れている宇治川に向かいます。 -
この橋で宇治川を中州まで渡ります。
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橘橋と言います。
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中州からはこの赤い橋で対岸まで渡ります。
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渡ったところにある神社が宇治神社。
ここは重要文化財に指定されています。
世界遺産はここではないので参拝は後回し。
このまま川沿いに進みます。 -
宇治は源氏物語の宇治十帖(最末尾にあたる第3部のうち後半の橋姫から夢浮橋までの十帖)の舞台になったところ。
光源氏の銅像があります。
僕は行きませんでしたが、宇治市源氏物語ミュージアムというのがあります。 -
宇治二つ目の世界遺産を目指します。
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到着しました。世界遺産宇治上神社です。
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創建年代などは明らかになっていないようです。宇治川を渡ったところにあっと宇治神社と二社一体の存在。明治以前は宇治上神社は「上社」・「本宮」、宇治神社は「下社」・「若宮」と呼ばれていました。
この橋を渡るとすぐ本殿に入る小さな神社です。 -
橋渡ります。
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拝殿です。国宝に指定されています。
鎌倉時代の建築で寝殿造りの遺構です。
本殿の前にあります。 -
春日大社でおみくじ引かなかったので初おみくじを引きました。
小吉。
まずまずいいんじゃないんでしょうかね。 -
桐原水
宇治七名水で唯一現存する水だそうです。
今は手を清める水になっています。 -
本殿です。
平安時代後期の建物で日本の神社建築としては最古のものです。
これで宇治上神社は1周しました。 -
門をくぐらなくても通りに出れました。
そこに世界文化遺産の石碑が。 -
宇治川まで戻ってきました。
駅の方まで戻ります。 -
ちょっと平等院の方まで行ってみます。
紅葉越しに鳳凰堂が少し見えました。 -
宇治橋西詰交差点まで戻ってきました。
2階の窓のところに抹茶カルボナーラという気になる文字が。。
昼ごはん決定! -
2階は宇治橋レストランあむざさんという名のレストランです。
階段で上に上がります。 -
階段上ったところの入り口。
レストランの入り口に見えませんが。 -
窓際はカウンター席になっていました。
一人ですからね。カウンター席に座ります。
宇治橋がよく見えます。 -
時間は1時を回ったところ。
平等院に時間かけすぎちゃったんだよねー。
延暦寺は無理だわなぁ。
仕方がない醍醐寺で終わりにするか。初日に続き計画変更です。
ということを理由に残念に一杯。(^皿^) -
抹茶カルボナーラランチを注文しました。
このプレートの後にメイン -
抹茶カルボナーラ登場!
クリーミーでなかなか美味しい!! -
デザートの抹茶ケーキ、抹茶シフォンケーキ、抹茶羊羹と宇治抹茶のグリンティー。
このボリュームで確か1500円だったかな。
宇治駅から六地蔵駅まで移動します。 -
13:55宇治発のみやこ路快速で六地蔵駅まで移動します。
この日も伏見稲荷の初詣客の影響で電車は5分遅れ。
六地蔵着は14:05。
みやこ路快速は221系電車。 -
六地蔵駅を外に出ます。
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地下鉄東西線に乗り換えです。
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14:11発太秦天神川行に乗ります。
醍醐駅まで2駅。
14:18到着です。
50系電車で運転。 -
バスがあると聞いていたのでバス停に行ってみたんですけど、14分にバスが出たばっか。
歩きことにします。 -
地下鉄醍醐駅に隣接しているアルプラザを通り抜けて裏側に行きます。
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ただいまアルプラザ地上階を移動中。
両サイドは店舗入り口。 -
アルプラザの2階から遊歩道がありここを歩くと醍醐寺に向かえます。
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ウォーキングデッキを降りると団地の真ん中に。
ここを真っ直ぐ抜けると -
醍醐寺に到着です。
醍醐寺に入ってすぐ左手に三宝院庭園があります。
三宝院庭園は豊臣秀吉の醍醐の花見が行われたところです。 -
秀吉の死んだ翌年、1599年に建てられた国宝三宝院唐門。
黄金の豊臣家五七の桐の家紋があしらわれています。 -
醍醐寺本堂に向かいます。僕が20代後半に一度桜見に来て以来の醍醐寺です。
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西大門(仁王門)をくぐって中に入って行きます。
江戸時代1605年に建てられた門です。
重要文化財。 -
仁王門にある重要文化財金剛力士像。
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1134年建立の重要文化財。
奥に進みます。 -
室町時代の1517年に建立された清滝宮。
重要文化財です。 -
この旅二つ目の五重塔、国宝醍醐寺五重塔。
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木の鍼や柱の組みつけが精巧で素晴らしいです。
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醍醐寺の金堂。ここも国宝です。
なんと平安時代の建物。 -
中に収められているのは重要文化財の薬師如来。
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不動堂。
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祖師堂
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観音堂。旧大講堂です。
この観音堂を中心に広がる、林泉及び弁天堂、地蔵堂、鐘楼、伝法学院等を総称して大伝法院と呼びます。これら諸堂は、醍醐天皇一千年御忌を記念し、昭和5年造築されたもの。 -
大伝法印はこの林泉の周りに広がっています。
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高いところにある祠は弁天堂です。
下醍醐の伽藍を見て終わりにします。
まだ山の上に上醍醐の伽藍があります。
三宝院に向かいます。 -
三宝院にはこの門から入ります。
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国宝三宝院表書院です。
この中から三宝院庭園をいることができます。
豊臣秀吉が設計したものすごく綺麗な庭園ですが、撮影禁止です。
これで世界遺産醍醐寺参拝は終了。 -
地下鉄でホテルに戻ります。
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東西線で烏丸御池まで行きここで烏丸線に乗り換え四条駅に向かいます。
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ホテルに到着してちょっとゆっくりしたら、ホテルのすぐそばのお好み焼屋さんで夕食にすることに。
花たぬきさんで夕飯をいただくことにします。 -
ビールを中ジョッキで。
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豚玉お好み焼きを注文。
この日も美味しい夕食でした。
翌日は比叡山延暦寺見学して京都を南から世界遺産を順々に見ていきます。
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