2012/08/23 - 2012/08/23
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amstrobryさん
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6日目。今回の北海道旅行のメインテーマ、礼文島8時間コース。4月は残雪で失敗したので今回こそやり遂げたいと。幸い天気も曇時々晴、ベストではないが踏破可能な気象条件となってくれた。
6日目
香深7:37~スコトン8:43 8時間コース
スコトン~ゴロタ岬~鉄府~澄海岬~
西上泊~召国分岐~アナマ~宇遠内~香深井 8時間コース終点
香深井~礼文林道入口~礼文滝分岐~
ウスユキ草群生地~林道元地側入口~香深
三井観光ホテル宿泊
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 JALグループ JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩 バイク
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
6日目。今日は8時間コースを走破する。
ホテルから路線バスに乗り終点スコトン下車。スコトン岬には8:40頃到着した。 -
乗ってきたバスが遠ざかっていく。
8時55分、8時間コーススタート。 -
フェリーターミナルまで27kmの看板。初めはアスファルトの車道を通る。
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すぐに海岸線の道に至る。砂利道だが軽トラくらいは通れそう。
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海岸を眺めながら。コースは始まったばかり。
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スコトン岬から2.5km。ここから高山植物の生える山道がはじまる。9時23分。
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8月下旬の時期ながら歩道脇には高山植物の花が咲く。
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ゴロタ岬に向けて丘をどんどんと登っていく。
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雲が多いが青空も見られる。
とりあえず曇らなくてよかったところ。 -
振り返ればスコトン岬とトド島が見える。
この風景、序盤の絶景ポイントだと思う。 -
こちらが4月の時の写真。上の写真とほぼ同じ位置から撮影。4カ月でだいぶ草花が生い茂るものだと感じた。
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だいぶ高度を上げてゴロタ岬に到着。9時37分。
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ゴロタ岬からの風景。
今日は利尻山も見える。これから西海岸に沿って8時間コースは続く。 -
ゴロタ岬からの風景。
これから進む西海岸の風景。 -
ゴロタ岬からの風景。
山の稜線部分がコース。木々が生えていないから視界が抜群に良い。 -
ここにもちいさな花が咲いていた。
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ゴロタ岬を過ぎた後もスコトン岬にトド島が見られるポイントが。
この風景は絶景である。 -
ゴロタ岬からは下り中心のコース。
ここまでアップダウンはあるがそれほど疲れない。 -
コースは鉄府の集落に向けいったん海岸線まで下っていく。
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一気に海岸線まで降りていき、海岸線沿いの平坦なコースを進んでいくと手っぷの集落に着く。
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海岸まで降りてきた。
スコトン岬4.0km。鉄府1.5km。時刻は9時59分。 -
一気に下りてきた。階段が続いている。
だいぶ高いところからおりてきたと思う。 -
海岸沿い。ここも軽トラが通れそうな道幅。
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鉄府の集落に。ここから丘を越えるとスカイ岬に至る。
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鉄府集落を抜けると今度はスカイ岬に向け再び丘をこえることになる。
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これまでと似たような道で丘を越えていく。
この丘を越えるとスカイ岬が見えてくる。 -
丘を越えいったんアスファルトの道を歩いてスカイ岬の駐車場に到着。
ここから遊歩道を進むとスカイ岬に到着する。 -
スカイ岬に到着。10時53分。
うっすらと雲がかかっていて青空がかろうじて見えるコンディション。 -
天気はきわどいけどうっすらと青空は見えている。
昨日の方が天気は良かった。 -
8時間コースはここからが本番となる。
コースがより険しくなり、森の中のコースなども始まる。
前回、雪道で迷ったことを思い出し、気を引き締める。 -
8時間コースを続けるためスカイ岬出発する。10時56分。
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スカイ岬からは浜中からの合流点を目指す。
スカイ岬、西上泊まりの小集落の裏手より丘のコースが続いている。 -
ここから香深井までの13kmが正念場。車道がなく、エスケープルートもないので断念するときは引き返すしかない。コースもアップダウンはもちろん、森あり海岸線ありとバラエティに富んでくる。
ちなみに引き返す場合はコースを逆コースに進めば浜中地区に出られる。 -
前回の4月はここから残雪との闘い。アナマ2kmの看板を過ぎたあたりでコースを見失ってしまった。
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4月の風景。このあたりはコースが明瞭だったとはいえ、この時点であきらめないといけなかった。
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雪がないと、見晴らしの良い絶景が広がる。
この付近は木々も生えていない笹原で見晴らしがよい。 -
最初のうちはコースに電柱が寄り添う。召国集落分岐までは自動車も通れそうな道幅のコース。
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急こう配もなく歩きやすい道が続いている。
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スカイ岬の眺望もよい。展望台が見える。
さらに奥にはゴロタ岬、トド島も見えている。
なかなかの風景。 -
電柱と並行するコース。
点在する各集落へ供給しているのだろう。 -
再びスカイ岬方向を眺める。
海を見ながらのコースはなかなかのもの。 -
徐々に森林地帯が近づいてくるがまだまだササ地帯で視界が良い。
森に入るまではアップダウンを繰り返しながらササ地帯を進む。 -
召国分岐というポイント。アナマまで5.9km。11時38分。
召国という集落へは海岸に向けた下り道が伸びている。 -
召国分岐を過ぎると電柱とはお別れ。まもなく森が近づいてくる。
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後ろをふりかえる。
広大な丘陵地形が広がっていた。 -
ひたすら歩いていく。奥の方に森が見えており、いずれ突入することになる。
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右手の海が絶景。この付近は天気も良い。
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道幅は狭くなり、笹が左右に迫っていた。
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4月、上の写真とほぼ同じ地点。雪があるとほぼコースは別物。
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海岸風景、森、クマザサ地帯を繰り返していく。
適度な日差しを受けながら進むと気持ちがいい。 -
アナマ約4km、ウエンナイ約5kmの看板。11時48分。
