世界遺産「モスタル旧市街の石橋と周辺」

2015/07/10 - 2015/07/18

ボスニア・ヘルツェゴヴィナは旧ユーゴスラビアの一部でした。
1990年代前半のボスニア・ヘルツェゴヴィナ紛争は記憶に残っている人が多いのではないでしょうか。

ボスニア・ヘルツェゴヴィナにモスタルという町があり世界遺産に登録されています。
ヨーロッパにいながらオリエンタルな雰囲気を味わうことができます。

エリア モスタル(ボスニア・ヘルツェゴビナ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 4.0

スターリ・モストと呼ばれる石橋に向かって旧市街を歩いて行きます。
通りには土産物売り場やレストランが建ち並び、とても良い雰囲気でした。

しばらく歩くとスターリ・モストに着きます。
ネレトゥヴァ川が中央を流れ、その両岸をアーチを描いた橋でつながれている町です。

橋が象徴的な町ですが、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ紛争中の1993年11月に破壊されてしまいました。
当時の状態を撮ったポストカードが売られていました。

1990年代前半の様子です。

平和を望みます。

その後、ユネスコの協力で2004年に復元されました。

紛争の時に空爆を受けた建物がそのまま残されていました。

忘れてはいけないということでしょうね。

町はオスマン朝の影響が残っていて、ヨーロッパにありながらトルコのような雰囲気を感じることができます。

橋の両側には塔があるアーチ橋です。

ネレトゥヴァ川を挟んで東側がムスリム人、西側がクロアチア人と住み分けがされています。

結構な高さがありましたが、ここから飛び込むというパフォーマンスをする人もいました。
暑いからか、川で泳いでいる人もいました。

橋を渡ってムスリム人エリアに入りました。
スターリ・モストを眺めながら歩くと、コスキ・メフメット・パシナ・ジャーミヤに着きます。

1618年に建てられたイスラム寺院です。
キリスト教の教会ばかり見てきたので、イスラム教のモスクを見るととても新鮮さを感じることができました。

さらにしばらく歩くと、トルコ人の家と呼ばれる所に着きます。

観光客がよく訪れる場所のようです。

ヨーロッパにいるということを忘れてしまいそうな雰囲気です。

他のヨーロッパの町とは雰囲気が違いますね。

平和の大切さを感じました。