だいぶ森が近づいてきた。 -
このあたり4月はところどころ雪があった。迷うほどではなかったが。
基本的には森に向けて下っている感じである。 -
それにしても4月時点では想像がつかないくらい笹が生い茂っている。
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笹の背丈も高くなり、海岸線から内陸部に入る。
このあたりからはしばらく眺望が狭くなっていく。
コースは森の中に進んでいる。 -
今思えば長袖で行動したほうがよいかも。マダニとか。
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森の中に突入。
これまでのコースから雰囲気ががらりと変わる。 -
最初の森はいったん抜けるがまたすぐ森の中に入る。
森と森の合間のササ地帯。ササが濃い。 -
笹が深く、コースをおうのがやっと。水の音が聞こえるので脇を川が流れているようだ。
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森の中。3D地図を見るとこのあたりは丘と丘の間の谷間を進んでいるようだ。
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笹の深い森の中。この辺、今度はササでコースを見失うか不安になった。実際は大丈夫だったが。
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ここは4月の時も記録した。ウエンナイ4km。12時16分。
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こちらが4月。アングルは異なるとはいえ、もはや別のコース。
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ここが4月に記録した最後の看板。アナマ約2km、ウエンナイ約3km。12時18分。ここから先は前回どこで道を見失ったかを検証しながら進む。
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このあたりは雪を踏みしめながら進んでいた。
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少しだけ登りとなり森を抜けた。海が見える風景。4月の時は雪との闘い、滑落が怖かった。
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4月の風景。この辺は雪がないが、基本的に足場は雪だった。
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8月にもなればコースは明瞭。海も絶景。
この辺はトラバース気味のコースだ。 -
4月の写真。上の写真とアングルも違うし撮影場所も違うかもしれないが正面に見える山の地形が上の写真と一致。斜面に残る残雪がコースを覆い尽くし、足元も斜めに。滑ると滑落するので崖にはりつくように、細い木々を手すり代わりに進んだ場所。この辺から動くのに必死で首にかけていたカメラをリュックサックの中にしまっていたので記録が少ない。
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ここも4月に通った記憶あり。右に折れる部分が谷になっていて、ちょうど谷間に巨大な残雪の壁がコースをふさいでいた。これをこえるために斜面の上部から雪の塊をこえたのだが、危険な思いで必死だったので写真記録は無し。今回は難なく歩く。
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4月にコースを見失ったと思われる有力な場所。この付近になると地面は完全に残雪で覆われていて笹も隠れていた。写真では中央から左斜め上に向かって細いコースが伸びている。ところが残雪でコースが隠れ、左に進路を変えながら登りを進む道に気づかず、広くあいている右方向に進んだとみられる。右方向は下りで、ちょうどコースを喪失したと判断したときも下ったあとだったので記憶している状況に当てはまる。この付近、4月の検証のため1分に1枚以上の割合で記録していてここが一番疑わしいので掲載。
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2016年9月になってわかったが、このまま頑張ってコース外を下っていた場合、先ほど通ったV字谷の海岸部に突っ込んでいたと思われる。
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笹の生い茂る森の中を進んでいく。4月に引き返したところを越えたような気はしていたが、今度はササ迷いがありそうで怖い。
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とにかく笹がすごい。
笹が体に触れる。 -
4月はこの看板までは来ていない。前回を越えたことを確信。アマナ約1km。ウエンナイ約2km。12時40分。
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森の中でかつ笹などの植物の繁茂がすごい。この写真、中央左寄りにまっすぐコースが伸びているがパッと見わかりづらい。
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しばらく森の中を進むとようやくひらけたところに。このあたりがアナマ。
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4月は引き返して正解だったと。どのみちここまでのどこかで雪に阻まれていたはず。
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アナマに到着。12時49分。このあたりは平坦な砂利の広場となっている。
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スカイ岬・西上泊から続く長かった山道もここから先、海岸に下りる道で終わり。ここからは高度を下げていく。
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森の中再び。礼文島はかつて森林におおわれた島だったが、山火事により島の大部分が現在の草原のような山肌になったとか。現在、一部で植林事業が行われていて数十年後には今とはまた違った風景になっているかもしれない。
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森を抜け、より海に近くなってきた。
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とにかく下っていく。
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突き当りにさしかかる。
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この先、急坂となっていますという看板が
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本当に急だ。ロープが張ってある。滑らないように慎重にくだる。
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ここをくだると海岸に下りられる。
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海岸に下りた。ウエンナイまで1.2km。13時11分。
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ここからウエンナイまでは海岸沿いを歩く。特に道はなく歩けるところを歩く感じ。
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すぐそばまで波が迫ってくる。満潮時やしけの時はここで足止めを食らう恐れも・・・。
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かたい岩で歩きづらい。
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途中、コンブが干してあったりと西海岸での漁業の営みが感じられた。
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ウエンナイの集落が見えてくる。
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ウエンナイ到着。13時40分。10件程度の小集落。自動車が通れる道はなく、観光客は徒歩か船でアクセスする。先ほど干してあったコンブはおそらくここの集落のものかと。
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ここでは1軒の食堂が営業している。
道路が通っていない環境で営業している点に感銘を受ける。 -
宇遠内にて西海岸に別れを告げる。進路は左手、森を抜ける道を通り8時間コースのゴール地点である香深井を目指す。島を横断するコースとなり途中小さな山越えがある。
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13時42分。海岸に背を向けて残り約2kmの行程を進む。
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西海岸から対岸の海岸方面へ。再び森の中を抜けていく
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島の東側と西側を隔てる山を越えるためか徐々に高度が上がっていく。
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地面は結構かため。
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さらに高度が上がる
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森の中に入りました。ここも4月は雪の中だろう・・・
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結構深い。ここも4月の時点では通れなかった可能性が高い。
アナマ手前で阻まれたのが良かったとしかいいようがない。 -
森と森の間のひらけた部分
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再び森に入る。
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ひらけた部分を繰り返し進んでいく。
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ウエンナイ1km、礼文林道2km。14時5分。いよいよフィナーレ
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今度は下り坂。ピークは過ぎたということだ。
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14時25分8時間コースの終点、香深井に到着。8時55分開始で総時間5時間30分だった。
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特にコース終点を案内する看板がないのが残念だが、とにかく達成した。距離が長い分、多様性に富み面白いコースだった。
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14時40分。8時間コースから引き続き礼文林道コースを行く。ここからホテルまでは約8km。今日歩いた総距離のうち約3割がこれから歩く部分であるということは後で気づいた(8時間コース踏破=今日の歩きはほぼ終わりということではない)。
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道幅も広く、昨日もここを通ったので安心感はある。
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歩きなれた道なので気が楽。
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徐々に高度を上げていく。
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視界もよくなってくる。そういえば昨日もこの道は通ったのであった。
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礼文滝分岐を通過
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自動車も通れる林道。歩きやすい
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ゴールに向かってひたすら歩く
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まもなくウスユキソウ群生地に着く
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眼下に港が見える
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曇っているが今日の利尻山は完璧な眺望。
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後ろをふりかえる。今日歩いてきた道は奥に見える山のどれかか。
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ウスユキ草群生地付近、散策専用のコースもあるのでそちらへ
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車道よりも高い位置をあるく。
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絶景
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絶景。丘の尾根上の道で視界が良い。
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利尻山も絶景。
曇り空なのに全景が見えている。 -
礼文林道に並行する星の丘とよばれるコース。林道よりも見晴らしがよい。
※2016年現在、廃道になりました。 -
本当のゴール、香深港が眼下に見える。
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西海岸の絶景をふりかえり見る。
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絶景に満足し、林道に復帰する。
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林道に下りた
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こういった空模様もよい
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礼文林道を下り始める。林道の元地側入り口が近づいてくる。
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高度が下がり、海が見えなくなると森の中へ
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切れ間から利尻山
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久しぶりのアスファルト道路。礼文林道終点。15時54分。
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ここから香深港までは2km。ゴールはもうすぐ。
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ホテルのある香深地区に。今日は歩ききった。
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無事に香深港に到着。16時20分。長い長いトレッキングが完了した。
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今日の宿も三井観光ホテル。
8時間コースにゆとりを持たせるため礼文島宿泊としたが、今日のペースなら稚内行のフェリーの時間に間に合った。 -
ホテルの客室から。
4月に残雪により断念した8時間コースも今日、とうとう成功した。
前回引き返した先のコースがどんなものかもわかり、とにかく歩ききった。
礼文岳も登り、これで礼文島のトレッキングはほぼ達成した。 -
三井観光ホテルの夕食。
連泊だが前日とは違う料理を味わうことができた。
お酒の方もサッポロクラシックではなく日本酒にしてみた。
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